
真夏のランチに食べたい!餃子と冷麺の組み合わせがベストマッチ♪
なづなの「ただいま今治~」松山市に住んでいても、届く地元今治の声♪
愛媛県も梅雨が明けましたね~猛暑日が続き食欲が落ちてきた方も多いのではないでしょうか?
今日はそんな夏バテにぴったり♪【ぎょうざの店 白雅】のおすすめランチをご紹介します。
『手作りの皮がモチモチで美味い』『オール440円で何皿でも食べられる』『冷麺と中華そばも絶品!』
休日には長蛇の列も!そんな愛されてやまない声の秘密を大調査します。

メニューは焼きぎょうざ、水ぎょうざ、酢クラゲ、夏季は冷麺、冬季は中華そばに変わるシンプルなメニューです。
このシンプルさへのこだわりが美味しさの予感と期待しかありません。噂通り、全部440円!という驚きの価格。
お客さんの中にはどのメニューも440円だからわかりやすいなんて声も多いとか♪
今日は夏に人気の組み合せ、「焼きぎょうざ」と「冷麺」を堪能します!

カウンターから焼いているところをじっくり見させてもらいましたが、見たことない形の鉄板。
実はこれ創業当初から使用している67年目に突入した鉄板です!
この丸い形は珍しく、しかしこの鉄板じゃないと白雅の餃子は焼けないと熱く語る店主の白石さん。
水を投入した瞬間、ジュワッと迫力のある音とともに白い蒸気が上がり、時間などは計らず音や感覚でどのくらい焼けているのか分かるのは
まさに匠の技としか言いようがありません。

運ばれてきた焼きたて餃子は、写真でも十分伝わると思いますが…本当に綺麗な焼き目と香ばしさで早く食べたい気持ちが高まります!
一つ一つがこんなに大きい餃子は初めてで、お箸で持ち上げただけで餡のずっしり感が伝わります。
噛んだ瞬間にジュ―シーで皮がしっかり感じられる厚さ、モチモチっとしている所と、焼き目部分のパリッとしている所が合わさってとにかく美味しい。
野菜とお肉の旨味がしっかり詰まった餡には、キャベツ・白菜・ネギ・ショウガ・ニンニクと、野菜が多く野菜本来が持っている甘みも大切な隠し味です。
白雅の餃子はヒダがないのが特徴で、しっかり詰まった餡なのに食べると滑らかさを感じまさに絶品!
辛さが引き立つ手作りのラー油を酢醬油に入れて、1皿8個入の餃子はあっという間に完食し、何個でも食べられそう…
「手作りのラー油は本当に辛いので気を付けてください!」と白石さんからのアドバイスも参考にしてくださいね♪

夏季に人気の冷麺は、待ち焦がれているお客さんも多い逸品です。
キャベツ・もやし・きゅうり・ハムがたっぷり乗って、野菜のシャキシャキ感とコシのある細麺がのど越し良く、食べ応えがあって満足度が高いです!
何より餃子と一緒にたべると相性が良く、お酢の効いた特性のタレがさっぱりとして美味しい。夏になると求めるファンが多い納得の味です♪
祖母から受け継ぐ丁寧な仕込みが人気の秘密

創業当初からの変わらぬ味を守っている三代目店主の白石圭亮さんは、大阪の調理専門学校に進んだ後、神戸の中華料理店に就職し28歳の時に地元今治に帰ることを決意。
修行期間は父の傍で学ぶのはもちろん、賄いは毎日必ず焼き餃子を焼いて練習を繰り返すなど試行錯誤の上実力をつけました。

初代の祖母が戦争で中国に行き、天津で学んだ本場レシピは皮も餡も一から手作りで一切作り置きや冷凍はしません。
早朝5時から仕込みを始めるそうですが、仕込みといっても一体何個包むのだろう…と気になりませんか?
なんと平日は1日100人前として約800個、お盆GWなどの繫忙期は400人前で約3200個近く包むそうです。
数字で聞くと、驚きが隠せません!またなにが凄いかというと、機械などは使わず家族で協力し、一個一個手作業で包んでいるということ…
売り切れ次第終了の幻のお店は、丁寧な仕込みと努力が変わらず受け継がれている証ですね。
これからも繋いでいく想い、目指すは創業100年!

現在では2018年にミシュランを獲得し、地元の人で知らない人はいないのでは?!と思うほどの有名店ですが、
67年前の開業当初、本場の餃子は今治では物珍しく受け入れてもらうのに時間がかかったそうです。
「祖母が創業し、父が大きくした白雅をこれからも大切に守っていきたい」という思いは店内にも表れていて
油が飛び散りやすいはずなのに、どこを見てもピカピカのキッチン、昭和の古さが残るはずなのにすごく清潔感があります。
観光客の方はもちろん、地元の方や今治に帰省した人が「白雅の餃子」を思い出し、来店してくれた時が三代目を継いで良かったと1番思う瞬間だと話してくれました♪

これからの季節、餃子とビールで一杯はもちろん、大広間で友人や家族と大人数でも楽しむ事ができますよ。
テイクアウトも人気で、電話をしておくとスムーズに受け取りが可能です。
取材をしていても笑顔溢れる現場にしてくれる、ユーモアたっぷり店主の白石さんにも気軽に声をかけてみてくださいね!
この記事を読んだ皆様♪今回は焼き餃子を堪能しましたが、水餃子も絶品なのでぜひ食べ比べしてみてはいかがでしょうか?
三代目に受け継がれる手作り餃子の美味しさが、暑さも吹き飛ばしてくれること間違いなしです!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

今回紹介したランチ/焼きぎょうざ(440円税込)冷麵(440円税込)
※冷麺(5月中旬~9月後半) 中華そば(9月後半~5月中旬)夏季と冬季で入れ替わります