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歯科口腔外科を専門に診察　口腔がん早期発見の拠点を目指す｜松山歯科口腔外科クリニック

愛媛大学医学部附属病院歯科口腔外科・矯正歯科と連携し、口腔外科に特化したクリニックとして口腔内の痛みや親知らずの抜歯、口腔がんの診断など幅広く診療。

　現在、力を入れている取り組みの一つが、口の中にできる「口腔がん」の早期発見を目指す検診。口腔がんは進行するとリンパ節に転移する可能性があるほか、手術をしても舌を半分以上切除したり、顎の骨ごと切除したりと大きな機能障害が残る。
しかし、初期段階での早期発見をすることができれば機能障害もほとんど残らず、80％以上の患者が根治している。
検診でがんの疑いがある場合は、速やかに愛大病院を紹介。早期がんの場合は１時間ほどで切除手術が完了する。
また、同院ではがんに発展する可能性がある前癌病変と疑われる場合は、病変の状態に応じて１〜６カ月間隔の定期的な経過観察を行っている。

　口の中は自分で簡単にチェックできる場所であり、口腔内の粘膜が赤い、白い、痛い、または口内炎が2週間続いているなど異変がある場合は、我慢せずに検診を受けてほしいという同院。痛みや違和感が長く続く場合は、ただの口内炎だと思って放置せず、取り返しのつかなくなる前に専門の医療機関に受診することが大切だ。