
こんにちは!
生まれも育ちも今治、2人の子どもを育てる兄弟ママライター・おまいです。
「まごころ弁当今治・西条店」の魅力をお届けする連載も、今回で3回目。
今回は実際にお弁当を利用されている方と、毎日地域を回る配達スタッフさんにお話を伺いました。
お弁当を「作る」「届ける」だけではない、人と人とのつながり。
取材を通して、こんなサービスが地域にあるって心強いなと感じる時間になりました。
1日500〜600食!地域を支えるまごころ弁当
「まごころ弁当今治・西条店」は、高齢者を中心に、一人ひとりの状態や生活に合わせたお弁当を届けています。
現在では、昼食・夕食を合わせて1日約500〜600食を用意し、今治・西条エリアへ配達しています。
食事を届けるだけでなく、大切にしているのが「安否確認」。
毎日顔を合わせるからこそ分かる違いがあります。
今回お話を聞いて、「宅配弁当」という言葉だけでは伝えきれない役割があることを知りました。

たくさんの人の毎日を支える「まごころ弁当」

今治・西条エリアを毎日走る配達車

一つひとつ確認しながら配達の準備を行います
10年利用する理由は「毎日の食事が楽しみ」
お話を伺ったのは、今年78歳になる北五十二(きた いそじ)さん。
ご夫婦で約10年間、昼と夜の1日2食を利用されています。
利用を始めたきっかけは、北さんが脱腸で入院する際に役場から紹介されたことでした。
最初は手頃な価格も決め手になったそうですが、約10年利用を続ける今では、生活に欠かせない存在になっています。
「生きているのは、まごころ弁当さんのおかげ」
そう話す北さん。
特に魅力に感じているのが、栄養バランスとメニューの豊富さです。
山の幸や海の幸などさまざまな食材が使われ、自分ではなかなか作らない料理が登場することも楽しみのひとつ。
食べやすさへの工夫もあり、毎日でも飽きずに食事を楽しめているそうです。
もちろん、お弁当だけに頼るのではなく、牛乳や納豆を取り入れたり、ウォーキングをしたりと、自分でできる健康づくりも続けています。
「気になる人がいたら、ぜひすすめたい」
10年間利用している北さんの言葉だからこそ、その大切さを感じました。

お弁当と一緒に毎日の安心を!

なくてはならない存在と話す、利用者の北さん

外出時も工夫!配達員へ伝える手作りの札

約10年利用!毎日の食事
勤続12年のスタッフが見逃さない「ちょっとした小さな変化」
お話を伺ったのは、勤続12年の配達スタッフ・岡野裕之さん。
岡野さんは1日に100食以上のお弁当を届けています。
配達で大切にしているのは、毎日同じ場所へ行くからこそ分かる「いつもとの違い」。
「臭いや音、室内の温度など、小さな変化を見過ごさないようにしています」
限られた配達時間の中でも体調を気に掛け、ちょっとした声掛けを大切にしているそうです。
利用者にとって、毎日顔を合わせる「おしゃべり相手」のような存在でもありたい。
そう思う岡野さんには、今でも心に残っている嬉しい出来事があるそうです。
ある90代の利用者さんのもとへ、曜日によって3人ほどのスタッフが交代で配達していました。
ある日、岡野さんがお弁当を届けると、
「岡野さんが来ると思ってたよ」
と声を掛けてもらったそう。
何気ないひと言ですが、自分が来ることを待ってくれていた。
そのことが、とても嬉しかったと話してくれました。
毎日の配達を通して少しずつ生まれていく、利用者さんとのつながり。
お弁当を届けるだけではないこの仕事の温かさを感じました。
他にも実際に配達先で利用者が倒れているのを発見したこともあり、「配達に行っていて本当に良かった」と感じたといいます。
緊急時にも対応できるようマニュアルを整備し、何かあればすぐ社内で共有。
不在時の対応も事前に確認し、必要に応じて室内の冷蔵庫まで届けるなど、それぞれの家庭に合わせた方法も提案しています。
だからこそ、岡野さんはこう話します。
「まごころ弁当は、ただの配達弁当ではないと思っています」

今日も元気かな?毎日の訪問が見守りにも

勤続12年!配達への想いを語る岡野さん

1日100食以上!地域を走る配達員・岡野さん
「ライフラインのような存在」届けるのは家族の想い
岡野さんがまごころ弁当を例えたのは、電気・ガス・水道と同じ「ライフライン」でした。
今治・西条でも、親は地元、子どもは県外で暮らしている家庭は少なくありません。
「心配だけど、毎日様子を見に行くことはできない」
そんな家族に代わって毎日顔を合わせ、食事と一緒に安心を届ける。
遠方に暮らすご家族から感謝の言葉をもらうこともあるそうです。
親を思う子どもの気持ちを、大切にしたい。
この言葉を聞いて、私も自分の家族のこれからを考えました。
今は元気な親も、いつか毎日様子を見に行くことが難しくなるかもしれない。
そんな時、「地域に頼れる人がいる」と知っているだけでも、家族にとって大きな安心だと感じました。

食べる人にあわせた、種類豊富なお弁当メニュー

お弁当を待つ利用者へ!次々と配達車へ積み込みます

地域の食と安心を支える「まごころ弁当今治・西条店」
まとめ|お弁当と一緒に毎日の「安心」も届ける
今回、利用者と配達スタッフ、両方のお話を聞いて感じたのは、まごころ弁当が届けているのは食事だけではないということ。
北さんにとっては、毎日の食事を楽しみながら元気に暮らすための存在。
岡野さんにとっては、利用者の暮らしを見守る使命感を持って取り組む仕事でした。
そして取材中、印象に残ったのがスタッフさん同士の明るい雰囲気です。
声を掛け合いながら働く姿を見ていると、利用者への細かな気配りを支えているのは、日々のコミュニケーションからなのかも、と感じました。
高齢の家族のためだけではなく、いつか自分たち自身がお世話になることもあるかもしれません。
「食事を届けてもらう」だけではなく、「今日も元気」を見守ってもらう。
そんな選択肢が今治・西条にあることを、必要になった時のために覚えておこうと思います。
まごころ弁当今治・西条店のアクセス・基本情報
訪れたお店/まごころ弁当今治・西条店
住所/愛媛県今治市登畑90
駐車場/あり
料金/1食:600円~
電話番号/0898-55-8295
受付時間/9:00~17:00