
こんにちは!
生まれも育ちも今治、2人の子どもを育てる兄弟ママライター・おまいです。
毎日何気なくひねっている蛇口。
冷たい水が当たり前のように出てきますが、「この水はどこから来ているんだろう?」と考えたことはありますか?
今回は、今治市で毎年夏休みに開催されている「高橋浄水場 バリウォーター」の施設見学会に、兄さんと一緒に参加してきました。
水がきれいになる仕組みや災害時の備えなど、普段は見ることのできない水道の裏側を学べる見学会。
実験や体験もあり、子どもだけでなく大人も「知らなかった!」と発見がある一日になりました。
イオン近くの大きなタンク、実は何の施設?
今治市のイオンモール今治新都市の近くを通ると、大きなタンクが並ぶ施設を見かけたことはありませんか?
「あそこって何の施設なんだろう?」
そう思ったことがある人も多いはず。
実はここは、令和4年3月に完成した今治市の新しい浄水場「高橋浄水場 バリウォーター」です。
私もイオンへ行くたびに見かけていましたが、中へ入るのは今回が初めてでした。
ここでは玉川ダムにためられた水を、私たちが安心して飲める水へと生まれ変わらせています。
玉川ダムの水は飲み水だけでなく、工業用水や農業用水、洪水を防ぐ、水力発電など、私たちの暮らしを支えるさまざまな用途で利用されているそうです。
見学では、水道水ができるまでの流れや最新の設備を学べるほか、子どもでも楽しく学べる実験や、災害時に活躍する車両の見学も行われました。

イオンモール今治新都市から見えるバリウォーター!

親子で初めてバリウォーターを見学!

ワクワクしながら施設の中へ出発!
水がきれいになる仕組みを実験で体感
まずは室内で、水がきれいになる仕組みについて教えていただきました。
特に子どもたちが一番盛り上がっていたのが実験の時間。
汚れた水が入ったビーカーを使い、膜ろ過(まくろか)装置の仕組みを再現すると、濁っていた水がみるみる透明に。
その様子に、「すごーい!」と大人も子どもも思わず声を上げていました。
さらに、用意されたきれいな水へ薬を入れて混ぜる実験では、兄さんもチャレンジ。
水はピンク色に変わり、「なんで色が変わるん?」と興味津々。
これは、実際にバリウォーターでも塩素でしっかり消毒され、安全な水になっていることを確認する工程だそうです。
次は実際の浄水施設へ。
水は最初に「除じん設備」と「着水井」で、木の枝や葉っぱなどの大きなごみを取り除きます。
続いて「マンガン接触池」や「混和池」で水質に合わせた処理を行い、膜ろ過装置へと送られます。
今回は、バリウォーター最大の特徴でもある膜ろ過装置を見学しました。
膜ろ過装置の膜には、わずか0.1マイクロメートルという小さな孔が開いていて、不純物や細菌などを取り除きます。
「後塩素混和池」で塩素消毒を行った後、配水池から市内へ送られ、私たちの家庭へと届けられているそうです。
中央監視室では24時間365日、安全な水が届けられるよう監視が行われ、水質検査室でも定期的な検査が実施されています。
さらに、この施設で使われる電気は、今治市のごみ処理施設「バリクリーン」で発電された電気を利用しているそうです。
安全な水づくりだけでなく、環境にも配慮した取り組みを知り、「今治ってすごいな」と改めて感じました。

プロジェクターを使って浄水場の仕組みを学びます

子ども用・大人用それぞれのパンフレットを配布

薬を入れて水の変化を観察する実験に挑戦!

実際のろ過装置を間近で見学できました
災害時に活躍する車も見学!防災についても学べる
屋外では、災害時に活躍する浄水車と給水車も見学しました。
浄水車は、川や池などの水をきれいにし、生活用水として使える水にする特別な車です。
実際に能登半島地震でも出動し、お風呂や洗濯などに使う水を確保するため活躍したそうです。
一方、給水車は飲み水を運ぶための車です。
子どもたちは、災害時に使用する非常用給水袋へ実際に水を入れ、持ち運ぶ体験もしました。
袋いっぱいに入った水は想像以上に重く、そのまま手で持つのはちょっと大変そう。
そこで教えていただいたのが、ひもを付けてリュックのように背負う方法です。
「これなら持てる!」と子どもたちも楽しみながら、防災の知識を学んでいました。
この日は偶然、徳永市長も来場されていて、参加者へ温かく声を掛けられていたのも印象的でした。

災害時にも活躍する浄水車を見学!

浄水前と浄水後の水!見比べてみると全然違います!

給水車の蛇口から実際に水を出して体験♪

非常用の給水袋を実際に持ってみました!

リュックのようにも背負える非常用給水袋
蛇口の向こう側を知ると、水がもっと大切になる
見学を終えて一番心に残ったのは、市長がお話しされていた「蛇口をひねれば水が出ることは当たり前ではない」という言葉でした。
浄水場では24時間365日、安全な水を届けるために働く人がいます。
地下には長い水道管が張り巡らされ、その維持や点検をしている人たちもいます。
普段は見えない場所で、本当にたくさんの人が私たちの暮らしを支えてくれていることを改めて知りました。
兄さんもこの見学で、水の大切さを考えるきっかけになったようです。

市長から水の大切さについてのお話も

最後は市長と記念撮影をしていただきました♪

親子で知らなかった水の仕組みを学べました♪
親子で楽しく学べる水の大切さ
実験や施設見学、災害時の体験など盛りだくさんの「高橋浄水場 バリウォーター」の見学会。
楽しみながら学べるので、親子でのお出かけはもちろん、夏休みの自由研究にもぴったりです。
普段何気なく使っている水ですが、その裏側には多くの人の努力と最新の技術がありました。
蛇口の向こう側を知ることで、水への感謝の気持ちや防災への意識を考える時間にも。
私も子どもと一緒に、「水を大切に使うこと」を改めて考えるきっかけになりました。
高橋浄水場(バリウォーター)の施設見学のアクセス・基本情報
開催日/
2026年7月23日 10:00~11:00
2026年7月29日 10:00~11:00
2026年8月4日 10:00~11:00
開催場所/今治市水道事業 高橋浄水場(バリウォーター)
住所/愛媛県今治市高橋乙7番地1
駐車場/あり
料金/無料
問い合わせ先/今治市 水道工務課 施設係
電話番号/0898-36-1577
メール/s-kanri@imabari-city.jp