国立波方海上技術短期大学校|キャンパスガイド2025

内航船舶を運航する航海士や機関士を養成する国土交通省所管の教育機関。
日本最大の海事都市今治市にあり、来島海峡を実習海域として、実践的で効果的な海上実習を行う。
「魂」「知」「和」を校訓に船員として求められる「シーマン・シップ」を身に付け、日本の海上物流をさせる人材を育成する。
【DATA】
●創立年:1968年
●修業年限:2年
●学生数:約90人
●主な学部:航海士/機関士
●独自奨学金制度:あり
●学生寮:あり(男性寮のみ)
●学費の目安:授業料166,800円(年額)、その他諸経費(制服・教材費等)762,385円/1年生・寮生、463,030円/2年生・寮生 ※通学生は異なる、費用は変動する可能性あり
●就職率:99.8%
●試験区分:総合型選抜/学校推薦型選抜/一般選抜
船員の魅力を体験できる オープンキャンパス開催!

【体験型】2025年7月19日(土)・9月6日(土)
体験乗船やロープワーク、シミュレーター体験、機械工作体験
【見学型】2025年11月22日(土)
座学授業やARPAシミュレーター室見学
【オンライン】2025年3月7日(土)
学校紹介、個別相談コーナー
※事前予約制
POINT1:日本の海運を支える エキスパートを育成
【座学】

【ロープワーク】

船を操縦する航海士と、その機関を運転する機関士、両方の資格を同時に取得できる。
大型練習船による9カ月の乗船を含む2年間の短期間で、優秀な船員を育成。
国土交通省所管の教育機関で中四国で学べるのはここだけ!

【航海士が学ぶこと】
・船の操縦方法
・航海に必要な気象や海の知識
・航海計器の使い方
・海の法律やルール

【機関士が学ぶこと】
・船のエンジンの仕組み
・機械の保守・点検・修理
・電気系統の知識
POINT2:船員の魅力
海に囲まれた日本では船を動かす「船員」は必要不可欠な仕事。
求人倍率は約10倍という安定した就職率も魅力の一つで、国家資格合格率は航海士99.6%、機関士97.8%(2021年~2024年実績)を誇る。

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【船員の魅力】
①専門性が身につく
航海やエンジンに関する知識は陸上でも活かすことができる
➁日本国内の港へ行ける
名物や名所など、国内の様々な魅力に触れることができる
➂長い休暇がある
1週間から1カ月の長い休暇が取れ、海外旅行も可能
④給料が良い
一般的な陸上の職業よりも給料は高め。乗船中の食費は会社支給
\在学生voice/
〈入学してよかったこと〉
来島海峡航路で実習ができることです。潮の流れが速いので、舵が取られる感覚を体験できることや、潮流信号所を近くで見ることができるので、波方校に入学してよかったと思います。
\CHECK/
【卒業すると国家資格の取得が有利】

大型船舶の航海士・機関士になるための「四級海技士(航海)」や「四級海技士(内燃機関)」の筆記試験が免除になる。
海での無線通信の専門家である「第一級海上特殊無線技士」の取得も目指せる。
POINT3:学生生活もサポート

船員に必要な協調性や社会性を養うための学生寮も完備(男子寮のみ)。規則正しい生活を過ごし、食事は土日祝も3食提供してくれる。
急な体調不良にも対応できる体制も魅力。

毎食栄養バランスの良い食事が楽しめるのも魅力
■国立波方海上技術短期大学校
住所/今治市波方町波方甲1634-1
TEL/0898-0898-41-5278(教務課)
E-mail/info-namikata@jmets.ac.jp