
「文化財」って何?
先人たちが伝えてきた“モノがたり”
文化財とは、大きく分けて6つの種類があり、価値が高いものは国や県などが指定・選定・登録しています。
県内は国216件、県339件について指定(令和7年9月1日現在)。
その他、市町指定の文化財もあります。文化財には建物から歴史資料や樹木など形のあるもの、祭りなど形がないものまで、さまざまなものがあります。一つひとつに歴史があり、そこには先人たちが大切に守ってきた〝物語〟があり、知れば知るほど面白い!しかし、過疎化や少子高齢化を背景に、継承者や担い手不足の危機にあります。文化財は保存し、活用し、継承していくことが大切で、これからの課題となっています。
皆さんの周りにどんな文化財があるか、ご存知ですか?道後温泉本館のように観光スポットになっている有名なものもありますが、古墳や神社に生えている樹木など身近な場所にもあったり、博物館などで展示していたりして、県内のあちこちに文化財は存在しています。文化財は先人たちが現代の私たちに残してくれた「宝」。それを未来へ継承し、次世代へ文化財の価値を伝えることが大切です。そして、その地域固有の文化や伝統、生活の知恵を学ぶことができ、知的好奇心を刺激してくれます。
文化の秋、文化財の魅力に触れてみましょう!
問合せ/愛媛県教育委員会文化財保護課
TEL/089-912-2975