
「お勉強」の時間と泥んこになる「自由遊び」、その両方を妥協せず子どもたちの生きる力を育んでいる育英幼稚園さん。
今回は、同園で23年間にわたり子どもたちを見守り続けているベテラン教諭・副園長 井上夏緒里(いのうえ・かおり)先生に、独自の教育バランスや伝統の二宮金次郎の教え、そして現代の環境に合わせた保育の工夫についてお伺いしました!
「遊び」で発散し、「学び」で集中! 小学校生活を見据えたメリハリある日々

ー幼児期の教育において、「遊ぶこと」と「学ぶこと」のバランスはどのようにお考えですか?ー
本園では、その「メリハリ」を非常に大切にしています。
まず遊びの面では、園庭での泥遊びや水遊び、虫捕りなど、自然の中でのびのびと体を動かす時間をたっぷりと取っています。

一方で、小学校に入学した際に困らないよう、毎日一定の時間は「座って先生の話を聞く」というお勉強の時間も設けています。
外で思い切り遊んで発散するからこそ、座る時間にはグッと集中できる。
この両立が、子どもたちの力を大きく伸ばす土台になると考えています。
心と体を鍛える!「二宮金次郎の教え」と日々の体力づくり

ー園内にある「二宮金次郎像」をシンボルにされているそうですが、どのような教えを伝えているのでしょうか?ー
挨拶や礼儀、感謝の気持ちといった「人として基本となる大切な姿勢」を伝えるシンボルとして大切にしています。
ただ、小さな子どもたちには言葉だけでは伝わりにくいので、紙芝居などを用いて分かりやすくお話ししているんですよ。
また、心だけでなく体と集中力を養うことも重視しています。
毎日の走る時間や、外部講師を招いた体育指導を取り入れることで、しっかりと運動量を確保し、最後までやり抜く力を育てています。
愛情が基盤! 23年間の経験から生まれる、子どもとの向き合い方

ー井上先生は同じ園で23年間勤められているとのことですが、子どもたちと向き合うなかで心がけていることはありますか?ー
日々の保育で譲れないのは、「愛情を基盤にして接する」ことです。
良くない行動はしっかりと叱りますが、その後には必ず「あなたのことを大切に思っているからこそ叱るんだよ」と伝え、普段からたくさん褒めることを心がけています。
また、子ども同士のトラブルがあった際も、まずは双方の言い分や気持ちをしっかり聞き、受け止めた上で解決をサポートするようにしています。
デジタル時代だからこそ重視する「リアルな体験」と保護者との連携

ー現代はスマホの普及やコロナ禍など環境の変化も大きいですが、園として工夫されていることはありますか?ー
今は2〜3歳でもスマホを操作できる時代ですし、コロナ禍を経て子ども同士のコミュニケーションの機会が減ったと感じることもあります。
だからこそ、園では意図的に外遊びや泥遊びといった「全身を使った遊び」を増やし、子ども同士が直接関わる機会を多く提供するように工夫しています。
また、保護者の皆様との連携も今まで以上に大切にしています。
連絡帳はもちろん、送迎時の直接の会話を通じて、どんな些細なことでも話しやすい関係性を築き、園とご家庭で協力して子育てを行っていきたいと考えています。
子ども自身の「楽しい!」を最優先に。保護者の皆様へのメッセージ

ー最後に、これから幼稚園選びをするパパやママへ、アドバイスやメッセージをお願いします!ー
幼稚園選びでは、ぜひお子さんと一緒に見学に行き、お子さん自身の反応を最優先にしてあげてください。
お子さんが自然に「遊びたい」「楽しそう」と感じて中に入っていける環境かどうかが一番大切です。
広い空間を好む子もいれば、逆に不安になってしまう子もいます。
お子さんの性格や特性に合った園を見極めていただければと思います。
育英幼稚園は遊びも学びも全力の園です。
ぜひ一度、元気な子どもたちに会いに来てくださいね!

認定こども園 育英幼稚園は、お出かけ情報や子育て関連の情報を発信することで、愛媛の子どもたちに笑顔を届け愛媛への愛着を育てるプロジェクト「にこひめプロジェクト」の協賛企業です。