上島町へ行こう!「ゆめしま海道」全線開通
令和4年3月20日(日)上島町を結ぶ「岩城橋(いわぎはし)」が完成!
町民の願いが込められた橋
上島町は、しまなみ海道の東側に広がる7つの有人島、18の無人島が集まってできた離島の町。
温暖な気候と瀬戸内海の風光明媚な自然、海・山の幸に恵まれ、近年はのんびりと「島時間」が過ごせると、観光地や移住地として人気が高まっています。
かつて、島間の移動は船に限られていたため、医療や就学、経済活動の面で大きな障害となっており、島を結ぶ橋の建設は町民の悲願でした。そこで県では、弓削島(ゆげしま)、佐島(さしま)、生名島(いきなじま)、岩城島(いわぎじま)の4つの島を3つの橋で結ぶ「上島架橋事業」として工事をスタート。
平成8年3月に弓削島と佐島を結ぶ「弓削大橋」が、平成23年2月に佐島と生名島を結ぶ「生名橋」が開通。そして令和4年3月、生名島と岩城島を結ぶ最後の架橋「岩城橋」が完成します。
瀬戸内海の新たな顔 「ゆめしま海道」に期待大!
岩城橋の開通により、上島町の4つの島をつなげる県道岩城弓削線(愛称:ゆめしま海道)の全線開通が実現。町民の利便性が飛躍的に向上するのはもちろん、4島周遊の新たな観光ルートの創出が待望されています。
早くも全国のサイクリストたちの話題に。信号がなくて交通量も少ないため、しまなみ海道とはひと味違った魅力があると、注目を集めています。3つの橋の整備効果、ますます期待大です。
問合せ/愛媛県 道路建設課
TEL/089-912-2710