
こんにちは!えぷりライターのゆかりーぬです。
今回は、西予市宇和町にある「宇和民具館」へ行ってきました!
宇和民具館は、昔の暮らしで使われていた生活道具が展示されている施設です。
館内には、今ではなかなか見かけない道具がずらり!
当時のおもちゃで遊んだり、実際に道具に触れたりできるコーナーもあり、見るだけではない楽しみ方ができるんです♪
そんな宇和民具館の見どころをたっぷりご紹介します。
昔の道具が約6,000点!触って遊べる展示も
宇和民具館の展示室に入ると、まず目を引くのが、迫力満点の牛鬼と八ツ鹿!
どちらも南予地方のお祭りに欠かせない伝統文化です。
牛鬼は地域によって顔つきが異なるんだそう。
海に近い地域では鬼らしい顔つき、山に近い地域では牛らしい顔つきになる傾向があると教えていただきました。
また、鹿踊りも地域によって鹿の頭数や踊りの伝わり方が違うそうです。
同じ南予地方でも、地域ごとの違いがあるなんて面白いですよね!
さらに館内には、江戸時代末期から昭和初期にかけて使われていた生活道具が並んでいます。
なかでも印象的だったのが、今とは形の違う道具です。
歯の高い下駄には、舗装されていない道で泥はねを防ぐ工夫がありました。
一見すると不思議に感じる形にも、人々の暮らしに合わせた理由があるんですね。
そして、館内には昔のおもちゃで遊べるコーナーも!
玉を穴に入れるパチンコのようなゲームは、子どもたちにも人気なんだとか。
ほかにも、お手玉やすごろくなどが用意されており、実際に手に取って遊べます。

館内には約6,000点もの生活道具が並びます!

高さのある枕は、結い上げた髪型を崩さずに眠るためのものだったそう。

華やかなドレスを着た昔の人形も展示されています!

玉を穴に入れる、パチンコのような昔のおもちゃ。実際に遊べます♪
小さな町並みに注目!昔の卯之町を再現したジオラマ
卯之町はかつて宿場町のような役割を果たしていた場所。
宇和島城と大洲城のほぼ中間に位置しており、徒歩で移動していた時代には、旅人が一泊するのにちょうどよい場所だったそうです。
また、当時は「この町に来たら何でも手に入る」といわれるほど、お店が豊富だったといいます。
館内には江戸時代の卯之町を描いた絵図も展示されており、現在の町並みと見比べられます。
そんな卯之町の昔の姿を、小さな町並みで表現したのがジオラマです。
建物などが細かく再現されているだけでなく、それぞれにストーリーがあるのだそう。
小さい町並みに、たくさんの見どころが詰まっていました。
ぜひ細かな部分まで、じっくり眺めてみてください♪

昔の卯之町の街並みを再現したジオラマは、一つひとつ細かくつくられています。

昔の街並みの写真を見ながら、当時の卯之町について解説していただきました。

昔の卯之町にあった「栄座」もジオラマで再現!
細かな部分までじっくり見たくなります。
昔の写真館で記念撮影!レトロなカメラにも注目
宇和民具館には、昔の写真館を再現したコーナーもあります。
今ではスマートフォンで気軽に写真を撮れますが、当時はフィルムを使い、暗室で一枚ずつ写真を仕上げていました。
そんな写真文化を知れるだけでなく、衣装を着て撮影を楽しめるのがこのコーナーです!
奥にはさまざまな衣装が用意されており、好きなものを選んで着られます。
持参したカメラやスマートフォンで、自由に記念撮影を楽しめますよ♪
写真機をのぞいてみると、なんと撮影対象が逆さまに見えます!
今のカメラではなかなか見られない光景にびっくりです。
昔のカメラを実際に手に取れるコーナーもありましたよ!
私も持たせていただいたのですが、これが想像以上の重さ。
シャッターを切ると「カシャッ」と重厚な音が響き、昔のカメラならではの感覚を味わえました。

昔の写真の現像風景を再現した展示。
フィルムを使って写真を仕上げていた当時の様子が伝わります!

写真機をのぞいてみると、景色が逆さまに見えました。

貴重なレトロカメラもたくさん展示されていましたよ。
昔はどんな仕事があった?企画展「昔のお仕事図鑑」
宇和民具館では、2027年1月11日(月・祝)まで、第27回企画展「昔のお仕事図鑑―宇和のくらしを支えた仕事たち―」が開催されています。
今回の企画展では、かつて宇和の人々の暮らしを支えていた、今では見かけなくなった仕事を紹介。
時代の変化とともに姿を消した仕事も多く、そうした仕事の歴史や暮らしの変化を知ってほしいという思いから企画されたそうです。
絵や写真を多く使い、子どもたちにもわかりやすい展示になっています。
なかでも目を引いたのが、実際に使われていた「電話室」です!
現在のように電話番号を押して直接つながる仕組みがなかった時代には、電話交換手という職業があり、相手との通話をつなぐ仕事をしていました。
展示されている電話室は、卯之町の造り酒屋「池田屋」で使われていた本物なんだそう。
嫁いできたばかりの女性が、実家からの電話を受けて涙したという思い出も詰まっているそうです。
さらに、「ロバのパン屋」の展示もあります。
かつて馬車でパンを売り歩いていた様子を再現!
音楽が流れる馬車には実際に乗ることもできました。
このほかにも、紙芝居屋や手描きの看板屋など、さまざまな仕事を紹介。
今では当たり前に使っているものやサービスも、昔は人の手によって支えられていたことに気づかされます。

卯之町の造り酒屋「池田屋」で実際に使われていた電話室。

音楽が流れる馬車には実際に乗ることもできます♪

木炭を燃料にして走っていた「木炭自動車」の手作り模型。
昔の乗り物の仕組みにも注目です!

お土産コーナーも充実していましたよ♪
昔の暮らしを見て・触れて・楽しめる宇和民具館
約6,000点もの民具を通して、当時の人々の暮らしを知れる宇和民具館。
展示を眺めるだけでなく、昔のおもちゃで遊んだり、レトロな衣装で記念撮影をしたりと、実際に体験できるコーナーも充実していました。
2027年1月11日(月・祝)までは、企画展「昔のお仕事図鑑」も開催中!
昔と今の仕事の違いを発見できるのも、この企画展ならではの魅力です。
近くには、明治時代の学校の様子を知れる「開明学校」もあります。
あわせて見学するのもおすすめです。
ぜひ宇和民具館で、昔の暮らしや文化に触れてみてくださいね♪

第27回企画展「昔のお仕事図鑑―宇和のくらしを支えた仕事たち―」の基本情報
開催期間/ 2026年6月27日(土)~2027年1月11日(月・祝)
開館時間/ 9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日/ 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
開催場所/ 宇和民具館
住所/ 愛媛県西予市宇和町卯之町3丁目106
料金/ 一般700円、大学生・高校生420円、中学生以下無料
駐車場/ あり
お問い合わせ/ 宇和民具館 0894-62-1334