
愛媛県大洲市の大洲市立肱川風の博物館・歌麿館で、2026年9月12日から11月23日まで「小田久義×拓也 二人展」が開催されます。親子二代の彫刻家による表現の軌跡が一堂に並びます。
親子二代で紡ぐ、愛媛の彫刻表現の軌跡

愛媛県美術界の彫刻分野において、長年にわたり制作と指導を続けている小田久義氏。
済美高校での美術教育を通じて、地域の美術振興と人材育成に関わってきました。教育者として後進の指導にあたるかたわら、造形表現の探究も続けてきた人物です。

そのご子息である小田拓也氏も、本年3月まで大洲高校で美術教師を務め、現在は今治西高校で教鞭を執りながら制作活動に励んでいます。
親子で教育と表現の両立を重ねてきたという共通点が、二人の背景にあります。
素材と技法の違いが広がりを見せる

本展では、親子それぞれが歩んできた彫刻表現の軌跡が並びます。
久義氏が木を主たる素材に表現を紡いできたのに対し、拓也氏は金属を扱いながら独自の造形を切り開いてきました。素材も技法も異なる二人が並ぶことで、彫刻という表現の奥行きがいっそうに伝わります。

静かな中にも力強い存在感を放つ作品群は、見る人に立体造形の豊かな世界を届けてくれるでしょう。大洲市立肱川風の博物館・歌麿館では、彫刻を主題とした展覧会は本展が初めての開催となります。
関連イベント・小田 拓也氏によるハンドパン演奏会
会期中には、彫刻家でもある小田拓也氏によるハンドパン(ハング)の演奏会が予定されています。会期中の2026年10月4日(日)、大洲市立肱川風の博物館1階ロビーが会場です。
開演は午前の部10時、午後の部14時からの2回で、各回約20分間。入場無料で、どなたでも自由に楽しめます。
ハンドパンは、2000年にスイスで開発された世界的にもまだ珍しい楽器です。国内外のイベント出演やコンピレーションアルバムへの参加など、拓也氏は県内外で精力的に演奏活動を続けています。
彫刻とはまた違う、静かな余韻に触れるひとときになりそうですね。

「小田久義×拓也 二人展」の基本情報
イベント名:小田久義×拓也 二人展
開催日:2026年9月12日(土)~2026年11月23日(月・祝)
開催時間:9:00~17:00
開催場所:大洲市立肱川風の博物館・歌麿館
住所:愛媛県大洲市肱川町予子林99-1
駐車場:あり(50台)
入場料:無料
問い合わせ:大洲市立 肱川風の博物館・歌麿館(TEL:0893-34-2181)