
可愛さとセンスが詰まった海鮮料理店
愛媛deエンジョイなペコラです。育児の合間、ほんのひとときのリフレッシュには、やっぱり“美味しいもの”がいちばん。そんなわけで、友人に誘われて今治市にあるお店「海鮮料理 港ネコ」へ足を運んできました。
幾何学模様で猫の口元を表現したロゴが印象的な外観。波を思わせる直線と曲線のデザインも絶妙で、よく見るとネコの顔に見えてくるのが楽しい。店内の家具も配色も、どこを切り取ってもセンスの良さが光ります。その上気軽な価格で食べられるという情報に期待大!

ロゴのサイドにある直線と波線は、海の波の揺らめきを表現しているそうです。全体をよく見ると、猫の顔にも見えるデザインになっており、細部まで意図された工夫が感じられます。

店内にはカウンター席が5席、2人がけのテーブル席が4卓用意されていました。

家族で利用できる4人席も1卓ありました。落ち着いた色合いや家具の選び方にもセンスが感じられます。

案内された2人席に腰を下ろすと、目の前のメニューに思わず見入ってしまう。
気軽な価格で本格海鮮を楽しめる
「海鮮丼ってちょっとお高めなイメージがあるけれど、もっと気軽に楽しんでほしい」というのが、店主の想い。なんと、ランチでは日替わり定食が850円という価格設定。しかも内容がすごい。小さなお刺身に、サラダ、小鉢、汁物までついてボリューム満点。取材日の日替わりは、ヒラメとナゴヤの唐揚げに、野菜春巻きというラインナップでした。
売り切れ必至の人気定食なので、レジ横にある黒板でその日のメニューをまずチェック。さらに、冷蔵庫の横に掲示されている「本日のお魚」も見逃せません。この日はタイ、カンパチ、サーモン、サワラ、赤エビの5種盛り。これが1,000円未満で味わえるなんて、驚きしかありません。

幅広い世代に人気の鯖定食は、すでに売り切れ…これは少し残念。

店内の黒板は手描きのイラストや文字が可愛い!まるで海の家を思わせるようなカラフルな雰囲気に仕上がっていました。

1,000円を下回るのは日替わり海鮮丼としらす丼の2品のみでしたが、1,100円のまかない丼もよく注文されている人気メニューだそう。

今日の海鮮丼には、子どもから大人まで好まれる魚種がたっぷりと盛り付けられていました。中でも鰆(さわら)は出世魚ですから、お昼からの仕事運も期待できそうです!

人気の単品メニューの数々はお持ち帰りでのご注文も多く、あっという間に売り切れてしまう為、ご注文をおすすめしたい…。
日替わり定食は売り切れゴメン!
10:30オープンとあって、11:00に到着しても既に売り切れメニューが!この日の鯖定食もすでに完売。私が注文した直後、日替わり定食も終了となってしまい、時刻はなんと11:07。狙っている方は開店直後の来店が必須です。
どうしても気になった単品メニューも3品ほど追加でオーダーしてしまいました。

待っていました!ご飯は大盛りにしていないのに、このボリューム感。

ナゴヤの唐揚げって骨があるのかと思いきや、まったく骨なし。さすが海鮮料理店ならではの丁寧さです。

海鮮丼にするか迷っていた私の心を、この新鮮なお刺身が見事に射抜いた。やっぱり、生食の魅力は格別。

絶対に外せない単品メニューから、キス、ホタテ、そしてエビクリームコロッケをチョイス。

キスはだし醤油派の私ですが、今回は日替わりについてきた天つゆでいただきました。身がふっくら分厚くて、とても美味しい。帰りにお土産に買って帰ろうと思います。
港ネコが選ぶ、今日いちばんの海の幸!
多数の方がお勧めしてくださったのは、日替わり海鮮丼5種盛り。店主の奥さまは鮮魚店のご出身で、その確かな目利きで仕入れた魚が並びます。この日の海鮮丼にも5種が贅沢にのせられていました。
さらに特筆すべきは、汁物が魚の出汁を効かせた“お吸い物”だったこと。味噌汁も良いけれど、繊細な魚介の余韻を引き立てるおすましを選ぶセンスに感動!

このクオリティと見た目で1,000円切るなんて、私的にはお気軽ランチ認定です!

魚の表面がツヤツヤと輝いている。ん?メニューが「マグロ、カンパチ、サーモン、タイ、イカ」となっている?

赤だしや味噌汁ももちろん良いけれど、魚の甘みを味わいたいなら、やっぱりおすまし汁がぴったり。
お腹いっぱい…。
美味しいもの食べた後ってめちゃくちゃ幸せ。帰りにキスフライを買って帰ろうと思ったら、まさかの売り切れ。
人気の理由を改めて実感しました。
地元の新鮮な魚介を気軽に、センスある空間でいただける「海鮮料理店港ネコ」は、ランチタイムにぜひ訪れてほしい一軒。みなさんも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
海鮮料理 港ネコの基本情報
店名
海鮮料理 港ネコ
住所
今治市東鳥生町2-1-43
営業時間
10:30~14:30
定休日
日・月曜(不定休)
駐車場
有