
“命を育む”プロジェクト実施中!
県立とべ動物園でオランウータンの
「国際共同繁殖プロジェクト」スタート
インドネシアとマレーシアに生息するオランウータンは知能が高く、「森の人」と呼ばれています。
熱帯雨林で覆われる彼らの生息地は近年、密猟や違法伐採、森林火災、大規模なプランテーション化などにより環境が破壊され、野生のボルネオオランウータンの生息数は100年間で80%以上が減少。絶滅の危機に瀕しています。
そこで2024年9月、愛媛県とインドネシア環境林業省は「野生動物の保護と保全に関する協定」を締結。
愛媛県と県立とべ動物園(動物園協会)、インドネシアの動物園「タマンサファリ・インドネシア」が一丸となって次世代に命をつなぎ、生息地を守る「国際共同繁殖プロジェクト」を始動させました。
昨年12月、タマンサファリ・インドネシアからボルネオオランウータンのメス「ジェニファー」を迎え入れ、とべ動物園で暮らすオス「ハヤト」とのペアリングを期待しているところです。この“命のバトン”を次世代へつなぐために、まずはオランウータンの現状を知り、ジェニファーとハヤトの未来を見守りましょう!
次世代へ命をつなぐために
クラウドファンディングを実施
現在、日本の動物園での飼育頭数は減少傾向となっており、このままではオランウータンを日本の動物園で見ることができなくなるかもしれない状況です。
国内でのオランウータンの個体群を維持するには、遺伝的多様性を確保しなければなりませんが、国内の個体だけでの繁殖では実現できません。
しかし、ジェニファーとハヤトに新しい命が授かれば、新しい血統として種の保存に貢献でき、小さな一歩が大きな希望となるのです。
とべ動物園にとって、ボルネオオランウータンの繁殖は初めての取組み。
知能が高くデリケートなジェニファーにとって、故郷と異なる環境下での繁殖は非常に難易度が高いため、万全の備えでサポートすることが大切です。
そこで、「国際共同繁殖プロジェクト」推進のためのクラウドファンディングを立ち上げました。このクラウドファンディングは〝次世代に命をつなぎ、生息地を守る”大変意義深い試み。
まずはオランウータンへの寄付をきっかけに、多くの希少動物の保護・保全について学んでいきませんか。