
日常を少し離れた場所には、ゆったりとした時間が流れています。愛媛の離島には、懐かしさと新しさが溶け合う魅力がいっぱい。
日帰りでも気軽に楽しめる“えひめの離島”。非日常を感じる旅に出かけてみませんか?
今回は中予エリア・松山市にある自然豊かな島【興居島】の魅力についてお届けします。
松山市・興居島へのアクセス

伊予鉄道 高浜線「高浜駅」すぐそばの高浜港よりフェリーに乗船してアクセスできます。1日14便運行しているのでアクセスの良さも◎!
<運賃(片道)>
・大人300円
・小人150円
※乗船券は船内で購入することができます
【SPOT01】島の駅ごごしま

今年の4月、興居島の玄関口・由良港前に新しい島のランドマークとしてオープンした総合観光施設です。


おすすめ観光スポット案内やレンタサイクルの他、ひじきやみかんジュースなど島の特産品も豊富に揃います。最近は釣りのレンタルセットの貸し出しもスタートされたそうです。

興居島といえば、大人気のひじき缶!お土産にもちょうどよく可愛らしいパッケージが目を引きます。

興居島で採れたレモンを使ったフィナンシェ(各330円)も人気です。

島の駅ごごしまのシンボルマークが施されたオリジナルのかみかんジュースなども販売されていました。

興居島レモンジェラート(500円)
島散策の休憩やフェリーの待ち時間に、ソフトクリームやジェラート、レモンサワーを楽しむ人の姿も。

レンタサイクルできる自転車は電動アシスト付きやクロスバイクなど種類も様々。
<由良港の場合>
「島の駅ごごしま」にて受付します。
<泊港の場合>
船員の方にお声がけし、フェリー内にて受付してください。
■島の駅ごごしま
住/松山市由良町1215-5
☎/090-8427-5540
営/10:00~17:00
休/無
P/無
HP/無
電子決済/可
【SPOT02】島うどん

由良港から徒歩2分、目の前に海が広がる絶好のロケーションのうどん屋。

店内はカウンターとテーブル席、店外には開放的なテラス席が用意されています。
ここの名物は興居島産のひじきの天ぷらが主役の「しまうどん」。

しまうどん(800円)
添えられた生わかめや大葉も島で採れたもの。カツオといりこで取った優しい味わいのダシに、程よいコシのうどんがよく合います。
ひじきの天ぷらは単品でも注文でき、他のうどんメニューと組み合わせるのも◎。
■島うどん
住/松山市由良町1042-6
☎/090-1663-5540
営/11:00~16:00
休/木曜
P/有
HP/無
電子決済/可
【SPOT03】しまのテーブルごごしま

廃校になった小学校を活用した島のプラットフォーム。現在は土・日曜を中心に営業しており、カフェではフレンチ仕込みのカレーを目当てに、島内外から多くの人が訪れます。
アートや音楽イベントも開かれ、島の魅力を発信する交流の場としても親しまれている。

広い校庭を活かしてBBQを楽しむこともできます!(予約制)
■しまのテーブルごごしま
住/松山市泊町618-10
☎/090-3780-3960
営/11:00~17:00(営業日はHPにて告知)
休/月~金曜
P/無
HP/有
電子決済/不可
【SPOT04】gogoshima beer farm

横浜から移住した南雲さん夫婦が営む、築150年の古民家を活用したブルワリー。かつて島の篤志家が暮らしていた古民家をリノベーションしたそうです。

地元農家が丁寧に育てた農産物を使用するなど、地産地消とサステナブルなビール造りに取り組んでいます。
タップルームも併設されているので、手作り料理とともにできたてのビールが味わえるのも魅力です。

サーバータップは、木工作家が手掛けた一つひとつ形が。

花本農園(グラス・缶ともに880円 ※店頭価格)
■gogoshima beer farm
住/松山市由良町803-1
☎/無(問い合わせはHPから)
営/11:00~17:00
休/営業日はInstagramにて告知
P/無
HP/有
電子決済/可
【SPOT05】cotton john coffee(コットンジョンコーヒー)

“毎日飲める甘く柔らかい珈琲”を届けたい-そんな想いから生まれたコーヒースタンド。

ドリップコーヒー(550 円~)

あんバターア フォガード(730円)

テイクアウトはもちろん、常時約10種類の豆を揃えて、好みに合わせてセレクトしてくれます。
自家焙煎のこだわりの一杯を、海を眺めながら味わう至福のひとときを楽しんでみてはいかがですか。

お土産に連れて帰りたくなる、可愛らしい缶バッジなども販売されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
■cotton john coffee
住/松山市由良町1166
☎/089-961-3151
営/10:00~17:00
休/水曜、不定休あり
P/無
HP/有
電子決済/可
▶cotton john coffeeのInstagramはこちら
宿泊施設も増加中!

興居島には素敵なゲストハウスが続々と増えています。
今回おすすめするのは「GuestHouseYULLAT -ユラット-」さん。由良港からほど近く、“遊んで泊まれるゲストハウス”をコンセプトに古民家をリノベーションした1棟貸しの宿です。
Yogiboのあるリラックスルームをはじめ、卓球台やゲーム機も備わっており、家族や友人と気兼ねなく楽しむことができます。
■GuestHouseYULLAT -ユラット-
住/松山市由良町1170
☎/090-1170-3013
営/IN15:00~/OUT~10:00
P/有
お試し移住できる施設も!

興居島への移住を検討している人が、最長3年間お試しで移住を体験できる施設「ハイムインゼルごごしま」。
島の人々と島外から訪れる人々との交流を促し、定住人口の増加など、地域の活性化を目的としている。住居は1LDKの間取りで、全区画に約100平方メートルの農園付き。
■ハイムインゼルごごしま
住/松山市由良町873-1
☎/089-948-6816(松山市 まちづくり推進課)
※2026年3月末まで満室予定
中予にある他の離島もチェック!

松山市沖に位置し、高浜港から高速船で約30分、フェリーで約1時間でアクセスできる忽那諸島最大の島「中島」。
夏場は、海水浴客で賑わいます。また、瀬戸内特有の気候を活かして柑橘栽培が盛んに行われており、離島における果樹栽培の生産量は国内有数を誇ります。

「ほしふるテラス姫ケ浜」などの宿泊施設もあるので、泊まりがけで楽しむのもおすすめです!
松山市・中島へのアクセス
中島へのフェリーは1日5便運航しています。時刻表や乗り場などの詳細は中島汽船のHPをご確認ください。
<運賃(片道)>
・大人910円
・小人460円