【vol.8】松山中平歯科Presents!「歯を知れば、人生が変わる!」

2023.10.23 えひめのあぷり編集部

歯を最高の状態に導く自費診療

歯を知れば、人生が変わる!

インプラントをはじめ、先進技術を駆使した高度な歯科治療を行っている中平先生に、 タウン情報まつやまの女性読者組織“himeko”たちがインタビュー。 患者一人ひとりに合わせた質の高い治療を提供するため、自費診療での歯科治療に注力する先生の、歯科医療への思いを伺います。

Vol.8 SDGs な歯科治療

【右】松山中平歯科クリニック/院長
中平 賢吾院長
2014年神奈川歯科大学卒業。その後、同大学大学院で歯髄生物学を専攻し、歯学博士を取得。インプラント治療のスペシャリストである父親のクリニックを引き継ぐ形で2017年開業。

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【左】himeko/
高岡奈々葉さん
松山市出身。株式会社クリエ所属。国内最大級のミスコン『2022MissJapan』で準グランプリを獲得。愛媛大学の3年生で、SDGsについて学ぶ傍ら2022年に起業。地元企業組合とのコラボ事業を行う

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「持続可能な口腔環境をつくることが、健やかな人生への近道です」

【高岡奈々葉さん( 以下、高岡)】 昨今SDGsがトレンドになっていますが、中平歯科さんでのSDGsの取り組みについて教えていただけますか。

【中平先生(以下、中平)】クリニックとしての取り組みは、従業員が働きやすい環境をつくることがまずありますね。それから医院としてウクライナへの寄付を行っているのですが、これもSDGsに入るかなと思います。そして健康というキーワードで考えると、歯科全体としてSDGsにつながる部分があると思うので、医療機関としてSDGsを意識しながら治療にあたっています。

【高岡奈々葉さん】なるほど。いろんな分野で関わってくる部分がありますね。従業員の方が気持ちよく働くために環境として整えていきたいというところはありますか?

【中平】歯科って治療や被せ物をつくる際に結構粉塵が出るので、それを吸って健康被害が出るというケースが昔からあるんです。特に保険診療の金属を削るときの金属粉は健康被害が出やすい部分です。そこで当院では、ほぼ自動で被せ物を削り出してくれるよう機械を導入し、粉塵が極力発生しないように設備を整えています。それから働く時間にも配慮をして、スタッフみんなが働きやすい環境づくりを心がけています。

【高岡奈々葉さん】従業員の方も、健康的に楽しく働ける環境があるからこそ、来られる患者さんたちも丁寧な治療を受けることができるということでしょうか。

【中平】そうですね。私自身も一人ひとりに合った丁寧な治療を提案することを大切にしています。一度治療をしたら、二度目の治療をしなくてもいいようなお口の中の環境をつくりたいと常日頃から思っていて。例えば虫歯を削って被せ物を入れたけど、隙間が空いているために汚れがそこに溜まって再び虫歯になってしまうというケースや、痛いところだけを治して、また別のところが痛くなってを繰り返すツギハギの治療など。そういった治療を続けていると最終的には歯自体が保たなくなってしまう。ですから、持続可能な口腔環境にしていくためには最初の治療計画が肝心なんです。どこが悪いのか、どこを治す必要があるのかを全部診た上で計画的に治療を行うことで綺麗な噛み合わせをつくることができ、簡単なお手入れで健康な歯を維持できることにつながると思うんです。

【高岡奈々葉さん】歯医者さんって何回も通うイメージがあったんですが、全体を健やかに整えていく治療によって、ずっと治療に通わないといけない負担も減り、日々のケアが楽になるということなんですね。しっかりと治療計画を立てていただけるっていうのはすごく安心だなと思いました。

【中平】そうですね。終わらない治療って不安ですよね。実際に患者さんからも最初にゴールを定めてほしいというご要望もいただくので、当院では治療にかかる費用と期間の概算は、あらかじめお伝えできるようにしています。

【高岡奈々葉さん】そういったところを先に把握できると、本当に安心して治療に臨めますね。日本人って普段から歯科医院に通う習慣がない人が多いように思うんですが、例えば歯について特にお悩みがない場合でも、歯科って定期的に通った方がいいのでしょうか?

【中平】ご自身ではわからない虫歯や歯周病が判明することもありますし、定期的にメンテナンスを受けて歯石取りなどをすることも大事なので、定期的に通われることはとってもいいことだと思います。

【高岡奈々葉さん】通院の頻度はどのくらいが望ましいのでしょうか?

【中平】一般的には4カ月に1回ぐらいですね。ご自身で歯磨きなどがしっかりできていて特に問題のない方でも半年に1回、長くても1年に1回は通院していただき、歯石取りや、虫歯チェックをしていただいたほうがいいですね。

【高岡奈々葉さん】そうすれば自分の口腔環境を把握しながら、セルフケアで気を付けるところなども日常的に取り入れていけますね。

【中平】そうですね。前に受けたメンテナンスから変わってないかどうかを知っておくことはとっても大事です。

【高岡奈々葉さん】日々のセルフケアの中で見落としがちなこととか、気をつけておくべき点はありますか?

【中平】まず、日本人ってフロスをされる方が非常に少ないんですね。

【高岡奈々葉さん】たしかに、私もしてないです。

【中平】歯と歯の間は特に虫歯になりやすく、歯ブラシだけでは50%ぐらいしか汚れが落ちないといわれているんです。それがフロスを加えると、70%〜80%ぐらいまで落とせるようになってきます。私も患者さんのお口の中を検査していると、ほとんどが歯と歯の間の虫歯なんです。ですから、いくら歯ブラシでしっかり磨けているといっても、フロスは必ずした方がいいです。その際に、まずフロスをしてから歯磨きという順番をお勧めします。

【高岡奈々葉さん】フロスで歯間の汚れを落とした上で、しっかり歯ブラシを当てて丁寧に磨くことを習慣化することが大切なんですね。今回はSDGsをテーマにお話を伺ってきましたが、持続可能なお口の健康を維持することは、人生においてどんなメリットがあるのでしょうか?

【中平】食事をしたり、人とコミュニケーションをとったり、口って、全ての入口なんですよね。だから心身の健康を司る場所といってもいいと思います。口の中の環境が悪いと、どんどん気持ちが滅入っちゃうんですよ。おいしく食べられないから、歯を見せたくないから人と会いたくないとか、痛みや臭いをストレスに感じるとか。一度歯のトラブルを抱えると、それを負い目に感じてしまい、かえって歯科に行けなくなってどんどん歯が悪くなる…という負のスパイラルに陥ってしまう方も実際におられます。

【高岡奈々葉さん】歯って本当に大事なんですね…。

【中平】そうなんです。だからこそ、当院では一番大事な初診枠を1時間半確保しています。まずしっかりと検査をして、その後お口の中をお掃除して、もう一度虫歯のチェックをして、その上で私がカウンセリングを行い、最善の治療計画を立てていきます。お口の中全体を綺麗に、健やかな状態へと高めていくには、この流れが不可欠であると考えています。

【高岡奈々葉さん】そこまでしっかり初診からやっていただけると、一緒に明るい未来を目指してくれるなという気持ちになれますし、ポジティブに歯科に通うことができるなって思いました! 先生、今日は貴重なお話をありがとうございました。

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基本情報

店名

松山中平歯科クリニック

住所

松山市千舟町4-4-6 共栄興産千舟町ビル7F

電話番号

089-915-0777

営業時間

10:00〜13:30、15:00〜19:00

定休日

祝日 日 水 

駐車場

有(提携コインパーキング)