【子育て】周囲に当てはまる子はいませんか?ヤングケアラーは身近にいます。|愛媛県

2023.12.12 えひめのあぷり編集部

ヤングケアラーって?

「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。

~ヤングケアラーかも?(一例)~
1.障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている。
2.家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている。
3.障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている。
4.目を離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている。
5.日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている。
6.家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている。
7.アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している。
8.がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている。
9.障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている。
10.障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている。

身近にこんな子どもがいたら、まずは相談窓口へご連絡ください。

出典:こども家庭庁(参照 2023-12-07)

自分が「ヤングケアラー」と気付いていないケースがほとんど

「ヤングケアラー」という言葉に聞き馴染みが無く、自分がそうであると思っている子どもは少ないです。

・本人も周囲の子どももヤングケアラーの存在に気付いていません。
・家族の世話をするために、学校に行けない、友達と遊べていません。
・クラブ活動ができない、宿題などの勉強時間が作れていません。

実は、これが実態なのです。

その他にも…
家族・手伝いでの遅刻や早退、成績への影響、からだへの不調、集中力低下、悩みごとの増加…など、何かしらのサインが出ている場合があります。

まずはご相談を。

ヤングケアラーは社会全体で解決すべき問題です。「近所のあの子、そうじゃないかな?」と思ったら、関係機関に情報共有の上、連携して支援していきましょう。

【電話で相談】
お住まいの市町もしくは児童相談所にご連絡ください。

各市町・児童相談所の相談窓口

089-912-2414
(愛媛県保健福祉部 生きがい推進局 男女参画・子育て支援課)

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「面談や電話では相談しにくい」「友だちや家族には相談できない」など、子育て・家庭・親子関係などの悩みはあるものの相談できない人が、気軽に相談できるようLINEを活用した相談窓口を開設。

【対象】
県内在住の子ども・その保護者など
【相談受付時間】※秘密厳守
毎週月曜~金曜10:00~20:00
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※相談内容により、専門的な支援機関を案内する場合あり

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ヤングケアラー特設サイト(こども家庭庁HP)