
2026年11月1日(日)、松山市堀之内の愛媛県美術館 講堂で、記録映画「シアターねこが置いていく」が上映されます。
2024年8月末に閉館した、松山唯一の小劇場「シアターねこ」の閉館と誕生を追った作品です。
閉館した松山唯一の小劇場を追う記録映画

2024年8月末に閉館した、松山唯一の小劇場「シアターねこ」の閉館を追った作品です。

閉館までの数ヶ月、劇場に縁のある数多くの人々を訪ねて取材を重ねた記録が収められています。
制作のきっかけは、新聞の報道で閉館を知った製作者が、訪れたことのなかったシアターねこを実際に訪ね、関係者への取材を始めたことでした。
一つの場所がこの街に生まれ、そして無くなっていく過程を、映像でたどる作品です。
第一幕「悼む人々」 劇場をめぐる人々の言葉

13時からの第一幕「悼む人々」では、閉館までの数ヶ月、劇場に縁のある多くの人々に「あなたにとって、シアターねことはどういう存在ですか?」と問い続けた記録が描かれます。

運営する人、県内外の上演劇団、支援する人、少し離れた立場の人など、さまざまな立場の言葉が繋ぎ合わされています。
そして、「なぜ、やめるのか」「どうすれば続けられたのか」という新たな問いが明らかになります。
第二幕「ねこが来た道」 始まりへの熱意と、これからの松山

14時30分からの第二幕「ねこが来た道」では、代表の鈴木美恵子さんや関係者から、劇場の開設までのエピソードを取材しています。

鈴木さんの地域における文化芸術への熱意の底流を手繰り寄せ、この街から新たな「創造の主体」と「場所」が生まれることを展望する内容です。

上映終了後には、シアターねこの代表であった鈴木美恵子さんと、映画の製作者である堀内浩一さんを含むアフタートークも開催されます。
相次ぐ閉館の中で、文化と場所を考える

松山市では、2024年8月末に松山唯一の小劇場「シアターねこ」が閉館しました。2026年10月末には、愛媛県唯一の大衆演劇場「松山劇場」の閉館が予定され、その後、同じく愛媛県唯一のミニシアター「シネマルナティック」も11月24日に閉館します。
文化と場所にさまざまな立場から関わる人々の姿は、これからの松山を考える、そして生きるためのきっかけの一つになります。
記録映画「シアターねこが置いていく」の基本情報
イベント名:記録映画「シアターねこが置いていく」
開催日:2026年11月1日(日)
開催時間:13:00~ 第一幕 悼む人々/14:30~ 第二幕 ねこが来た道
開催場所:愛媛県美術館 講堂
住所:松山市堀之内
駐車場:なし
入場料:予約1,000円、当日1,500円
問い合わせ:堀内(TEL:090-3426-9960)