【大光物産株式会社】子どもたちの未来のために。使用済み食用油のリサイクルで地域の資源循環を支える(愛媛/松山市)

毎日の食卓や学校給食で使われた油が、実は新しい資源として生まれ変わっていることをご存じですか?
愛媛県を中心に四国で使用済み食用油の回収・リサイクル事業、リユース・リサイクルにつながる整理支援サービスなどを行っている「大光物産株式会社(たいこうぶっさんかぶしきがいしゃ)」。
地域の暮らしに寄り添いながら、限りある資源を大切に活かす仕組みづくりに取り組んでいます。
今回は、「大光物産株式会社」の代表取締役社長 本田紀彦さんに、子どもたちの未来にもつながる取り組みについてお話を伺いました。
学校給食やお店の油が、未来の資源に変わる

ーまずは、どんなお仕事をされているのか教えてください。ー
「大光物産」では、使用済み食用油の回収・リサイクルをはじめ、家庭や事業所から出る資源の適正回収、リユース・リサイクルにつながる整理支援、生前整理・遺品整理などを行っています。

その中でも、特に力を入れているのが、使用済み食用油のリサイクルです。
学校給食センターや飲食店、食品工場、病院、ホテルなどで使われた油を回収し、再び資源として活かす取り組みを行っています。
これまでは、石けん等の工業用の原料や家畜飼料用の原料として活用されることが多かった使用済み食用油ですが、近年では環境に配慮した燃料の原料としても注目されています。
大光物産では、使用済み食用油を「捨てるもの」ではなく「次の資源」として大切に受け止め、地域で使い終えた油を再び資源として活かすことで、持続可能な社会につながる資源循環の仕組みづくりに取り組んでいます。
「地球にやさしい環境づくりのお手伝い」というモットーのもと、毎日の暮らしの中で使われた油を、未来につながる資源へとつなげていく。
そんな循環を地域で支えているのが、私たちの仕事です。
子どもたちが食べる給食も、環境を考えるきっかけに

ーこの仕事のやりがいは、どんなところにありますか?ー
子どもたちが毎日食べている学校給食や、家庭で使った油が、ただ使い終わるだけではなく、きちんと資源として活かされていることに大きな意味があると感じています。
普段の暮らしの中では見えにくいかもしれませんが、こうした資源の循環は、環境を守ることにもつながっています。
子どもたちが大人になる未来のためにも、今できることを一つずつ積み重ねていくことが大切だと思っています。
そして、このような取り組みを子どもたちにも知ってもらい、身近なところから環境について考えるきっかけになれば嬉しいです。
家庭の使用済み食用油も、これからもっと資源として活かせる可能性があります!

ー家庭から出る油については、どのように感じていますか?ー
家庭から出る使用済み食用油は、事業所から出るものに比べると、回収・リサイクルの仕組みがまだ十分に広がっていない地域もあります。
一方で、家庭から出る油も、地域で集めることができれば大切な資源になります。
だからこそ、自治体や地域の身近な拠点と協力しながら、家庭の使用済み食用油を無理なく回収できる仕組みづくりや、学校での環境学習などが、これからますます大切になると考えています。
子育て中のご家庭にとっても、こうした取り組みは、子どもと一緒に環境や資源の大切さについて考えるきっかけになるかもしれません。
リユース・リサイクルでも大切にしている“もったいない”の気持ち

私たちは、「使わなくなったから終わり」ではなく、まだ活かせるものを次につなげることを大切にしています。
たとえば、まだ使える家電やオーディオ、骨董品、貴金属などは、専門業者と連携して買い取りをご提案することもあります。
また、国内では使い道が難しいものでも、海外で再利用されるケースもあります。
子ども用品や生活用品なども含めて、まだ使えるものを次につなげていく。
そうした“もったいない”を大切にすることが、環境にもやさしく、暮らしにも役立つと考えています。
これからは、地域の安心や子どもたちへの学びにも貢献

ー今後、取り組んでいきたいことを教えてください。ー
これからは、高齢者の見守りにつながるようなサービスにも取り組んでいきたいと考えています。
たとえば、地域での回収サービスとあわせて安否確認を行うような仕組みができれば、地域の安心にもつながるはずです。
また、子どもたちに向けた環境教育にも力を入れていきたいですね。
身近な油や資源のことを通して、ものを大切にする気持ちや、資源を循環させる大切さを伝えることができれば、未来の地域づくりにもつながっていくと思います。
毎日の暮らしの中に、未来につながるヒントがある

ー最後に、読者へメッセージをお願いします。ー
普段の暮らしの中で使い終えた油や、使わなくなったものも、見方を変えれば大切な資源になります。
毎日の暮らしの中には、未来につながるヒントがたくさんあります。
子育てで忙しい毎日の中では、環境のことまで考えるのは難しいと感じることもあるかもしれません。
でも、無理なくできることから少しずつ意識していくことで、子どもたちの未来にもつながっていくと思います。
私たち「大光物産」は、これからも地域に寄り添いながら、使用済み食用油のリサイクルやリユース・リサイクルの取り組みを通じて、暮らしと環境を支える存在でありたいと考えています。
大光物産株式会社の基本情報
店名
大光物産株式会社
住所
松山市南江戸1-6-12WハイツINサクラメント505号
電話番号
営業時間
9:00~17:00
定休日
土・日曜、祝日
駐車場
無