
「紅プリンセス」販売スタート!
県オリジナルかんきつ
「紅まどんな」「紅かんぺい」のいいとこ取りした新品種がデビュー
3月から、愛媛県産かんきつの新品種「紅プリンセス(愛媛果試第48号)」の本格出荷を開始しました。
「紅プリンセス」とは、愛媛を代表する「紅まどんな(愛媛果試第28号)」と「甘平」を交配して生まれた新品種。
平成17年に愛媛県みかん研究所で育成を開始した県オリジナル品種です。
両親の特長を持ちつつ、「紅プリンセス」のシーズンは両親よりやや遅いため、3品種の時期をずらしながら連続するリレー出荷が可能になります。生産者はもちろん、県内外の高級フルーツ店や百貨店など流通関係者からもすでに注目を集めており、まさに愛媛県期待の星!
一方で、平成30年に発生した西日本豪雨により、南予をはじめとする多くのかんきつ園地が被害を受けました。
西日本豪雨での苦難を乗り越え、力強く実った「紅プリンセス」は、かんきつ王国・愛媛の復興のシンボルとしての思いも込められています。
そこで愛媛県では、「甘平」に「紅かんぺい」という愛称を授け、親子ブランド「紅コレクション」と命名しました。
高品質果実の「※周年供給」体制を強化し、「紅コレクション」が愛媛のおいしいかんきつの証となるよう、国内外へ向けてPRしていきます!
※年間を通じて生産し供給すること。
問合せ/農産園芸課(089-912-2566)
食ブランドマーケティング課(089-912-2567)