歯を最高の状態に導く自費診療
歯を知れば、人生が変わる!
インプラントをはじめ、先進技術を駆使した高度な歯科治療を行っている中平先生に、 タウン情報まつやまの女性読者組織“himeko”たちがインタビュー。 患者一人ひとりに合わせた質の高い治療を提供するため、自費診療での歯科治療に注力する先生の、歯科医療への思いを伺います。
Vol.5 マウスピース矯正
【右】松山中平歯科クリニック/院長
中平 賢吾院長
2014年神奈川歯科大学卒業。その後、同大学大学院で歯髄生物学を専攻し、歯学博士を取得。インプラント治療のスペシャリストである父親のクリニックを引き継ぐ形で2017年開業。
【左】himeko/
寺岡 凜さん
愛媛県久万高原町出身。NHK松山放送局、イベント会社を経て、現在はフリーアナウンサーとして司会、リポーター、ナレーションなど幅広く活躍。
「見た目とかみ合わせをバランスよく整えることが、QOLの向上につながります」
【寺岡凜さん(以下、寺岡)】
マウスピース矯正はどんな治療ですか?
【中平先生(以下、中平)】
少しずつ歯が動くよう設計されたマウスピースを歯に装着し、1週間ごとに交換して歯並びを改善する治療です。
【寺岡】本当につけるだけで、ちょっとずつ動いていくんですか?
【中平】そういうことです。歯科医師でないと取り外しができないワイヤー矯正に対して、マウスピース矯正はご自身で取り外しができます。例えば食事のときは取り外せるので、普段と変わらず食べられます。
【寺岡】ワイヤー矯正だと、食べ物がワイヤーに引っかかって食事の際に気になるという人もいますが、そういう心配がないのはいいですね。
【中平】マウスピースは1日20時間以上装着するという制約はありますが、食事や歯磨きのときは取り外せるので、ホームケアもいつも通り歯磨きをするだけで構いません。ワイヤー矯正の場合、ワイヤーの間を歯間ブラシでお掃除するのもなかなか手間がかかりますし、ワイヤーをするとフロスがとても通しづらいんですよ。それで歯と歯の間が虫歯になることが多いですね。
【寺岡】マウスピース矯正は何歳ぐらいから始められるんでしょうか。
【中平】小学1〜2年生頃から始めるお子さんもいますね。小学生から始めると、顎の成長と共に歯を並べることができます。年齢を重ねると歯は動きにくくなるので、矯正を始めるなら早いほうがいいですね。
【寺岡】マウスピースの着け心地も気になります。
【中平】1週間ごとにマウスピースを交換し、0.25ミリずつ動いていくので、そこまで痛みを感じない方のほうが多いですね。ワイヤー矯正の場合は1カ月ごとにワイヤーを締め直すのですが、その直後はかなりの激痛が走るんです。締め直した後はもう本当に何も食べられないという方もいるほど。マウスピースの場合はそういう痛さはないですね。あまりにも痛い場合は、マウスピースを何時間か外し、落ち着いてから装着すれば、また問題なく使っていただけます。
【寺岡】痛いときに外せるというのは、一つ安心材料ではありますね。矯正期間は、マウスピースとワイヤーで異なるのですか?
【中平】期間に関してはマウスピースもワイヤーもほとんど変わりません。マウスピース矯正のメリットとしては、あらかじめ期間を具体的にお伝えできること。最初にコンピュータ上でシミュレーションを行い、歯並びの動き、どのくらいの期間でこうなるかというのを事前に確認いただいた上で、納得して進めることができます。
【寺岡】ビフォーアフターが見えちゃうんですね。
【中平】そうなんですよ。最終的な形を理解しながら進めることができるので、安心感はあると思います。当院はインビザラインという矯正装置を使用しているのですが、この装置だとシミュレーション上でCTのデータを重ね合わせることができるんです。骨の位置を確認した上で歯を動かすこともシミュレーションできるようになったので、より安心で安全な矯正が進められるようになっています。
【寺岡】マウスピース矯正を行っている歯科医院って最近増えていると思うんですが、だからこそクリニック選びが大事だなと改めて思いますね。
【中平】そうですね。当院では矯正はもちろんほかの治療に関しても質の高い治療を心がけています。例えば歯を失った方の治療を行う場合、先に矯正で歯の位置を綺麗に整えてからインプラントをします。矯正だけ、虫歯だけという単発的な治療ではなく、最終的なゴールに向けてトータルでプランニングしていくことがとても大事なんです。矯正に関しても、ただ歯並びが良くなったらOKではなく、何よりもしっかり噛めることに注力して並べていく必要があります
【寺岡】噛み合わせの部分ってすごく大切なんですね。中平歯科さんの他院との違い、強みを教えてください。
【中平】やはりお口の中全体を見て治療できるところでしょうか。矯正、インプラント、被せ物、虫歯治療などをトータルで考え、複合的な治療ができるのは当院の強みだと思います。例えば矯正だけで綺麗な噛み合わせにするのが難しい場合には、矯正と被せ物の治療を併用することもあります。当院では最初にさまざまな検査を実施し、その結果から患者さんの理想の噛み合わせに近づけていきます。
【寺岡】矯正はここの歯医者さんに行って、でも虫歯の治療は別の歯医者さんに行かなきゃいけなくて…というのではなく、もうオールインワンで診てくださるってことですよね。
【中平】やはりそのためには、私自身が歯科全般の治療を高いレベルでできるようにしておかないと成り立ちませんから。そういう意味では、常に知識、技術を取り入れていくことはとても大事にしています。
【寺岡】すごいですね。本当に歯医者の中のスーパーマンみたいです! 矯正って本当に長いスパンで取り組んでいくものですよね。だから先生とのコミュニケーションや信頼関係がとても大事だと思うんです。そういったところにも力を入れてらっしゃるんですね。
【中平】そうですね。患者さん一人ひとりにしっかりと時間を確保するため、当院は今、自費診療専門に移行している段階です。これまでの保険診療では、時間がなかなか取れないというジレンマがありました。それが自費診療になると、例えば2・3時間とか、場合によっては1日がかりで治療していくこともできるんです。
【寺岡】そんなに寄り添ってくださるんですね…。やっぱり歯って一生のものなので、少し時間はかかっても、トータルで治療を考えていくことが大切ですね。
【中平】おっしゃる通りです。矯正治療には、審美的な面はもちろんですが、それ以上に噛み合わせを整えることで食事をおいしく食べられたり、きちんと歯磨きができることで虫歯になりにくくなったりと、さまざまなメリットがあります。自分の歯を長い期間残していくために、どんな治療、ケアが望ましいのか。患者さん一人ひとりにとっての最良の選択をサポートしていきたいと考えています。
基本情報
店名
松山中平歯科クリニック
住所
松山市千舟町4-4-6 共栄興産千舟町ビル7F
電話番号
営業時間
10:00〜13:30、15:00〜19:00
定休日
祝日 日 水
駐車場
有(提携コインパーキング)