
「肌のかかりつけ医」SAORI先生が皮膚科領域のあらゆる悩みに答えます。
やっちゃんと一緒にお肌について学びましょう。
himekoが皮膚科専門医に質問!
【教えてくれるのは…】
三番町SAORI皮膚科 院長
宮脇さおり先生
1998年に杏林大学医学部を卒業。県外の大学病院にて研鑽を重ねた後、地元松山へ戻り、愛媛大学医学部附属病院勤務を経て、2018年に開業。病院勤務時代に皮膚に関するエイジングについて研究し、医学博士号を取得。日本皮膚科学会皮膚科専門医。男女年齢問わず、患者のあらゆるニーズに応える努力を続ける。愛犬ミニチュア・ピンシャーのレオ君にメロメロ。

【今月のテーマ】男性にもスキンケアって必要?
スキンケアは女性だけのルーティーン? いえいえ性別は関係ありません。皮脂の多い男性こそ、適切なお手入れが清潔感につながります。
今回は、スキンケアの基本を学びましょう!
Q1 顔のテカリやベタつきが 気になります。
日常的に適切なスキンケアをしていきましょう。
皮脂は男性ホルモンの影響で皮脂腺が発達しているため、女性より20%程度多い傾向にあります。
洗顔・保湿・紫外線対策といった基本のスキンケアを習慣化しましょう。男性専用のスキンケア用品はさっぱりした感触のものが多く、抵抗なく続けられると思います。
【基本のスキンケア】
●ステップ1:洗う
洗顔料で皮脂や汚れをやさしく落としましょう。
ゴシゴシと擦るのは間違いですよ。洗顔料をよく泡立て、泡を転がす感じで洗います。
●ステップ2:保湿
保湿化粧品はたくさん種類がありますが、季節に合わせて一品のみでよいと思います。
例えば夏はサッパリ化粧水のみ、春秋は乳液、冬はクリームなどで保湿します。
●ステップ3:守る
日焼け止めを塗って紫外線から肌を守りましょう。
シミやシワなど、老化の8割は紫外線が原因です。
Q2 ちゃんと洗っているのに、 すぐ脂が出てきます…
洗いすぎると過剰に皮脂が出ることがあります!
ゴシゴシと洗顔のしすぎで肌の水分が失われると、乾燥を補おうとして皮脂分泌が増えることがあり、洗いすぎは逆効果になることも。
洗顔後は保湿をきちんと行いましょう。正しくスキンケアを行っても、なお皮脂でお困りでしたら、皮脂を減らす外用薬もありますのでご相談ください。
Q3 皮脂を放っておくとどうなりますか?
お肌の潤いを保つために適度な皮脂は必要ですが、過剰な皮脂は酸化して肌トラブルの原因になってしまいます!
皮脂は放置すると酸化してしまい、毛穴の黒ずみや脂漏性湿疹、くすみの原因になります。さらに角質と混ざって角栓になり、ニキビを引き起こす事もあります。
思春期アスリートを対象とした観察的研究では、水泳選手はニキビが少ない傾向にあるそうです。水泳中に皮脂がとれ、ニキビができにくいのかもしれませんね。

Q4 社会人になってから、 またニキビが増えて きました…
ニキビのピークは15歳と25歳といわれています!
社会人になり、ストレス・偏った食生活・寝不足では皮脂の分泌が増えます。
さらに髭剃りの習慣、マスク着用などが刺激となりニキビを悪化させることがあります。大人ニキビで困ったら皮膚科専門医を受診しましょう。
ひふかのつぶやき
―美容情報やクリニックからのトピックスをお届け―
<6月30日は院長の誕生日でした!>
誕生日を迎えた院長をスタッフみんなでお祝いし、レオ君のケーキをいただきました!
院長は日々の診療で患者さんのことを何よりも大切にし、常に研鑽を重ねる姿勢を忘れない、心から尊敬できる医師です。
スタッフ一同、そんな院長と一緒に働けることを誇りに思っています。
三番町SAORI皮膚科では一緒に働いてくれるスタッフを募集しております!

当院は「丁寧な診察」「分かりやすい説明」「きめ細かい治療」 ですべての皮膚トラブルに対応する「お肌のかかりつけ医」として地域医療に貢献するという思いを共有する仲間を募集しています。
週休2日制で年間休日は120日以上、残業は月10時間程度です。週末や家族の用事で休みたいときは相談可能です。スタッフルーム完備、個人用ロッカーあり、すぐ近くにコンビニエンスストアがあり便利です。
クリニックの求める人材像はいつでも、どこでも、誰にでも「気配り」を大切に実践できる進化する医療、看護、美容に対して常に「向上心」を持って学び続ける「美しい空間」を保つよう5Sを常に行う方です。
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医療法人 三番町SAORI皮膚科の基本情報
店名
医療法人 三番町SAORI皮膚科
住所
松山市三番町1-7-4 VTビル1F
電話番号
営業時間
11:00~14:00、16:00~20:00
定休日
祝日 日 月 土が祝日の場合、診察しております
駐車場
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