
こんにちは!ライターの曽我美なつめです。
今回ご紹介するのは松山市・銀天街の裏通りに佇むカフェダイナー、BAKE STUDIO EMBER(ベイクスタジオエンバー)です!
銀天街すぐ近く!海外テイストな個性派レイアウトにも注目

お店の場所は松山市のアーケード街、銀天街の一角にあるB-FLATビル1F。
アニメイトやカラオケの鉄人、そして地下にはライブハウス・松山W studio REDがあるビルと聞くと、ピンと来る人もきっと多いでしょう。

入口はアーケード内ではなく裏路地に面した通りにあり、ポップなネイビーの看板とかわいいハンバーガーのお店ロゴが目印!
店内はアメリカンダイナーなムードや、今トレンドの韓国カフェ風な雰囲気も混ざったオシャレな内装です。

お店のこだわりの一つが、店内にあるテーブルやイスを含めたインテリア!
本来は厨房機器として使う調理台を敢えてそのままテーブルにしたり、窓際のベンチ席はなんと本来は壁材として使用する素材を使っているのだそう。
店内の細部からも、他にはない個性が光るカフェダイナーですね。
ハンバーガーはこだわり満載!四国ではココだけ!?のレアメニューも

そんなお店のイチオシメニューのひとつが、ハンバーガーです!
バンズにはオーナーが実際に食べて“感動した”という、香川県の「津久茂麹」を使った自家製天然酵母のバンズを使用。
100%牛肉のビーフパティはやや多めのグラム数なので、食べ応えもバツグンです。

トマトやアボカドなどの野菜も、毎日新鮮なものを購入。
カット方法やバランス比率、そして具材を乗せる順番も、各バーガーがもっとも美味しく食べられるよう計算されているのだとか。
粗めに刻んだたまねぎピクルスと粒マスタードを混ぜた、自家製オニオンレリッシュも食感がクセになる味わいです。

複数あるハンバーガーメニューの中でも、定番はやはりお店の名を冠した「ember」とのこと。
自家製テリヤキにレタス、フライドエッグ、ベーコン、モッツアレラチーズが乗った、スタンダードな美味しさが楽しめる一品です。

また四国ではここでしか食べられない!?「ルーサーバーガー」も注目メニューでしょう。
こちらは通常のハンバーガー用バンズをドーナッツに置き換えた、“甘じょっぱさ”が魅力のユニークハンバーガー!
カロリーもボリュームもまさに「爆弾級」の一品だとか。

お店のイートイン利用時は一部のソフトドリンクが飲み放題!
ハンバーガーにはプラス料金で、ポテトやオニオンリングもセットできます。
外での飲食が気持ちいい季節にはペット連れOKのテラス席も設置されるので、ぜひそちらも利用してくださいね。
計算された“雑さ”がポイントのカラフル&多彩なドーナッツ

またお店のもうひとつの名物が、カラフルで種類も豊富なドーナッツです!
店頭には毎朝約20種類が用意されますが、早い日は昼過ぎに完売することもあるそう。
ハンバーガーと同様に、ドーナッツもテイクアウト・イートインどちらの利用もOK!

誰かへの手土産や自分へのご褒美に買って帰るもよし、一緒にドリンクを注文して店内でゆったりカフェタイムを楽しんでも◎。
ちなみにドーナッツのイートイン利用時は、バニラビーンズ入りアイスクリームの無料トッピングが付いてきますよ。

もちろん、ドーナッツにもこだわりが満載!
チョコやソースなどのトッピングひとつを取っても、自家製で作っているものが多数。
ルックスも敢えてキレイすぎないアメリカンな見た目を追求しており、計算された“雑さ”がポイントです。

イースト菌を使った、ふんわりもっちり食感のドーナッツ生地も大きな特徴とのこと。
生地は徹底的に温度・湿度管理をしており、ドーナッツの横をぐるりと取り囲む“天使の輪”が理想の生地発酵具合の証拠。
食べる前にぜひ、一度じっくり観察してみてくださいね。
店長は現役バンドマン!惚れこんだ“香川のお店”の魅力を愛媛で広めたい

そんな「BAKE STUDIO EMBER」を営んでいるのが、バンド・PRAY FOR MEのドラマーとしても活躍する佐野遼太さんです。
2012年の結成から現在まで長年活動を続け、今や全国に根強いファンを持つPRAY FOR ME。
その活動の中で、佐野さんは自分の人生を大きく変えるお店と出会いました。

「SNSきっかけで知った、香川の父母ヶ浜にあるBAKE STUDIO OKAZAKI、DOUGHNUT-HOLICの2店舗が大好きなんです。お店の随所から、いろんなカルチャーへのリスペクトが見えるのがすごく素敵で。飲食店を“カッコイイ”と思ったのは、ココが初めてでしたね」

香川という地方都市にありながらも、洗練された海外テイストな雰囲気。
そして美味しいハンバーガーとドーナッツ。
バンド・音楽にちなんだユニークなメニュー名も含め、佐野さんはすっかりお店の虜に。
両店舗のオーナー・岡崎さんに「バンドのPVをお店で撮らせて欲しい」とラブコールを送り、そこから人としてのお付き合いが始まったと言います。

お店に惚れ込むあまり、時には愛媛から香川へ通ってキッチンカーを手伝うことも。
その中で交わした「松山にもお店出したいんよね」「え、出してくださいよ~」という何気ない会話をきっかけに、どうにかそれを実現できないか、自分がその力になれないか、と考えるようになったそう。

そこで佐野さんはバンド活動のツテを辿り、2023年に愛媛・松山の飲食店を間借りしてDOUGHNUT-HOLICのドーナッツを期間限定で販売することに。
するとなんと、わずか1時間でドーナッツの販売個数は300個を突破!
「ビックリしました。けど、『これ、イケるんちゃう?』と正直思いましたね」と笑いながら、佐野さんは当時を思い返します。

その後も間借り営業やイベント出店を続けつつ、郊外や街中などいろんな場所を視野に入れながら気長に物件を探していたそう。
そんな中である日、松山W studio REDでのライブと同時開催で、ビル中庭にBAKE STUDIO OKAZAKIのハンバーガーを出店するイベントを実施。
そこになんと、同ビルのオーナーがいい匂いにつられてふらりと登場!

それをきっかけに「1Fの空テナントでお店をやらないか」と打診され、今の場所での開店が決定。
メニューや内装などは“師匠”・岡崎さんプロデュースの元、香川のお店の兄弟店として、2024年9月に「BAKE STUDIO EMBER」は誕生しました。

自分達が日頃よく出演するライブハウスともご近所さんになったことで、お店はグルメのみならず、音楽やファッションなどのカルチャーが混在する今のスタイルへ。
現在はスタッフ・里汐さんの力も借りつつ、時に知人のブランドのポップアップショップを開催したり、全国ツアーで愛媛を訪れた友人バンドマンに1日店長をお願いしたり。
日々の店舗営業と同時に、いろんな面白い事をしたいと試行錯誤中です。

「お店の名前は、バンドのアルバム『Ember of ashes』から。Emberは“種火”という意味です。この火から上がる煙を目印に、仲間たちが集まれる場所、戻って来れる場所にしたい。バンド、ファッション、飲食…いろんな文化の人が混ざる、カルチャーの交差点のようなお店になると嬉しいですね」と話してくれました。

オーナー・佐野さんの、いろんな“好き”や自慢の“カッコイイ”が詰まった「BAKE STUDIO EMBER」。
ぜひあなたもお店のハンバーガーやドーナッツを通して、その魅力に触れてみては?
もしかしたら今まで知らなかった、新しいカルチャーの扉を開くきっかけになるかもしれませんよ。

BAKE STUDIO EMBERの場所はこちら
BAKE STUDIO EMBERの基本情報
店名
BAKE STUDIO EMBER
住所
松山市湊町4-10-8 BE-FLAT 1F
営業時間
11:00~20:00
定休日
不定(※詳細はInstagramを確認)