
<写真・左>Restaurant Loca シェフ・武居 純平さん <写真・右>古川 拓哉 新居浜市長
\タウン情報まつやま50周年企画/
愛媛県内20市町の魅力を再発見する特別企画【えひめまちさんぽ】
本企画では、各自治体の市長・町長に編集部が直接インタビューを行い、それぞれのまちが持つ特色や魅力をお届けします。
暮らす人にとっての誇りや、訪れる人が感じる新しい発見など、愛媛の“まちの魅力”を一緒に見つけていきましょう。
第3回は新居浜市。
新居浜市がどんな町なのか、その魅力をたっぷりとご紹介します。
さらに今回は、新居浜市長・古川 拓哉さんに編集部が直接インタビュー!まちの今とこれからについて、お話を伺いました。
ものづくりの力で発展した瀬戸内屈指の臨界工業都市

別子銅山を起点に住友グループが発展し、四国有数の製造品出荷額を誇ります。優れた製品や技術を「新居浜ものづくりブランド」として認定し、広くPRしています。
訪れる人を魅了する近代化産業遺産

東洋のマチュピチュといわれる「東平」をはじめ、「旧端出場水力発電所」や国指定重要文化財「旧広瀬邸(広瀬歴史記念館)」など、産業遺産が今や人気の観光地に!
学びと遊びが広がる、子育て世代に安心の環境

「あかがねキッズパーク」や「木育ひろば木音」など、人気の子育て施設が揃います。「愛媛県総合科学博物館」や大型公園に加え、子育て交流施設も12カ所あります。
「住みよさランキング」で県内1位にランクイン!

毎年「東洋経済新報社」が発表する「都市データパック2025年版」で、安心度や利便度、快適度、財政健全度が評価され、人口・エリア別で県内1位に選ばれました!
そんな新居浜市の市長である古川市長に編集部がインタビューしてきました。
新居浜市長から見た新居浜市はどんなまちですか?

工都・新居浜と呼ばれるほど、ものづくりが盛んなまちです。
「住友グループ」発祥の地で、企業とともに発展してきた歴史があります。
そして、新居浜といえば「新居浜太鼓祭り」を思い浮かべる方も多いと思います。祭りの期間中は、県外に出ている人も帰省し、工場の操業も止まるほど。一年でまちが最も熱い時期です。私もみなさんと同じように法被を着て参加しています。
今、特に力を入れているのは?
公約の一つである「四国で一番の子育て支援」の実現です。
現在建設を予定しているのが「こども・子育て複合施設(仮称)」。新居浜市は市民の約3分の1が市外出身ですが、若い世代や地縁のない方でも、子育てに悩んだときにワンストップで解決できる施設を目指しています。
また、子育て世代が何気なく集まり会話できるようなにぎわいのある場所にしたいです。
就任後に実現した新たな取り組みとしては、県内で初めて「ラーケーション」を導入しました。
小・中学生が年間3日間、公休を取れる制度で、休みが取りにくい保護者が子どもと過ごし、様々な体験ができる時間を確保できるようになることを期待しています
今後、新居浜をどんなまちにしていきたいですか?

まちづくりを昭和から令和へアップデートすることで、「新しいにいはま」を目指したいです。
地域経済は活発ですが、さらに経済をテコ入れして伸ばし、その成果を子育てや高齢者支援、まちづくりなどに活かしていきたいと考えています。
改革というよりは、これまでの取り組みを大切にしながら、その上に新しい価値を重ねていく。過去を否定せず前向きに捉え、今の時代に合った形で、若い世代をはじめ市民がいきいきとできる地域を作りたいと思います。
そのためにも、日々の業務では、とにかく現場に足を運んでいろいろな方とのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。
タウン情報まつやまの読者のみなさんに一言お願いします!
新居浜市が一年で最も熱い「新居浜太鼓祭り」が、10月15日から18日の4日間、市内各所で開催されます。
ぜひみなさん、新居浜の熱気を感じに足を運んでください!
新居浜市長おすすめのお店・Restaurant Loca(レストラン ロカ)

今回、古川市長のインタビューにご協力いただいたのは、「マリンパーク新居浜」内にあるレストラン「Restaurant Loca」さん。

大きな窓の向こうに広がる穏やかな海を眺めながら、ゆったりと食事を楽しめます。
旬の食材をふんだんに取り入れ、彩りや盛り付けにも工夫を凝らしたコース料理が味わえ、地元の人からも人気を集めているレストランです。

ディナー7,150円コースの一例
ランチは2,200円から気軽に、ディナーは4,400円から本格コースを堪能することができます。
【店舗情報】
住/新居浜市垣生3-乙324
☎/050-5486-7368
営/11:00~15:00、17:30~21:00
休/火曜、月曜不定
P/有
HP/有
電子決済/可