「えぷり」とは?

さくらめんと耳鼻咽喉科(松山市南江戸)睡眠時無呼吸症候群はどんな病気?【メディカルレポート】

2025.4.23 えひめのあぷり編集部

【Question】
家族の大きないびきで困っています。いびきの症状がある睡眠時無呼吸症候群はどんな病気ですか?

【Answer】
睡眠中の呼吸状態を悪化させ、知らず知らずのうちに命の危険性を高める恐ろしい疾患です

【Doctor's Profile】
永井 洋輔 院長

札幌医科大学医学部医学科を卒業。札幌斗南病院にて頭頚部がん患者への手術治療を通して医師としての在り方と手術の研鑚を積む

睡眠の質が向上すれば、心身の健康が大きく改善される!

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療に力を入れる同院。SASは睡眠中に呼吸が停止することで、体が酸欠状態になる疾患だ。

特徴的な症状としては、大きないびき、日中の強い眠気、集中力の低下、記憶力の減退などが挙げられるが、厄介な点は自覚症状が少ないことにある。そのため、多くの場合は家族や同居人からの指摘で気づくことが多い。

「日中の強い眠気や集中力の低下は、仕事や運転中の事故リスクを高めるだけでなく、心不全や脳梗塞、夜間突然死の危険性もあるため、早期診断と治療が不可欠です」と院長。

▲ SASは問診の結果、医師が検査を必要と判断した場合にのみ検査を行う

同院では、自宅で行える簡易検査を導入。指先にセンサーを装着し、一晩の睡眠データを記録することで、SASの有無を判定する。
自宅での検査の結果、重症で保険適応を満たせば、CPAP(シーパップ)療法を採用。専用マスクを装着し、気道を広げることで無呼吸を防ぐ。

▲CPAPは定期的な診察や機器の調整を行いながら治療を続けることが重要

また、重症ではない場合には耳鼻科的な観点から原因を改善するための指導を行う。

「睡眠の質が向上すれば、心身の健康が大きく改善されます。いびきや眠気が気になる方は、一度検査を受けてみてください」と永井院長。

来年こそは早めに受診! 花粉症治療は初期療法が理想

▲検査機械を4台設置。家族での同日検査にもゆとりをもって対応可能

花粉症を含むアレルギー性鼻炎の治療を行っている同院。スギ花粉症の治療は1月中旬からの初期療法が理想的であり、症状が出る前に治療を始めることで、シーズン中の症状を抑えることができるそう。

▲キッズスペースも完備。親子で通うことができる

アレルギー検査には指先からの血液採取のみで判定できる機器を使用し、最大4人まで同時検査が可能。
スギやダニ由来の症状かつ5歳以上の患者には舌下免疫療法を保険適用で提供。アレルギーの種類や原因、程度の把握をしておくことが望ましい。

そのほか同院では、さまざまな疾患の根治を目指して、Bスポット療法(EAT)も積極的に行っている。

さくらめんと耳鼻咽喉科の施設情報と診療時間・休診日

施設名さくらめんと耳鼻咽喉科
電話番号089-995-8781
住所松山市南江戸3-1-60


診療時間
9:00~12:30

14:30~18:30

※受付時間は診療時間終了の30分前

※水曜は午前のみ



さくらめんと耳鼻咽喉科のアクセスマップ

「セブンスター 南江戸店」から東に65m。右折し、徒歩約1分

さくらめんと耳鼻咽喉科のホームページはこちら

基本情報

店名

さくらめんと耳鼻咽喉科

住所

松山市南江戸3-1-60

電話番号

089-995-8781

営業時間

9:00~12:30、14:30~18:30

定休日

日曜、祝日

駐車場