
2025年10月18日(土) ・19日(日)開催 秋の加茂神社で心揺さぶる特別な2日間
愛媛県今治市の加茂神社で毎年開催される「菊間まつり」は、地域の誇りと伝統が息づく秋の一大イベント!
2025年は10月18日と19日の2日間にわたり、町全体が活気に包まれます。
18日には馬の顔見せパレード、19日には祭りのクライマックスである「お供馬の走り込み」を開催♪
訪れるすべての人に感動の瞬間をもたらすことでしょう。
600年以上続くこの祭りは、家内安全や五穀豊穣を願う地域の伝統行事として深く根付いており、観光客にも地元の絆と文化を体感できる絶好の機会です!
家族や友人と一緒に、秋の心地よい空気の中で、今治市の歴史あるお祭りの魅力を味わってみてはいかがでしょうか。
参道を駆け抜ける感動の瞬間

菊間まつり最大の見どころは、「お供馬の走り込み」!
加茂神社の約300メートルの参道を、華やかに飾り付けられた馬と15歳以下の少年騎手が一気に駆け抜ける圧巻の光景が広がります。
馬の蹄が響き渡り、観客の熱気と一体化した会場は、まさに非日常の空間。
全国的にも珍しい馬を使った祭事として、毎年多くのカメラマンや観光客がベストショットを求めて集まります。
鳥居前の池の土手下からの眺めは特に人気が高く、早朝から場所取りが始まるほどの盛況ぶり。
祭り当日はお供馬以外にも獅子舞や継ぎ獅子、神輿、牛鬼など多彩な伝統芸能が登場し、境内全体が歓声と期待感に包まれますよ♪
18日の顔見せパレードもお見逃しなく

前日の顔見せパレードでは、華やかな衣装をまとった馬と騎手が町を練り歩き、海岸での潮ごりで無事を祈願!
10時30分に「加茂神社」を出発し、11時頃「菊間海岸」にて海水で身を清める“潮ごり”を行います。
その後「JR菊間駅前」を経由して、正午頃に「加茂神社」に戻ってくるスケジュールとなっていますよ♪
※パレードは雨天中止、走り込みは雨天決行
お祭り当日の衣装で口引きのいる12頭の馬に15歳以下の乗り子が乗馬しての顔見せパレード!
途中の海での「潮ごり」では身を清めるとともに、お祭りの安全を祈願します。
走り込みに向けて行われる神聖なパレードを見に行きませんか?
パレードを見てからお供馬の走り込みを見るとより一層感動が増しますよ♪
長く受け継がれる加茂神社の歴史

加茂神社は、菊間町の守護神として長きにわたり地域を見守ってきました。
祭りの主役となる「お供馬」は、神事の重要な役割を担い、神輿の渡御にも随行します。
昭和40年には愛媛県無形民俗文化財に指定され、今もなお地域の人々の誇りとして大切に守り継がれている加茂神社。
祭礼の一週間前からは氏子による参道の柵作りをはじめ、騎手の子どもたちや口引きの大人による参籠や毎朝の禊など、神聖な準備が続けられます。
菊間まつりは、幅広い世代が楽しめるイベント!
勇壮な馬の疾走や少年騎手の凛々しさ、華やかな装束、響き渡る掛け声や太鼓の音、地域の人々の熱意が五感に響いてきます。
特に子どもたちにとっては、間近で見る馬や伝統衣装、神輿の練り歩きが貴重な体験となるはず♪
地域住民の温かなもてなしや、地元ならではの雰囲気が随所に感じられるのも魅力のひとつです。
加茂神社周辺は自然にも恵まれているので、祭りの合間に散策や地元グルメの食べ歩きもおすすめ!
1日中満喫できるイベントとして、秋のおでかけにぴったりです。
安心して観覧するためのポイント

菊間まつりは多くの来場者で賑わうため、観覧時はマナーと安全を意識したいところ。
境内や参道は混雑が予想され、特に池の土手下付近は早朝6時以降から場所取りが始まるほどの人気です。
馬の近くでの大声やフラッシュ撮影、柵内の横断、馬への無理な接近・接触は大きな事故につながる恐れがあるため厳禁!
場内のアナウンスや係員の指示を必ず守り、誰もが安心して祭りを楽しめるよう協力しましょう。
駐車場は菊間中学校・菊間小学校・緑の広場グラウンドに無料で用意されていますが、路上への無断駐車は絶対に避けてください。
JR予讃線「菊間駅」から徒歩15分と公共交通でもアクセスしやすく、高速道路利用の場合も今治湯ノ浦ICから車で約40分と便利ですよ♪
パレードは雨天時中止ですが、走り込みは基本的に雨天決行となっています。
ただし警報発令や特別な天候時は中止の場合もあるため、事前に最新情報をご確認ください。

菊間祭り(お供馬の走り込み)の情報
開催日/2025年10月18日(土)~10月19日(日)
開催時間/18日(土)10:30~12:00、19日(日)8:30頃~11:00
開催場所/加茂神社
住所/愛媛県今治市菊間町浜1989
料金/無料
駐車場/あり(菊間中学校・菊間小学校・緑の広場グラウンド)
お問い合わせ/今治市菊間観光協会 0898-54-3450