四季こども歯科（伊予郡松前町）子どもの矯正方法【メディカルレポート】

【Question】
子どもの矯正にはどんな方法がありますか？

【Answer】
口呼吸など間違った習慣を正しい習慣に改善することで、歯並びを良くする方法があります

【Doctor's Profile】
伊賀上洋輔院長

松山市出身。長崎大学歯学部卒。
明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野等を経て、2023年開院。
小児歯科専門医

顎が小さくなる原因に着目・｢筋機能矯正｣と身体アクティビティで正しい習慣へ

子どもの場合、顎が小さいために歯が綺麗に並ばず矯正が必要となることが多い。では、なぜ顎が小さくなるのか。
同院は、その根本的な原因に着目した矯正を行う。
｢いつも口が開いている、舌が上あごについてなく、下に落ちているといった習慣が、顎が成長する機会を逃しているのです｣と院長。

▲日中1時間と就寝時に装着するシリコン製のマウスピースと拡大装置

いくら矯正装置で顎を広げて歯並びを改善しても、こうした悪習慣が改善されない限り、元の状態に戻ってしまうこともあるという。
そこで、同院では子どもの成長力を利用した｢筋機能矯正｣を採用。
正しい筋肉の位置に導くマウスピース型矯正装置の使用と、身体の使い方を学ぶためのアクティビティ。
この２本柱で治療を進めていく。

▲絵本が読める開放感のある空間で、診療までの時間を落ち着いて過ごせる

アクティビティでは、エデュケーターと一緒に呼吸や舌の使い方、飲み込み方、口唇などの間違った習慣を段階を踏んで治していく。
｢鼻呼吸ができるようになると、舌を正しい位置に保てるようになり、口も閉じられるようになります。正しい飲み込み方を覚えると顎の成長を促進してくれます｣。

良い循環を生み、子ども自身の力で正しい成長に導く。
それが四季こども歯科の考え方だ。

「子どものお口に良い循環を」小児歯科専門のクリニック

▲光にも工夫し、子どもたちのできない理由を減らす診療環境を整備

削ってつめて終わりという歯科治療ではなく、予防に特化した定期メインテナンス医院として、虫歯予防や小児矯正に注力する同院。
日本小児歯科学会小児歯科専門医の資格を持つ院長が掲げる医療理念は「for a better future」。
子どもたちのよりよい未来のため、予防に注力し一人ひとりの成長に寄り添ったアプローチを心がけている。