【himeko連載】ワインエキスパート宮嶋那帆の乾杯ごはん「うな辰」

実は相性バッチリ!鰻×ワインの素敵な組み合わせ
店の奥から、鰻を焼く香ばしい香りが漂う店内。ここは5月10日にオープンしたばかりの鰻と酒の店「うな辰」。店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル席だけでなく、カウンター席にあり、昼はうな重メイン、夜は一品料理なども楽しめる鰻居酒屋のような新しいスタイルの鰻屋さんです。

ここで食べられるのは「関東焼き」の鰻。国産の鰻を使用し、捌きから最後の焼までこだわり抜いた調理法で仕上げます。特に関東焼きは「蒸した後に焼く」という工程のため、皮がパリッとなりにくいそうですが、丁寧に時間をかけてギリギリのところまでしっかりと焼くことで中はふっくら、まわりはパリッと仕上がるのだそう!
今月の1杯
自然派ワインのみくらべ3種(2,500円)

フランス、アルザス地方のワインでサヴァニャン・ローズを使用し、色々な年を混ぜたワインに2019年の果汁を加えて再発酵させたもの。種類の入れ替えも早く、来る度に色々なワインが楽しめます!
今月の一皿
うな重特上(3,900円)

中はふっくら、皮はパリッ。特性タレが甘すぎないので、さらっと食べることができます。わさびは塩で頂く、白焼き重も気になるところ。ぜひ両方味わってみてください!
那帆のワイン豆知識
愛媛では珍しいコイン式ワインサーバー

最近都会では導入されているお店も多いそうですが、愛媛ではまだ数件程度。コインを入れると60~70mlの少な目の量のワインが注がれるので、飲み比べに最適です。お料理に合わせて、好きなときに好きなものを選べるのもいいですよね!「うな辰」さんでは、お店が落ち着いている時間であればサーバーのみの利用もOKです。