"予土線"を応援しよう!!
開通50周年を迎えたJR予土線を次の半世紀へ! 県民みんなで乗って、行って、楽しもう
暮らしに、観光に大活躍
昭和49年(1974)、愛媛県と高知県を結ぶJR四国の単線非電化鉄道「予土線」が全線で開通し、今年で50周年を迎えました。宇和島市の北宇和島駅から黒潮町の川奥信号場まで、山間を走る全長72・7kmのルート。大正時代には路線の一部に私鉄が開通しており、山から切り出した薪を乗せて松丸駅から宇和島駅へ運び、宇和島駅から海産物を乗せて戻る…と、地元の人たちの生活を支えていました。
周辺には高校があり、現在も地域の貴重な交通機関として活躍。のどかな田園風景や四万十川の流れをゆったり楽しめる癒しの路線としても愛され、特にトロッコ列車は観光客に人気です。
守りたい、地域の大切な足
地域の暮らしを支え、地域の大切な足として守られてきた予土線ですが、急速な人口減少やモータリゼーションの進展により、利用客が減少。予土線が末永く維持されなければ、のどかに走る列車、車窓から見える美しい景色など、予土線ならではの魅力が失われ、二度と取り戻せなくなるかもしれません。
そこで沿線地域では予土線を守るため、自治体だけでなく、高校生たちや道の駅などが中心になってさまざまな取り組みを行っています。
問合せ/愛媛県南予地方局地域政策課
TEL/0895-28-6143