
<写真・左>古谷 崇洋 砥部町長 <写真・右>Pizzeria39 オーナー 藤田雅之さん
\タウン情報まつやま50周年企画/
愛媛県内20市町の魅力を再発見する特別企画【えひめまちさんぽ】がスタートしました。
本企画では、各自治体の市長・町長に編集部が直接インタビューを行い、それぞれのまちが持つ特色や魅力をお届けします。
暮らす人にとっての誇りや、訪れる人が感じる新しい発見など、愛媛の“まちの魅力”を一緒に見つけていきましょう。
記念すべき第1回は、愛媛県の真ん中にある砥部町。
砥部町がどんな町なのか、その魅力をたっぷりとご紹介します。
さらに今回は、砥部町長・古谷崇洋さんに編集部が直接インタビュー!まちの今とこれからについて、お話を伺いました。
全国に知られる「砥部焼」伝統が息づく焼きものの町

町のシンボルである「砥部焼」。
約250年の歴史を誇り、国の伝統的工芸品や県の無形文化財にも指定されています。
子育て世代にやさしい、第2子以降の保育料が無料!

令和7年9月から第2子以降の保育料無償化を開始しました。
子育て世帯の経済的な負担を軽減し、子育て世代に選ばれるまちへ。
遊んで、学んで、癒やされる砥部ならではの体験

「とべ動物園」や「砥部焼陶芸創作館」、「七折梅園」など、ものづくりや自然散策、窯元巡りなど多彩なアクティビティが満載です!
愛媛県の中央に位置し、通勤・通学も便利な立地

県都松山市のベッドタウンとして人気。県の中央に位置しており、県内各地へのアクセスも良好で、暮らしやすさも魅力です!
そんな砥部町の町長に今年の2月に就任された古谷町長に編集部がインタビューしてきました。
砥部町長から見た砥部町はどんなまちですか?

一般的にイメージされるのは砥部焼とみかんのまち。でも、それを上回る魅力や可能性があるまちだと思っています。
砥部焼もまだまだ日本や世界に発信できる可能性があり、県の施設など観光資源もあるので、外から人がもっと訪れる可能性もある。
そうした可能性を広げていく中で、“人が集まるまち”を一つのテーマにしていきたいです。
今、特に力を入れているのは?
子育て支援です。
砥部町はこれまでもベッドタウンとして栄えてきました。松山に近く、地価は安い。今よりさらに人を呼び込むために、子育て世代をしっかり支え、「砥部で理想の一軒家を建てよう」と思ってもらえるまちを目指します。
就任から半年も経っていませんが、第2子以降の保育料を無条件で無償化しました。
加えて、子どもの勉強や遊びの“居場所”づくりにも取り組んでいます。大人には子育て支援を、子どもには安心して暮らせる環境を整えています。
町長としての業務の中で、大切にしていることは?

「オープンにすること」です。
厳しい財政状況と言われて、どれほどの厳しさで、一住民にどう影響するのかってわかりにくい。そうした状況が常に生まれていることが今の課題だと思います。
具体的に予算を組んでこれやりましたと、しっかり住民のみなさんに説明すれば、まちへの興味や想いにも繋がっていく。
厳しいなら厳しい、大変なら大変と正直に伝えることが僕は正しいと思っているので、良いことも悪いことも包み隠さずオープンに発信していくことを大切にしています。
今後、砥部町をどんなまちにしていきたいですか?
冒頭にも述べたようにもっと“人が集まるまち”に変えていきたいです。
住みに、働きに、遊びに、学びに集まる。いろんな意味での集まるという概念がありますが、それらを総合した“人が集まるまち”を一つのビジョンとして、まちづくりや政策を打っていきたいですね。
タウン情報まつやまの読者のみなさんに一言お願いします!

みなさんの思っている砥部町が大きく変わっていくタイミングだと思います。
1年後、2年後、3年後、来るたびに表情が変わっていく、これからの砥部町に期待してください!
古谷町長おすすめのお店・Pizzeria39

今回、古谷町長のインタビューにご協力いただいたのは砥部町にあるピッツェリア「Pizzeria39」さん。

桜の名所「赤坂泉公園」近くに佇み、薪窯で焼く本格ピッツァが人気です。
店主・藤田さんが一枚一枚丁寧に焼き上げるピッツァは、水・小麦粉・酵母・塩とシンプルな材料で作る生地が軽やかで、豊富なトッピングが彩りと味わいを引き立てます。

ビアンケッティ(1,540円)

砥部町の特産品である七折小梅のドリンクなども提供されています。
「Pizzeria39」のピッツァは砥部町のふるさと納税返礼品にもなっているのでチェックしてみてくださいね。
【店舗情報】
住/伊予郡砥部町重光147-1
☎/089-956-3935
営/11:00~15:00、17:30~21:00
休/火曜(祝日の場合は営業、翌水曜休)
P/有
HP/無
電子決済/不可