
濱田 亨《T-13-55》
松山市出身の画家・濱田亨さんの近作を集めた「濱田亨近作展-偶然の扉」が、2026年11月15日(日)から2027年1月24日(日)まで、松山市堀江町のミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)で開かれます。
13年ぶりの開催、松山出身の画家の歩み

濱田 亨《T-21-3》
濱田亨さんは松山市の出身。
19歳のときに片道切符を手にフランスへ渡り、その後はイタリアやフランスで制作を続けてきました。
今回の展覧会では、渡仏後42年から53年の歳月をかけて制作された作品群が展示されます。
ミウラート・ヴィレッジでの開催は3回目、13年ぶりとなります。
パリ郊外に構えたアトリエの大空間で、日本人として生まれ持った感性に、ヨーロッパの風土や文化、さまざまな人々との出会いから育まれたエッセンスが重なり、作品となって現れます。
「偶然の扉」が示す、塗り重ねの先にある光

濱田 亨《T-17-23》
サブタイトルにある「偶然の扉」は、一見すると「たまたま手にしたもの」を想起させるかもしれません。
濱田さんの語る「偶然」とは、信じるままに描いた画面を幾度も塗りつぶし、壊しながら、遥か遠くに見える完成の姿を追い求める制作の過程で、思いがけず差し込む一筋の光のことを指します。
画面の表層に最後の色彩が現れるまでには、想像を超える数々の色や技法が幾層にも重ねられています。
それらはまるで、濱田氏の長年にわたる芸術活動そのものが映し出されているように感じられます。
作品の前に立ち、「偶然」のその光を体感してみてください。
トークやワークショップ、3日間限定のショップも

濱田 亨《T-23-71》
初日の11月15日(日)には、オープニングイベントが開催されます。
13時20分から、濱田さんによるオープニングトーク「近作について」、14時からは庭園で、本村洋子with All Love Choirによるゴスペルコンサートが行われます。
いずれも申込不要・要入場料となっているので、ぜひご覧になってみてください。
会期中は作家によるギャラリートークのほか、ワークショップ「チョークで絵を描こう」「エンボス版画を作ろう」なども予定されています。
さらに、11月21日(土)から23日(月・祝)の3日間は、フランス雑貨とアンティークのショップも開店します。
展覧会とともに、各イベントも楽しみましょう。
詳しくは、ミウラート・ヴィレッジのウェブサイトまたはSNSにてご確認を。
「濱田亨近作展-偶然の扉」の基本情報

イベント名:濱田亨近作展-偶然の扉
開催日:2026年11月15日(日)~2027年1月24日(日)
開催時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
開催場所:ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)
住所:愛媛県松山市堀江町1165-1
休館日:月・火曜(祝日は開館)、年末年始12月26日(土)~1月5日(火)
駐車場:あり/30台 ※土・日・祝日は臨時駐車場約250台をご利用いただけます。
入場料:一般800円、高大生400円、中学生以下無料
問い合わせ:ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)(TEL:089-978-6838)