
「四国中央市はオムツが1歳まで無料なんだって」
愛媛県で子育てをしていたら、耳に挟んだことがある方も多いのではないでしょうか?
オムツ無料のほかにも、四国中央市にはここにしかない子育て支援がたくさん。
子どもが生まれてから義務教育を終えるまで、手厚いサポートが受けられます。
今回は四国中央市役所へ伺い、四国中央市の子育て支援について聞いてきました。
ぜひ知ってほしいすてきな取り組みがたくさんあったので、紹介します。
「日本一の紙のまち」だからこそ叶ったオムツ券
四国中央市は「日本一の紙のまち」。
「四国中央市では”お札と切手”以外の紙製品がすべて作られている」と言われています。
このまちだからこそ叶ったのが「きみはまちのたから 子育て応援券」。
出生届を提出するときに子ども1人に1冊配布され、1歳の誕生日の前日まで対象のオムツと引き換えることができます。
四国中央市の企業である大王製紙株式会社とユニ・チャーム株式会社の協力があり、市と企業が手を取り合ってできた、この子育て支援。
大王製紙株式会社の「GOO.N©」とユニ・チャーム株式会社「moony©」および「Mamy Poko©」の対象商品と交換可能です。
このオムツ券のすごいところは、対象商品ならどれでも引き換えられること!
テープタイプ・パンツタイプ、サイズなど様々な選択肢が用意されていて、中には、肌に優しい低刺激のオムツや、大容量パックがあるのも特徴です。
生後1年ほどは、子どもを連れて行くとなると、少し遠い大きなスーパーへのお出かけも難しいと感じるもの。
四国中央市内のお店で交換ができるので、家の近くにあるスーパーやドラッグストアなどで気軽に交換ができるのもうれしいポイントです。

オムツ券と実際に交換可能なオムツを持ってきていただきました。
対象商品ならどれでもいいというのがうれしいポイント。

市と企業が協力してできた事業。
オムツ券は40枚綴りになっていて、枚数は市民の声で決まったのだそう。

交換可能なオムツ一覧(2026年4月現在)。
バリエーション豊かです。

娘ちゃんもかなり真剣に話を聞いていました。
自分に関わることだとわかっていたのかも!?
悩みが多い乳幼児期の育児を支えてくれる優しい支援
初めての育児で、「少しでも話を聞いてほしい」「どうすればいいかわからない」「頼れる人がいない」など、悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
特に不安になりがちな乳幼児期を支えてくれる支援がたくさん用意されているのも、四国中央市の特徴です。
特に四国中央市ならではの取り組みとして注目したいのが「在宅子育て応援手当(ほっこりん手当)」。
2026年1月にスタートしたばかりで、対象者は在宅で養育している子ども一人あたり月額2万円分の地域限定電子マネー(四国中央市内のみで使用可能)を受け取れます。
ほっこりん手当は、子どもとの愛着形成や子どもの健全な育成を図るために、乳幼児を家庭で養育している保護者を応援する目的で創設されたのだそう。
生後3か月を経過した月から、2歳の誕生日の前月末までの最大21か月受給でき、子どもとゆっくり過ごす時間を金銭面で助けてくれます。
金銭面の余裕が生まれると、育児のストレスも少し軽くなるように感じます。
必要なものだけでなく、育児を効率化するためのアイテムや、子育てをがんばるためのご褒美、子どもに買ってあげたいものなどを買うときに活用してみてはいかがでしょうか。
また、四国中央市内には、小さい子どもが過ごせる遊び場も充実!
平日利用できる子育て支援センターが6箇所と、土日に利用できる遊び場が3箇所用意されています。
屋内なので、夏の暑い日にも出かけやすいのはうれしいポイント。
未就学児の親子が無料で利用でき、地域で子育てをがんばる仲間と出会えるのも大きな魅力です。
四国中央市では製紙業のほかに林業もさかん。
4か月児健診時に名前入り木製キューブがもらえるほか、1歳を迎えたら36ピース入りの積み木がもらえます。
箱を開けた瞬間にヒノキのいい香りがする、シンプルで使いやすいデザインの積み木です。
ファーストウッドとプラスウッドを併せれば、より遊び方が広がるでしょう。

四国中央市で行われている子育て支援。
かなり充実しています。

在宅子育て応援手当(ほっこりん手当)。
親子が一緒に過ごす時間を応援してくれます。

屋内の子育て支援センターや遊び場も充実。
特に暑い時期におすすめです。

1歳になるともらえるヒノキの積み木。
36ピース入りの、シンプルで使いやすい積み木です。
小中学生はおいしい給食が無償
四国中央市では、市内の小中学校へ通っている全ての児童生徒の給食費が無償です。
特別な手続きは必要なく、おいしさにこだわった給食を学校がある日は毎日食べられます。
給食に使われているお米は、ブランド米の「うまそだち」。
地域の農業や生産者の思いを知る食育にもつながり、郷土への愛着を育む「生きた教材」として活用されています。
四国中央市公式youtubeチャンネル内にある「しこちゅ〜学校給食チャンネル」。
「給食がどのように作られているか」をはじめとして、学校給食について学べるコンテンツがたくさん用意されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
給食費無償のほかにも、小学校の通学カバン「ナップランド」の支給や、市内全ての小中学校の体育館へ空調設備を設置するなど就学後の支援も充実しています。
ライフステージ別の主な子育て支援策は「子育てLIFE Navi 2026」でご確認ください。

小学生だけでなく中学生も給食費が無償。
こだわりのおいしい給食が食べられます。

学校給食米の田植え体験、稲刈り体験も実施。

食事の配膳に使うお盆は四国中央市オリジナルのもの。
四国中央市の街並みとしこちゅ〜が描かれています。

四国中央市自慢のブランド米「うまそだち」。
地産地消の推進、そして食育に活用されています。

「学校給食チャンネル」にも注目!
給食に興味がわくコンテンツが用意されています。
子どもと一緒に待つのが苦にならない市役所内の工夫
市役所2階には子育てに関わる課が集まっていて、様々な相談ができます(※教育委員会は4階)。
市役所での手続きは、いろいろな課を回る場合も多く、どうしても時間がかかるものですが、子どもを連れて行くと「待てない」問題が起こることも。
まず、四国中央市役所2階には、おむつ替えスペースや小さい子を一時的に寝かせておけるベッドがあります。
気軽に使えるスペースがあると、急な困りごとやどうしても手が離せないときに助かりますよね!
また、自由に使えるキッズコーナーがあるので、待ち時間に子どもが退屈せずに過ごせます。
コンパクトながら、たくさんのおもちゃが用意されていました。
娘ちゃんも実際に遊ばせてもらったのですが、箱を開けていろんなおもちゃを探したり、段ボールの遊具に乗って遊んだり、かなり楽しそうに過ごしていました。
一度にたくさんの人数が遊ぶのは難しいので、譲り合って使いましょう。
授乳室は庁舎棟1階と2階、交流棟1階にあります。
各階に設置されている「だれでもトイレ」内にはベビーシートが設置されているので、トイレも安心です。

窓口のすぐ隣にオムツ交換台が置いてありました。

小さい子が寝転がれるベッド。
絵本やおもちゃ、みきゃんのぬいぐるみが置いてあります。

キッズコーナーはおもちゃがたくさん。
誰でも自由に使えて、おもちゃがたくさん用意されています。

紙のまちらしく、段ボールの馬が用意されています。
ちゃんと乗れるし、しっかり動くので楽しかったそうです。

ほっこりんのあみぐるみも見つけました。
3人の子どもたちもいたので、ぜひ探してみてくださいね!
明るくきれいな四国中央市役所
四国中央市役所の現在の庁舎は、2018年9月に完成。
きれいで明るい雰囲気なので、相談に行きやすいと感じました。
ロビーには毎年夏に四国中央市で開催されている「書道パフォーマンス甲子園」の作品が展示されています。
とても大きく迫力満点なので、ぜひ近くで見てみてくださいね!
市役所立体駐車場および市民交流棟側と庁舎棟側に分かれていて、2階の連絡通路で繋がっています。
駐車場は有料ですが、市役所の窓口に提出すると無料の手続きをしてもらえるので、駐車券をお忘れなく。

四国中央市役所。
庁舎棟は駐車場から道を挟んで反対側の建物です。

ロビーには大きな書道パフォーマンスの作品が飾られています。
迫力満点で、四国中央市らしさも感じられました。

カラフルでかわいい「SHIKOKUCHUO」のモニュメント。
「O」の部分が鏡になっていました。

入り口近くには案内図も用意されていました。
どこに何課があるかわかりやすく書かれています。
四国中央市に生まれてくれた子どもたちと、四国中央市で子育てをがんばる全ての人にサポートを
「このまちに生まれてくれてありがとう」。
四国中央市の子育て支援には、愛があふれています。
紹介しきれなかった支援もたくさん用意されているので、気になる方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
さらに、2026年11月29日には「子育てフェスタ」を開催するのだそう。
四国中央市の子育て支援や子育てに関する取り組みについて知れる機会なので、参加してみてくださいね!
四国中央市役所 情報
住所/愛媛県四国中央市三島宮川4丁目6-55
駐車場/あり
電話番号/0896-28-6027(こども家庭課)