【Question】
閉経後の女性に多いと言われている骨粗しょう症とはどんな病気ですか?

【Answer】
骨量の減少や骨の中の微細構造に変化が生じもろくなることで骨折しやすくなる疾病です
【Doctor's Profile】
森信 幹彦 院長
1996年愛媛大学医学部卒業後、愛媛県立中央病院をはじめ複数の急性期病院で勤務。大学院時代に骨粗しょう症の研究に従事。2014年開業
患者の負担が少なくなるように配慮した多様な治療法
痛みなどの自覚症状や見た目の変化はないが、進行すると軽微な衝撃でも骨が折れやすくなり、骨折部位によっては回復しづらく、生活レベルの低下や健康寿命にも大きく影響が出る「骨粗しょう症」。閉経や加齢による「原発性」と、糖尿病やステロイドなどの薬剤治療を受けていることが原因となる「続発性」がある。

▲診断をつける上で精密な検査が必須。同 院はMRI検査も院内で行っている
また、偏食や過度なダイエットが原因となるケースもある。強い腰痛や神経痛の原因となる脊椎圧迫骨折や、寝たきりの原因となる大腿骨骨折を招きかねないことから早期発見・早期治療が重要で、その症状の進行具合により治療を行うかどうか慎重に検討していく。
今は内服薬や注射など多様な治療法があり、同院では高い精度で骨量を測定できる先進の機器を備え、正確な診断に尽力。患者のライフスタイルや年齢、骨粗しょう症のタイプに応じて複数の治療薬を使い分け、患者の負担が少なくなるように配慮している。

▲DEXA法を用いて骨量を測定する新鋭の 骨密度測定装置を導入
予防のためには3度の食事をバランス良くとり、適度な運動をすること。それでも女性は閉経すると誰でも骨密度が下がってくるので骨密度検査を定期的に行うことを推進している。
膝の痛みにも寄り添う 運動器疾患のかかりつけ医

▲ゆったり広々とした空間の、明るく落ち 着いた雰囲気の待合室
足を組む、正座や横座り、あぐらなどの生活習慣が膝痛につながることがある。膝痛の原因は一つではなく、体重の増加や膝まわりの筋力低下、スポーツによる外傷など多岐にわたる。

▲待ち時間が長くならないよう、様々な機 器を充実させているリハビリ室
特に50歳を過ぎる頃からは、加齢によってすり減った軟骨に傷が入り、炎症を起こして痛みにつながるケースが増えてくる。
「骨壊死を起こしていたり、半月板を損傷している可能性もあるため、正確な診断をつけることが非常に大切」と森信院長。痛みの原因を突きとめ、適切な治療を施せば、悪化を防ぐことができるので早めの受診をおすすめしたい。
もりのぶ整形外科の施設情報と診療時間・休診日

| 施設名 | もりのぶ整形外科 |
| 電話番号 | 089-987-1411 |
| 住所 | 伊予市下吾川馬塚943-1 |
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ― |
| 14:30~18:30 | ● | ● | ● | ― | ● | ― | ― |
※受付は診療終了時間の30分前まで
※木・土曜午後、日曜・祝日は休診
もりのぶ整形外科のアクセスマップ
国道56号線ぞい、「クスリのアオキ伊予下吾川店」北の看板が目印