
愛媛県立新居浜病院 院長・堀内 淳さん
\タウン情報まつやま50周年企画/
愛媛県内20市町の魅力を再発見する特別企画【えひめまちさんぽ】
第3回は新居浜市をご紹介しました。
今回は新居浜市の地元クリニックを編集部が取材してきました。東予地域の救急医療拠点「愛媛県立新居浜病院」をご紹介します。
24時間診療に対応する東予地域の救急医療拠点


西条、新居浜、四国中央、今治の4地域の救命救急センターとして3次救急を担う「愛媛県立新居浜病院」。


産科医院が減少傾向にある中で、地域周産期母子医療センターも設置し、緊急の分娩や帝王切開なども一手に引き受けています。

また、南海トラフ地震級の地震発生時に備えた免震構造、非常用発電機、エネルギーセンターを設置。感染症外来なども開設されています。
高度かつ専門的な治療を受けられる専門科の設置

各診療科の専門医による医療提供と手術など急性期診療を終えた後は回復期、慢性期の病床を持つ医療機関へとつなぐ連携も行っています。
新生児・小児の救急医療を一手に担う基幹病院

緊急を要する新生児医療に対応するNICU・GCU、一般小児の入院施設を完備。小児科では急性疾患の外来、乳幼児健診に対応しています。
2次・3次救急の拠点東予救命救急センター

屋上にヘリポートを設置。手術室、ICU・HCUなどを集約した周術期フロアも完備。救急・災害時にも迅速に対応できる体制を整えています。
院長・堀内 淳さんにインタビュー!

松山市出身。2011年より新居浜病院に赴任。2019年に副院長、2022年より院長に就任。化学療法や緩和ケアも行う消化器外科の専門医。
地域における同院の役割を教えてください
当院の使命は、東予エリアの救急医療の拠点として、現状の役割をしっかり担っていくことだと思っています。
そのためには地域医療機関や社会福祉施設との連携も重要で、年に1回は関連施設への訪問をおこなっています。
また公開カンファレンスも年に2〜3回は開催し、当院の様々な取り組みを発表しています。1階部分は患者さんの動線を考慮した「ワンフロア外来」にし、各科外来、検査部、放射線部などを集約しています。
各病室はスタッフステーションから見渡せるコンパクトな配置にするなど、患者さんやそのご家族へのホスピタリティにも配慮しています。
そのためには医師や看護師など約450名在籍しているスタッフと患者さん一人ひとりとの信頼関係が何より大切だと思うので、人材教育にも力を入れています。
実は私自身も昨年骨折した時に当院に入院し、患者の立場も経験(笑)。スタッフの優秀さを改めて実感することができました。
2025年10月17日より看護師の冬季募集開始
県立病院では、各専門領域における実務経験と様々な研修体制を整えており、転職や復職等によりキャリアアップを目指す看護師を募集しています。詳細は、採用情報サイトへ。
愛媛県立新居浜病院
住/新居浜市本郷3-1-1
電/0897-43-6161

愛媛県立新居浜病院の基本情報
店名
愛媛県立新居浜病院
住所
新居浜市本郷3-1-1
電話番号
営業時間
8:30~11:00
定休日
日 土
駐車場
有