
愛媛県大洲市の肱川風の博物館・歌麿館で、2026年10月3日(土)から12月20日(日)まで「幕末期を代表する浮世絵師 芳虎展」が開催されています。
幕末から明治にかけて活躍した歌川芳虎の作品を、入場無料で鑑賞できます。
幕末から明治へ激動の時代を駆け抜けた絵師・歌川芳虎

江戸末期から明治中期に活躍し、歌川貞秀と並び称された浮世絵師が歌川芳虎です。
今回の芳虎展では、芳虎の膨大な功績のなかから、代名詞であるダイナミックな「武者絵3枚続き」をはじめ、明治維新前後の目新しい風俗を捉えた「横浜絵」などが展示されています。
幕末から文明開化へと激変する時代を駆け抜けた、浮世絵師の迫力ある世界を作品からたどってみましょう。

芳虎を語る上で欠かせないのが、師である歌川国芳譲りのダイナミックな「武者絵」。
画面いっぱいに躍動する武士たちの合戦シーンは、大判サイズの3枚続きで描かれ、観る者を圧倒します。
戦いが、まるで目の前で繰り広げられているかのような迫力に満ちており、近代の「開化絵」で見せる洗練された筆致とはまた一味違う、荒々しく力強い生命力を体感できます。
開国に沸く当時の文化を描いた「横浜絵」

開国に沸く当時の文化を描いた「横浜絵」にも注目です。
芳虎は、目新しい外国人の姿や近代的な街並みをいち早く描き、高い評価を得ました。
今展示中の「外国人物尽・亜米利加婦人」のように、当時の日本人が抱いた異国への強い好奇心を鮮やかに捉えたものです。

幕末の荒々しい合戦の熱気から、文明開化へと激変する時代の空気感まで、芳虎ならではの圧倒的な画力と色彩で一挙に体感できる展覧会。
ぜひ会場に足を運んで、浮世絵師・歌川芳虎の世界を楽しんでください。
幕末期を代表する浮世絵師 芳虎展の基本情報

イベント名:幕末期を代表する浮世絵師 芳虎展
開催日:2026年10月3日(土)~12月20日(日)
開催時間:9:00~17:00(入館受付は16:30)
開催場所:大洲市立 肱川風の博物館・歌麿館
住所:愛媛県大洲市肱川町予子林99-1
料金:無料
駐車場:あり(約50台収容)
問い合わせ:大洲市立 肱川風の博物館・歌麿館(TEL:0893-34-2181)