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【村田農場売店】90歳代でも20個収穫!?初心者に人気の小玉スイカ「媛小紅」と1株で3種の実がなるトマト苗がすごかった(愛媛/松山市・おでかけレポ)

2026.5.20 二木えりか(Erika Futagi)

こんにちは。3児のママでフリーライターの二木えりかです。

私は子どもの頃から植物を育てることが趣味で、現在は自宅の庭に約40坪の畑をつくり、子どもたちと一緒に家庭菜園を楽しんでいます。毎年スイカや季節の野菜を育てるのが恒例になっていて、苗選びも楽しみのひとつです。

今回は、実際に「村田農場」さんの販売所へ足を運び、村田農場の相原さんにお話を伺ってきました。村田農場さんは、家庭菜園好きなら知らない人はいないほど有名な場所。私自身も以前から季節ごとに足を運び、夏野菜や冬野菜など、その時期に合った苗を購入しています。

苗の種類が豊富なので、「そろそろ植え付けの時期かな」と思うと自然と足が向く場所なんです。いつ行っても駐車場にはたくさんの車が停まっていて、その人気ぶりが伝わってきます。地域の方はもちろん、少し遠方から訪れる人も多い印象です。

村田農場の人気の理由は「苗の強さ」

「村田農場」さんのすごさは、ただ苗を販売しているだけではありません。苗づくりに欠かせない土まで自社でつくっているという徹底ぶりで、苗が元気に育つ環境づくりからこだわっているそうです。

さらに、接ぎ木苗には独自の特許取得技術が使われており、病気や連作障害にも強い苗になっているとのこと。

家庭菜園をしていると、「去年うまくいった場所なのに今年は育ちが悪い」「病気になってしまった」という悩みもありますよね。そうしたトラブルを減らせる強い苗は、初心者にも経験者にもとても心強い存在です。

実際に売店の中を見ると、並んでいる苗はどれも葉の色つやがよく、見るからに元気なものばかり。人気の理由がよくわかります。

一面のスイカ苗!たくさんありすぎて悩みますが、店員さんに相談するとおすすめの苗を教えてくれてあっという間に決まります。

人気のお店のため、駐車場はいつも混み合っています。時間に余裕を持って足を運ぶのがおすすめです。

売店では苗だけではなく、地元産の野菜なども販売されています。

土や肥料など野菜を育てるのに必要なものは全てここで揃います。

この「綿実油粕」はゆっくり長く効き、肥料焼けしにくい万能な肥料だそうです。

実際に村田農場さんで購入して育てた玉ねぎはこちら。

病気になることもなく、とても立派に育ちましたよ。

今年はスイカを4株に!媛小紅も仲間入り

今回、小玉スイカの「媛小紅(ひめこべに)」を育てることになりました。名前の通り、愛媛県生まれの品種で、「媛」の文字が入っているのが特徴。

かわいらしい名前のスイカですが、とても育てやすく人気なのだそうです。相原さんに伺った話の中で印象的だったのが、「90代のおばあちゃんでも20個収穫できた」というお話でした。

それだけ実つきが良く、初心者でも収穫までつなげやすい品種ということですよね。スイカは難しいイメージもあるかと思いますが、媛小紅なら初心者の方も挑戦しやすそうだと感じました。

我が家では、毎年スイカを4~5株育てるのが定番です。今年は、大玉スイカを2株、小玉スイカを2株というバランスで植えました。大玉は「黒皮黒鉄王」と「赤大玉スイカ羅皇」、そして小玉は今回の「媛小紅」です。いずれも村田農場さんで購入しました。

それぞれに違った魅力があるのですが、子どもたちの希望は「種の入っているスイカ」とのことでした。種をぷぷぷっと口から飛ばすのが楽しいからなのだとか(笑)

大玉はしっかりした甘さと食べ応え、小玉は手軽に食べられるサイズ感と育てやすさが魅力です。特に今年は、媛小紅がどれくらい実をつけてくれるのかが楽しみで、子どもたちも「いっぱいできるかな?」と今からワクワクしています。

たくさん売っていたスイカの中から、娘が好みのものを選びました。

他にもスイカ3株、きゅうり2株、相原さんおすすめのオクラ2株などを追加で購入しました。

相原さんにスイカのお話を聞く娘と私。放任栽培でも1株20個収穫できるスイカ…楽しみです!

こちらは我が家の家庭菜園で昨年収穫した野菜たち。

基本的に手のかかるものは作らず、放置していても育つような野菜ばかり作っています。

1株で3種類!?話題のトマト苗「ハットトリッくん」

今回、村田農場さんで購入したのはスイカだけではありません。

とても珍しい「ハットトリッくん」というトマトの苗です。こちらは1株で3種類のトマト(中玉フルティカ、イエローアイコ、ミニトマトアイコ)が収穫できるという珍しい苗で、「村田農場」の接ぎ木技術によって作られています。

相原さんによると、「プランター1つでも3種類のトマトが収穫できたらうれしいですよね。広い畑がなくても、ベランダなどの小さなスペースで育てられるように考えた商品です。」とのことでした。

たしかに、家庭菜園をしたくても広い畑がないという方は多いですよね。そんな方でも、1株で複数品種を育てられるのはかなり魅力的だと感じました。

今回育てる3種類のトマトができる不思議なトマト「ハットトリッくん」はこちら。

台木にはフリーキックを使用しているそうです。脇芽のところに接ぎ木をしているので、間違って取らないように注意が必要です。

ハットトリッくんの小苗は売り切れていましたが、大きいものはこの時点ではまだ販売されていました。 すでにアイコの実が出来ていて娘も興味津々です。

毎年ウッドデッキの横にトマトを植えて、リビングを出たらすぐにトマト狩りができる環境にしています。

こちらは昨年の画像ですが、今年はもっと華やかにたくさん実をつけてくれると信じています。

実際に植えてみました|空中栽培のスイカと話題のトマト苗に挑戦

購入した苗は、さっそく自宅で植え付けました。

まずスイカは、毎年育てているフェンス横のスペースへ3歳の長男と植え付けです。今年も4株を株間1メートルで植えつけました。風通しや日当たりを考えると、このくらいの間隔が我が家ではちょうどよく、毎年安定して育ってくれています。

育て方は、フェンスを活用した空中栽培です。ツルを上へ誘引して育てることで風通しが良くなり、病気になりにくいのが大きなメリット。スイカは葉が込み合うと蒸れやすくなりますが、空中栽培なら管理もしやすく、状態も確認しやすいと感じています。

さらに、地面にツルが広がらないため、場所を取らず省スペースで育てられるのも魅力です。限られた家庭菜園スペースでも取り入れやすい方法だと思います。

この育て方を始めてもう5年ほどになりますが、毎年しっかり実がついてたくさん収穫できているので、個人的にもかなりおすすめの栽培方法です。

一方、話題のトマト苗「ハットトリッくん」はプランターで育てることにしました。私が使っているのは10ガロンの不織布プランターです。

以前はプラスチック製のプランターも使っていましたが、2〜3年ほどで劣化してしまうことが多く、今は不織布タイプがお気に入りです。

不織布プランターは5年以上使っていてもまだまだ現役。軽くて扱いやすく、使わない時は折りたためるので場所も取りません。処分しやすく、価格も手ごろなので家庭菜園との相性はかなり良いと感じています。

今回の植え付けは、1歳の末っ子も一緒に参加してくれました。苗を植えたあとには、水やりまでしっかり担当。本人も楽しそうで、家族みんなでにぎやかな植え付けになりました。

「ハットトリッくん」は3種類のトマトが収穫できる苗なので、それぞれが分かりやすいよう支柱で固定しながら整えてあります。

これからどんなふうに成長していくのか、そして今年の夏にどれだけ収穫できるのか、今からとても楽しみです。

自宅の庭の畑です。すでにトマト、ブロッコリー、カリフラワー、じゃがいも、えんどうなど色々な野菜を育てています。

右手前のところにスイカを植える予定で土づくりをしていました。他にもいちじく、キンカン、レモン、さくらんぼなど果樹も育てています。

スイカの植え付けは3歳の長男が担当。1歳くらいからやっていたのでお手の物。

我が家の畑では土づくりに鶏糞堆肥、牛糞堆肥、化成肥料、油粕、キエーロ堆肥などを使用しています。植え付けの1週間ほど前に土づくりをするのがおすすめです。

ハットトリッくんは庭でプランターに植えました。それぞれの種類のトマトに支柱を立てています。

水やり担当は1歳の末っ子です。

野菜大好きで生野菜サラダもへっちゃら。一番収穫を楽しみにしているのは彼女かもしれません。

ハットトリッくんを育てるのはこの場所。

現在はまだスナップエンドウを栽培中のため、終わり次第ここにお引越し予定です。

村田農場は家庭菜園をもっと楽しみたい人におすすめの場所

「村田農場」さんは、苗を買うだけでなく、育てる楽しさまで感じさせてくれる場所です。店員さんにお声をかけるととても詳しく野菜の特徴や育て方を教えてくれます。

実際に娘は今年学校でもミニトマトを育てるので、「小さいプランターでミニトマトを育てるコツ」を相原さんに教えていただきました。(水切れと肥料切れに注意することだそうですよ!)

丈夫で元気な苗がそろっているので、これから家庭菜園を始めたい方にもぴったりですし、毎年育てている方にとっても新しい品種との出会いがあります。私自身も季節が変わるたびに立ち寄ってしまうお気に入りの場所で、その時期ならではの苗を見るのが毎回楽しみです。

今年の夏は、媛小紅がどれだけ実をつけてくれるのか、ハットトリッくんはどのように実をつけるのか今からとても楽しみです。収穫の様子も、またレポートしたいと思うのでチェックしてみてくださいね!

株式会社 村田農場のアクセス・基本情報

訪れたスポット/株式会社 村田農場
住所/愛媛県東温市南野田734-1
営業時間/8:00~17:00
定休日/日曜、地方祭、年末年始

株式会社 村田農場 公式ホームページ

二木えりか(Erika Futagi)

この記事を書いたのは

二木えりか(Erika Futagi)

「伝えたいこと、伝わるかたちに」地域に寄り添い言葉でつなぐ、愛媛の3児ママライター。
「3児ママの生活者目線と取材力を活かし、地域の魅力や人の想いを温かく伝えます。」

得意ジャンル:

地域・子育て・暮らしなど

〇砥部町(東温市出身)在住
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