愛媛県|広報誌5月号発行の案内!愛顔のえひめ5月号
近年の豪雨、異常だともいませんか?
自分の命は自分で守る!
変わりつつある愛媛の雨「平成30年7月豪雨」以上の災害も!?
地球温暖化の影響で大雨の発生確率が上昇!?
記憶に新しい「平成30年7月豪雨」は、西日本の広い範囲で記録的な豪雨をもたらし、甚大な被害を引き起こしました。また昨年8月には、東予で県内初の「※線状降水帯情報」が発表され、土砂災害や洪水の発生が危ぶまれました。今後も7月豪雨と同程度、またはそれ以上の規模の自然災害の増加が懸念されています。
「近年の豪雨は異常。雨の振り方が変わってきているのではないか」と感じている方も多いはず。これらの豪雨は地球温暖化に伴う気温の上昇と水蒸気量の増加、つまり気候変動の影響であると考えられています。地球温暖化対策(温室効果ガス排出量削減)を取らなかったと仮定して、現在と21世紀末をシミュレーションした結果、50年に一度の大雨の発生回数は愛媛県の平均で約1・2倍に増加。大雨警報(土砂災害)の発令頻度は、約1・3倍になると予測されました。これは遠い未来の話ではなく、今、気象は確実に変わりつつあり、災害の危険は身近に迫っているのです。
皆さん、今の備えで自分や家族の命は守れますか?
※発達した積乱雲が連なって線状に伸び、通過または停滞して大雨をもたらす現象
問合せ/県防災危機管理課
TEL/089-912-2335