【なにわもんじゃ鉄板焼　ひとへら/ランチ】徹底解説！なにわもんじゃ鉄板焼きの世界へようこそ！（愛媛/今治市）

2025.12.5 ゆず

この道28年！こだわりが詰まった大阪の味がここ今治で味わえます♪

こんにちは！何よりも食べることが大好き「ゆず」です！

今回ご紹介するのは、前田さんご夫婦が営む【なにわもんじゃ鉄板焼　ひとへら】です。

大阪で長年修業と経験を積んだのち、奥様の地元であるここ今治市にお店を構え、2025年11月24日に5周年を迎えられました。

飲食業界を震撼させたコロナ禍を乗り越え、今や「もんじゃ焼き」を代表すべきお店に。

息の合った前田さんご夫婦が織り成す、粉もんの世界をたっぷりお話させていただきます♪

ここに来たら食べてほしいのは、やはり「なにわもんじゃ」。

生地やお出汁、ソースに至るまでこだわりつくされたメニューがずらりと並びます。

今回は、じっくり柔らかく煮込んだどて焼きが入った「和牛どて焼きもんじゃ」(1,640円)をいただきました。

大阪では、すじコンの味噌煮を「どて焼き」と言い、一品料理の名物にもなっています。

それをもんじゃにしたのが【なにわもんじゃ鉄板焼　ひとへら】の「和牛どて焼きもんじゃ」。

大阪ならではのご当地もんじゃを、今治にいながら楽しむことができます。

毎日、丁寧に店内仕込みをされている、ここでしか味わえないこだわりの「どて焼き」をぜひ味わってみてください。

そこにカリカリ食感がたまらないベビースター、もんじゃ焼きとの相性抜群のもちをトッピング♪

ベビースターを投入するタイミングもこだわられていて、後入れならではのカリッとした食感が楽しい！

自分好みにトッピングをカスタマイズして、オリジナルの一枚を作れるのももんじゃ焼きの醍醐味のひとつです♪

妥協知らずのプロの味！熱い思いが込められた魂の一枚！

なにわもんじゃ鉄板焼　ひとへらでは、奥様が各卓上にある鉄板で、一枚一枚丁寧に焼き上げてくれます。

驚いたのが、奥様の計算しつくされた華麗な焼き上げ技術です。

具材を混ぜて、炒めて、土手を作り、お出汁を流し込み、具材を馴染ませる。

完成までのこの工程の多さを全卓上、奥様お一人でこなしていきます。

「焼いて終わりではありません。最後の一口まで美味しく食べてもらいたいので2回、3回と様子を見に伺います。」と言うので、驚きです。

ピーク時は、常に頭はフル回転。

培ってきた経験、五感を駆使し、店内を駆け回り、常に最高の一枚を提供し続けます。

今でこそ洗練されているものの、実はここまでこなせるようになるまで苦労の連続だったそうです。

特に大変だったのは、大阪時代と鉄板が変わったこと！

鉄板の大きさや厚みがミリ単位で変わるだけで、焼き上がりが全く違ってくるんだそうですよ。

焼いては対策し直し…を繰り返し、ようやく納得のいくカタチに—。

一枚一枚にご夫婦の魂が込められています！

目の前でどんどん仕上がっていく様子を見られるのも、もんじゃ焼きならでは♪

見事なヘラ捌き、一切無駄のない動きはプロだからこそなせる業。

洗練されたパフォーマンスも食事と一緒に楽しんでくださいね。

さて、ジュージューと美味しそうな音を立てるもんじゃ焼きの完成です！

旨味たっぷりの毎日引き立ての特製関西出汁がベースなので、ソースはいりません♪

大阪で愛され続けた味をそのままに、召し上がれ♪

トロっとした食感からカリッとした食感に—。

食べている間も鉄板の上でもんじゃ焼きの美味しさは変化し続けます。

奥様が食べ方を最後までレクチャーしてくれるので、常に“最高の美味しさ”を味わうことができます。

特にお出汁がギュッと凝縮されたおこげはほっぺたが落ちそうなほど絶品ですよ♪

愛媛で食べられるのはここだけ！？どろ焼きってなあに？

皆さん、どろ焼きを食べたことはありますか？

わたしは、今回初めて食べるだけでなく、「どろ焼き」という言葉を初めて耳にしたので、一体どんな料理なのか食べる前からドキドキワクワ

どろ焼きとは、兵庫県姫路市発祥の粉もん。

お好み焼きの一種で、出汁で溶いた小麦粉に具材を加え、オムレツ状にして焼いたものです。

本来、一口サイズに掬ってお出汁に浸していただくのですが、せっかくなのでまずはそのままいただきましょう♪

ひと口目から、もう衝撃！

まん丸の可愛いフォルムからは想像もつかない、キリっとしたお出汁が感じられる生地。

つい、ビール片手に口いっぱい頬張りたくなります♪

ふわっふわの生地が口の中でとろ～ん…まさにふわとろ食感。

次は、美味しさのあまり飲み干しちゃうお客様もいらっしゃるという、透明感のあるお出汁に浸していただきます。

口の中にお出汁の香りが広がって、ソースなしでも完成されている旨さ。

スプーンで掬って食べるスタイルも特別感があり、「たこ焼きでもお好み焼きでもない」新ジャンルの旨さを体感することが出来る、そんな逸品でした。