「えぷり」とは?

【新居浜市市民文化センター/プラネタリウム】懐かしくって新しい 10円プラネタリウムで過ごす夏のひととき(愛媛/新居浜市・にこひめプロジェクト)

2026.8.4 sueko

こんにちは!
美味しいもの大好き!おでかけも大好きな、えぷりライターのsuekoです!

夏休みも始まり、お子さんを連れてのおでかけに苦労される親御さんも多いのでは?
3児の母である、私suekoもその一人。
暑いこともあり、なるべく近場の室内で楽しく過ごしたいですよね!

そんな方に今回おすすめしたいのが、新居浜市市民文化センターの「10円プラネタリウム」です!
早速、お伺いしてきましたよ~。

市民の文化発展基地

「新居浜市市民文化センター」(以下文セン)は、1972年に建設された複合文化施設で、「文セン」の愛称で地域の方に親しまれています。

建物は本館と別館で構成されており、今回お伺いしたのは中ホールなどがある別館。
別館には、プラネタリウム室の他に会議室や生涯学習センターもあり、平日も教室に通われる方で賑わっていました。

今回は、所長の中川さんにプラネタリウムについてお話をお伺いしました。

プラネタリウムがあるのは、別館の3階。
別館の入り口から見ると、左側にドーム状の屋根がうかがえます。

チケットは本館の事務室で販売中。
なんと中学生まで10円、大人も60円と、かなりリーズナブルな料金です!

案内を元にエレベーターで向かうと、プラネタリウム室に到着しました。

部屋の前には、投影される星座についての解説が展示されています。

あれ?柱の陰からおさるさんがこちらを見ています。

こちらは、スタッフの南向さんが考案した、お子さんに楽しんで貰う工夫の一つ。(今回実演しているのは所長の中川さん)。

小さなお子さんにはかなり人気とのこと。
始まる前からワクワクしますね♪

全国でも貴重なプラネタリウムによる投影

今年も6月の中旬より、プラネタリウム室で恒例の「夏の星座鑑賞」の投影が始まりました!
1974年に開設されたプラネタリウム室は、今年で52年を迎え、今もなお、多くの方に親しまれています。

文センのプラネタリウムの特徴は、何と言っても「アナログ制御の投影機」。
施設で使用する投影機は、ミノルタ(現コニカミノルタ)製のMS-8。

プラネタリウム室を開設した当時から使用されており、全国でも5番目に古いそう。
現存数も少なく、投影業務で稼働する中では、1番古いのでは?とのこと。

投影機は、ダイヤルで操作するアナログ制御。
ひとつひとつの作りがシンプルで修理がしやすいため、長持ちしているのだそう。
現在、一部の部品は製造を終了し、保有する部品で対応されているそうですが、特殊な部品が無くなれば、今後の投影も難しくなってくるのではとおっしゃっていました。

光学式のプラネタリウムから発せられる白熱球の光は、柔らかでどこか趣があり、鑑賞する人の心を惹きつけています。

スタッフさんによる飾りつけが、なんとも可愛らしい室内。

開設当時の面影をそのままにしています。

ミノルタ(現コニカミノルタ)製のMS-8。

8の意味はプラネタリウムのドームの直径が8mであることから。

投影機について解説する中川さん。

こちらの投影機では、約3500個の星を投影可能とのこと。
星の投影の他、太陽系の惑星、流星やオーロラも投影できるそう。

実在の夜空と相違がないように、毎日上映前には、星座の座標とイラストを一つ一つチェックをする徹底ぶりです。

ダイヤル操作によって投影をコントロール。
暗い中での操作は、慣れるまでが苦労したそう。

またBGMに合わせて投影するため、無事終わった時はいつもホッとされているそう。

45分間の味わい深い夏の夜空

期間中プラネタリウムでは、「夏の星座」を上映。
代表的な夏の星座である、はくちょう座やさそり座などを紹介。
上映されるプログラムも開設当時からの物で、時代を感じる渋いナレーションとBGMが、懐かしくも新しく感じられます。

見どころは、「新居浜の景色」。
投影される新居浜のパノラマの景色は、開設時の昭和49年の景色が投影され、当時を知る資料としても貴重な存在です。

また、案内人の皆さんの解説も外せません。
優しい語りで紡がれる星の解説は、プラネタリウムが初めての子どもたちにも分かりやすいと評判です。

全72席ある中で、鑑賞におすすめなのは、西側の3列(画像右下部分)。

リクライニングシートも当時のままで、部品を修理しながら使用されているそう。
座り心地もとっても良く、鑑賞中にうっかり寝てしまう方もいらっしゃるとか。

西側の席から眺めた新居浜の風景。
市役所や旧消防署の火の見やぐらの様子も伺えます。

この新居浜の風景から、少しずつ星が瞬く夜空に暗転していく瞬間が幻想的でした。

上映中の様子。

「夏の大三角」として知られる、白鳥座、こと座、わし座からなる星座の連なり。
ドームいっぱいに広がる満天の星は、大人も子どもも思わず惹きつけられます。

ちなみに、以前消防署の職員として勤務していた、中川さんのお気に入りは、「へびつかい座」だそう。

みんなに支えられたプラネタリウム 星座を楽しむ工夫も

開設当初は、1年を通して投影していたプラネタリウム。
市内小学校の授業の一環としても使用され、多くの新居浜市民の思い出の場所でもあります。

訪れる方の中には、「幼い頃よく訪れていて、久しぶりに見に来た」という方も多いらしく、当時を懐かしんでいたそうです。
幼い頃に初めて見た、満天の星空が記憶に残っており、その思い出が足を運ぶきっかけになっているのかもしれませんね。

ピーク時で年間約3000人~4000人が利用していたプラネタリウムも、平成元年には800人を切り、
コロナ禍を経て、令和3年には、242人と過去最少を記録。

「新居浜が誇る貴重なプラネタリウムを、多くの方に知っていただきたい。」

そんな想いから近年では、プラネタリウムのアピールにも力を入れています。
その甲斐もあり、昨年令和7年は来館者が915人にも増えたそう!

中川さん:「私が所長になって2年ですが、プラネタリウムがここまで続いているのは、多くの方に支えられているおかげだと感じています。
50年間変わらないものがここにはあります。
これからも続けていくためにも、ぜひ皆さんのご来場をお待ちしております。」

小学校の学習に使用されていた頃は、運営する先生方で独自の冊子を作成。

星座を眺める小学生たちに、より楽しんで貰う取り組みもされていたとか。

来館記念に、オリジナルステッカーをプレゼント。

上映期間中には星座クイズも開催しており、抽選50名に星座グッズをプレゼント予定です。

プラネタリウムの出入口には、投影する星座の解説を展示。

初めて訪れる方にも分かりやすい説明で、星座鑑賞の振り返りにもおすすめ。

所長の中川さん。

「文センのプラネタリウムは、新居浜が誇るすばらしい文化遺産の一つだと思っております。
懐かしみながら楽しんでいただけたら嬉しいです。」と話します。

今回は、新居浜市民文化センターのプラネタリウムで、夏の夜空を鑑賞しました。
貴重なプラネタリウムから投影される、レトロな夏の夜空は、当時の趣をそのままに、温かみや風情があり、とても素敵な時間でした。

来館者には親子連れの方が多く、中には親子3世代で訪れる方もいらっしゃるそう。
上映時間も45分ですので、小さなお子さんでも鑑賞しやすいのではないでしょうか?
冷房も効いていますので、これからの暑い時期のおでかけにもおすすめです!

この夏は、文センのプラネタリウムで、輝く夏の夜空を、楽しくゆったり鑑賞してみませんか?

新居浜市市民文化センターのアクセス・基本情報

施設名/新居浜市市民文化センター
開催日/2026年6月17日(火)~2026年8月31(月)
    ➀9:30~➁11:00~➂13:30~➃15:00~
休館日/日、月、祝日 ※7月27日から8月31日までは日曜日・祝日が休館日
開催場所/新居浜市市民文化センター別館
住所/愛媛県新居浜市繁本町8-65
駐車場/あり
料金/大人60円、高校生30円、幼児、小学生、中学生10円
   ※なお、観覧券は市民文化センター1階事務室にて、販売
問い合わせ先/新居浜市市民文化センター
電話番号/0897-33-2180
FAX/0897-33-2118

新居浜市市民文化センター 公式ホームページ

sueko

この記事を書いたのは

sueko

3児の母ライター。地元のグルメからイベントまで幅広く取材。
「美味しいものからイベントまで、地元の魅力をご紹介していきます!」

得意ジャンル:

グルメ・おでかけ

〇新居浜市在住
このライターの記事を読む

CHECK

公園

公園

2026.9.25

【チータカ広場】遊具も自然も休憩も!気軽に立ち寄れる憩いの場(香川/高松市)|子どもと遊べる中四国スポット

えひめのあぷり編集部

暮らし

暮らし

2026.9.8

愛媛県|産業教育の祭典「えひめ産業教育フェア」開催!|愛顔のえひめ2026年9月号

えひめのあぷり編集部

アート・カルチャー

アート・カルチャー

2026.9.25

【香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム】アンパンマンの世界を体感できるミュージアム(高知/香美市)|子どもと遊べる中四国スポット

えひめのあぷり編集部

子育て

子育て

2026.9.15

【みつはま蚤の市】三津ふ頭でアンティーク・雑貨・グルメを満喫しよう(愛媛/松山市)

えひめのあぷり編集部

エンタメ・アミューズメント

エンタメ・アミューズメント

2026.9.25

【ちきゅうのにわ 徳島店】子どもと地球の未来を育む屋内型プレイグラウンド(徳島/徳島市)|子どもと遊べる中四国スポット

えひめのあぷり編集部

子育て

子育て

2026.9.25

【第37回 三津の朝市「旬・鮮・味まつり」】松山市公設水産地方卸売市場で楽しむ秋の新鮮魚介と特別な朝市体験(愛媛/松山市)

えひめのあぷり編集部

子育て

子育て

2026.9.25

【MASAKI EXPO2026】まさき村で秋の味覚と松前町の魅力を満喫しよう(愛媛/松前町)

えひめのあぷり編集部

アート・カルチャー

アート・カルチャー

2026.9.25

【しまなみ木のおもちゃ美術館】世代を超えて楽しめる木のおもちゃの世界(愛媛/今治市)|子どもと遊べる中四国スポット

えひめのあぷり編集部

新店

新店

2026.9.25

【ピザロイ東石井店/リニューアル】瀬戸内の食材をふんだんに使ったできたてアツアツのピザを楽しもう!(2026/7/31 愛媛/松山市)

えひめのあぷり編集部

新店

新店

2026.9.25

【anyAMBAR(エニーアンバー)/新店】飲んで、食べて、癒やされる!クラフトビールとリラクゼーションの新スポット(2026/8/6 愛媛/松山市)

えひめのあぷり編集部