【Question】
帯状疱疹になりました。発疹は治ったのに痛みが治まりません。どうしたらいい?
【Answer】
「帯状疱疹後神経痛」の可能性があります。なるべく早めにペインクリニックの受診を!
【Doctor's Profile】
亀井 倫子院長
愛媛大学医学部卒業後、麻酔科とペインクリニックで研鑽を積み2016年に開院。
痛みをやわらげる治療から更年期障害まで幅広く対応
「帯状疱疹後神経痛」少しでも早く適切な痛みの治療を
体の左右どちらか半分の皮膚に赤い発疹が帯状に現れ、強い痛みを伴う帯状疱疹。
加齢や環境の変化による免疫力低下に伴い、ウイルスが活性化する事で発症するこの病気は、近年認知度が高まっている。
だが、その後に発症する場合のある帯状疱疹後神経痛に関してはまだまだ知られていない、と亀井院長は話す。
▲落ち着いた雰囲気の待合室。リラックスして過ごせる空間となっている
「皮膚の爛れは綺麗に治ったのに痛みだけが残る状態、それが帯状疱疹後神経痛です。一見病気が治ったように見えるので痛みを我慢してしまう方もいますが、ひどい場合はその後年単位で痛みが続くこともあります」とのこと。
▲18時まで受付可能で仕事帰りにも来やすい。院内にはWifiやコンセントも
帯状疱疹自体の症状が重かった人や痛みの治療が遅れた人は特に起こりやすく、とにかく早く適切な痛みの治療を行うことができるペインクリニックに相談に行くことが重要だ。
同院では患者一人ひとりに合わせた治療方法を提案。
「帯状疱疹の段階から、ペインクリニックを受診するのが最もおすすめです。また、50歳以上の方に向けた帯状疱疹ワクチンも推奨されていますね。帯状疱疹に罹った経験のある方もない方も、予防接種によって症状の軽減が見込めますよ」と教えてくれた。
便利なオンライン診療で通院の時間・手間を軽減
▲空き時間の有効活用としても受診できる。忙しい現代人にはありがたい!
通院患者の中には、どこにいても先生の診察が受けられるオンライン診療の利用者も増えてきている。
再診以降の患者のみ利用可能だが、ネットで予約した指定日時に日頃使っているデバイスでアクセスし、画面越しに先生の顔を見ながら話せる非常に便利なシステムだ。
症状がかなり回復してあとは薬だけという人や、転勤・引越しで移住後もかかりつけ医として同院を頼る人の利用などがあるそう。
仕事や家事、子育てに忙しく病院の受診時間が捻出できない、あるいは数分の診療のために病院まで足を伸ばすのが大変、という方はぜひ使ってみよう。
▲完全個室の点滴室。居心地がよくついうたた寝をしてしまう人もいる様子
『ローズペインクリニック』の施設情報と診療時間・休診日
施設名 | ローズペインクリニック |
電話番号 | 089-965-0908 |
住所 | 松山市空港通4-7-2 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:30~18:30 | ● | ● | ― | ● | ● | ― | ― |
※受付は診療終了の30分前まで
※水・土曜午後、日曜、祝日は休診
アクセスマップ
空港通り沿い、「石原自動車教習所」隣