出典　：イマナニ

【石手寺初詣愛媛/松山市】年末年始は1年の無事を祈ろう！さあ石手寺へ！

2024年12/31～開催！大晦日は万灯会で世界平和を祈り初詣をしよう

松山市にある石手寺は、日本最古の温泉と言われる道後温泉の近くにあり、観光スポットとしても名高い寺院です。

1300年の歴史を誇り、国宝や重要文化財を多数有する石手寺は、外国人向け観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星を獲得するなど、国内外から多くの注目を集めています。

石手寺の名前の由来は、四国遍路の元祖・衛門三郎再来の伝説に深く関わりがあります。
豪農の衛門三郎は、弘法大師を追って四国巡礼を始めました。

その巡礼中、病に倒れた彼は「衛門三郎再来」と書かれた石を手に握り、生まれ変わりとして河野家に生まれました。
この石が寺に祀られ、寺名が石手寺となりました。

また、子の守護神である鬼子母神（きしぼじん）も祀られており、子宝・安産のご利益を求める方々に親しまれています。
この重要文化財にも指定されている「詞梨帝母天堂（かりていもてんどう）」は、高さ約3メートルのお社です。

こちらの石を持ち帰ると子授けや安産祈願にご利益があるとされています。
無事に子供が産まれたら、その子の名前と生年月日を書き、新しい石を添えて返すのが習わしとなっています。

石手寺に足を運んだ際にはぜひチェックしてみてくださいね。

そんな石手寺では毎年12月31日（大晦日）の23:00から「世界平和万灯会」が行われます。

第二次世界大戦や戦後の公害などで亡くなられた方々の御魂を弔う行事です。
境内や灯籠に灯された無数のろうそくが幻想的な雰囲気を醸し出します。

そして、万灯会に参加した後は、そのまま初詣に足を運び、新年の祈願を行ってみてはいかがでしょうか？
元旦から「節分星供厄除祈祷星供）」と「新春護摩祈祷」が行われます。

「節分星供厄除祈祷（星供）」とは、厄災を避け、開運を祈る祈祷です。
「新春護摩祈祷」は新年に幸運や繁栄を願う祈祷です。

どちらも個別に受けることが可能で、両方を選ぶこともできます。
詳しいスケジュールや申し込み方法については、石手寺の公式ホームページをご覧ください。

2月2日は「節分星祭り」を開催！

2月2日には「節分星まつり」を開催！
この行事は、願いを込めた護摩木を焚き上げることで厄除けや開運を祈る、伝統的な儀式です。
護摩の炎には、煩悩や災いを焼き払い、清浄な心をもたらす力があるとされています。

また、11:00、13:30、14:30の3回にわたり行われる餅まきでは、「福餅」と呼ばれる餅が幸福を願う参拝者に撒かれます。
ぜひこの福を手にして、新たな一年の幸運を呼び込んでください。

石手寺は、病気平癒、安産、起死回生など、多彩なご利益がある寺院として知られています。
年末年始は多くの参拝者で賑わいますが、大晦日や元日を過ぎると比較的落ち着いた雰囲気になりますよ。

家族や友人、大切な方とともに石手寺を訪れ、1年の無病息災を祈り、新しい一年を心穏やかに迎えてみてはいかがでしょうか。