
戦後の饅頭屋から79年 3人の女性が守る「花正食堂」の暖簾
戦後に現店主の義父がこの土地で饅頭を作って売っていたのが始まりという「花正食堂」。

整備された花園町通りに面してい ながら、店内は昭和にタイムスリップし たような落ち着いた空間が広がる
昭和24年に食堂の形となり、今年の8月で創業79年を迎えた。

毎月第3日曜に開催される「お城 下マルシェ」。手作りの漬物やシフォン ケーキ、おにぎりなどを店頭販売
現在は店の味を受け継いだ店主の吉田恵子さんを中心に、義妹の若江圭子さん、娘の奈々さんの3人で力を合わせて店を切り盛り
している。
\季節の素材を 使った家庭的な 味がウリです!/

店主(右):吉田恵子さん、 娘さん(左):藤原奈々さん
「鍋焼きうどん」から定食まで、世代・国境を越えて愛される食堂
朝から朝食メニューだけでなく、麺類、ご飯もの・定食、一品ものも注文でき、昔ながらの「鍋焼きうどん」など常連客を虜にするメニューも多い。

▲朝食セット(650円)
「ザ・定番」の朝食セット。生 卵は、卵焼きや目玉焼きなど 希望に応じて調理もOK
【 提供時間】7:30~11:00

昔から変わらない味わいの「鍋焼きうどん」(700円)。 煮干しで取った優しい甘さのダシととろろ昆布が特徴
最近ではSNSを見た観光客や海外の人など訪れる客も千差万別で、来る人は田舎のばあばの家庭的な手作りの味に魅了。

▲くわみそ焼定食 (900円)
豚肉とタマネギを甘めの大洲産麦 みそで炒めた食が進む一品。朝か らしっかりと栄養をチャージできる ※小鉢や汁物は日替り
【 提供時間】終日
今も昔も変わらず多くの人に愛されている食堂だ。

昼のおすすめ「日替り弁当」(700円)。月・水・金曜は 揚げ物、火・木曜は野菜のおかずが中心