
2026年11月20日(金)から24日(火)まで、松山市道後喜多町の「space ヤドリギノニカイ」で、西条市在住の画家・片平和夫氏による「片平和夫油彩展 -空、光舞うところ ミドリ咲う-」が開催されます。
透明感のある風景画約20点が展示され、入場無料で観覧できます。
西条市在住の画家・片平和夫氏が描く、見慣れた風景の向こう側

片平氏は50年近くにおよぶ画業の中で、ごく普通の日常の風景を描き続けてきました。
“3次元の景色にいかに2次元的な要素を組み込むか”を試み、色彩のために形を変えたり省いたりしながら、にごりのない色と半抽象化された色面で風景を描きます。
緑を基調とした作品も多く、「片平グリーン」と称されることも。
今回の展覧会では、その「ミドリ」に焦点をあて、風景画をメインに約20点が展示されます。
色を重ねて生まれる、透明感のある風景

片平氏の画風を特徴づけるものの一つが、色の重なり。
パレット上で色を混ぜるのではなく、乾かしてからキャンバスの上で色を重ねていきます。
その重なりが、油彩でありながら透明感のある色面を生み出します。

そうして半抽象化された色面と相まって、ごく普通の見慣れた風景が、見る者自身の記憶の中にある風景と重なり、シンクロして、やがてシフトしていきます。
重ねられた色を通して浮かび上がる風景が、見る人によって違って見えるのも魅力です。
元病院をリノベーションした空間「space ヤドリギノニカイ」

会場の「space ヤドリギノニカイ」は、元病院をリノベーションした建物の2階にあります。
1階の洋菓子店「アカツキブルー」と同じ入口から店内を通り抜け、階段を上がると、ベルリン製のピアノや格子窓、剥き出しの天井が目に入ります。
レトロな趣や、所々に残る病院の設えと、無機質な要素が同居する独特の空間。
作品だけでなく、建物や会場そのものも楽しめます。
鑑賞のあとは、1階「アカツキブルー」の週替わりソフトクリームもおすすめです。
片平和夫油彩展 -空、光舞うところ ミドリ咲う-の基本情報
イベント名:片平和夫油彩展 -空、光舞うところ ミドリ咲う-
開催日:2026年11月20日(金)~24日(火)
開催時間:11:00〜17:00(最終日16:00まで)
開催場所:space ヤドリギノニカイ
住所:愛媛県松山市道後喜多町7-22 ヤドリギビル2F
料金:無料
駐車場:近隣駐車場をご利用ください。