【連載】パン好き編集部おかちゃんのパンさんぽVol.6|ブーランジェリー プース・ド・シェフ

2021.10.15 えひめのあぷり編集部

【連載】パン好き編集部おかちゃんのパンさんぽVol.6

みなさんこんにちは!
休日の楽しみはパン屋さん巡り。
365日パンを食べていたいパン好き編集部おかちゃんです!
そんな私が実際に訪れたパン屋さんのおすすめ商品をご紹介する連載企画!

第6弾はこちらのお店~!

松山市南江戸|ブーランジェリープース・ド・シェフ

愛媛のハード系の人気店として知られる「プース・ド・シェフ」さん(私はプースさんと呼んでいます)。店には約95種類のパンが並んでいるのですが、最近では季節ごとに種類が変わる「マリトッツォ」が大人気。その人気は、発売時間前から行列ができるほどです。

私がプースさんに通うようになってからもう何年も経ちますが、店主・得居さんが作るパンをはじめて食べたときに驚いたのは、「小麦粉の美味さ」でした。プースさんは、素材へのこだわりがとにかく強いお店です。北海道をはじめ、全国各地の生産者さんを直接訪ね、実際に見て品質を確かめ、契約する。同じ作り手として生産者さんをリスペクトしているからこそ、素材の魅力を引き出すことへの努力は惜しみないのです。そんな、生産者さんとの絆で生まれたパンは、多くのファンを作っています。私もその一人です。

そんなプースさんで今回ピックアップしたパンがこちら!

おすすめ①|お米パン(1個81円)

「あれ…? ハード系じゃないの?」と思った方もいるでしょうが、実はプースさんで1番人気なのはこの「お米パン」なのです! 国産米を使用し、24時間低温発酵することで、驚くほどもっちりとした食感と口いっぱいに甘さが広がる優しいパン。そのままでも十分美味しいですが、私はリベイクして何も付けずに食べるのが好きです。生地の美味しさがより分かるので。

おすすめ②|かぼちゃとカレーのキッシュ(367円)

プースさんでは、上の写真の大きくカットしたかぼちゃにカレーを忍ばせたキッシュと、スモークサーモンとほうれん草がゴロゴロ入ったキッシュの2種を提供されています。購入してすぐに食べたい気持ちを抑え、おうちに帰って温めてから丁寧にいただきたい、そんなご馳走キッシュです。

おすすめ③|グリュイエールチーズとクルミのオルジュ(248円)

「地味な見た目だから、あまり目立たないんだけど…僕は一番好き」と得居さんがおすすめしてくださったこちらのパン。確かに地味だけど、食べてびっくり。水分をしっかり含んだ国産小麦と大麦のしっとりモチモチの生地に、グリュイエールチーズの塩み、クルミの食感、オーガニックの亜麻仁もいいアシストをしています。これは、全力でおすすめしたい!

おすすめ④|シナモンロール(281円)

他ではあまり見かけない、クロワッサン生地で作られた「シナモンロール」。シナモンたっぷり! 香り高い! クロワッサンもシナモンも大好物だから、あれば必ず購入しています。

おすすめ⑤|ピスターシュ・ショコラ(281円)

人気ですよねピスタチオ。季節限定のイメージがありますが、この「ピスターシュ・ショコラ」は定番商品。牛乳100%使用のチョコ味のソフトフランス生地に、自家製ピスタチオクリームをサンド。上品な大人の甘さです。

季節限定①|デニッシュ・モンブラン(378円)

プースさんでは季節限定のデニッシュが登場するのですが、秋はモンブランのデニッシュ。デニッシュ生地の上に、アーモンドクリーム、渋皮栗マスカルポーネ配合の自家製クリームモンブランクリームがのっています。

季節限定②|ピスタチオのマリトッツォ(346円)

ブリオッシュ生地に、ピスタチオの生クリーム、そしてラズベリージャムをサンドした甘くて酸っぱいマリトッツォ。今の時期は「モンブランのマリトッツォ」もあります。季節に合わせて商品は入れ替わるので、お早めに!

編集後記

いつもお忙しそうだな~と思いながら奥の工房で作業する得居さんと、店頭に立っている奥様にご挨拶をすると、必ず優しい笑顔で返してくださいます。お二人の人柄の良さとスタッフのみなさん一丸となって美味しいパンを作る、そのひたむきさに私含め熱狂的なファンがついているのだと思います。プースさんは、「このお店が愛媛にあってよかったなぁ」と思う、私のお気に入りのお店の一つです。

基本情報

店名

ブーランジェリー プース・ド・シェフ

ジャンル

パン 愛媛県 中予 松山市 

住所

松山市南江戸2-7-15丹下ハイツⅡ1F

電話番号

089-923-2070

営業時間

7:00~19:00、日曜~17:00(売り切れ次第終了)

定休日

月 火 

駐車場