
2025年10月8日(水)・9日(木)開催 佐田岬の先端で、港町に受け継がれる歴史を感じる2日間
愛媛県西宇和郡伊方町、佐田岬半島の先端に位置する三崎地区。
ここでは、毎年10月8日・9日に「三崎八幡神社秋季大祭」が盛大に実施されます!
この港町が一年で最も活気づく二日間♪
江戸時代から続く伝統行事が現代に息づき、地域の誇りと熱気が一体となる特別な瞬間が訪れます。
秋の旅やおでかけ先として、普段はなかなか味わえない非日常の空気を体験したい方におすすめ!
港を舞台に、歴史と文化が交差する秋祭りは、地元だけでなく遠方からの観光客や帰省者も多く訪れ、町全体が賑わいに包まれます。
牛鬼と四ツ太鼓が激突するクライマックス

この祭り最大の見どころは、江戸時代から守り継がれる「牛鬼と四ツ太鼓の練り」!
全長約10メートルの青い頭部を持つ牛鬼と、2人で叩く約10×4メートルの四ツ太鼓が、それぞれ東西に分かれて対決します。
東の牛鬼(平家側)と西の四ツ太鼓(源氏側)が、港町の未来を占うかのように、豊漁か豊作かを懸けて真剣勝負を繰り広げるこの対決。
丸太を組んだ足場で牛鬼の胴体を縦に立て、四ツ太鼓も高く掲げて、互いにもたれ合いながら一斉に倒し、どちらが上に重なるかで勝敗が決まるのだそうですよ♪
観客の熱い視線が注がれる中、両者のぶつかり合いと力強い太鼓の響き、そして地響きのような歓声が港町を包み込みます。
地域の誇りと伝統が息づく、心揺さぶる瞬間を体験しましょう!
前日に行われる伝統芸能や華やかな山車も見どころ

「牛鬼と四ツ太鼓の練り」の前日には「五ツ鹿踊」や「唐獅子舞」など、地元の人々が家々を巡り舞い踊る幻想的な風景が広がります。
子どもたちの愛らしい踊りや、勇壮な獅子舞の迫力も見逃せません!
また、乙女たちが優雅に舞う「浦安の舞」など、世代を超えて受け継がれる伝統芸能が祭りに彩りを添えます。
氏神への感謝と祈り、そして地域の絆を感じさせるひとときが、秋の夜長を特別なものに変えてくれますよ♪
さらに、三崎八幡神社秋季大祭では、個性豊かな山車が港沿いを鮮やかに彩ります。
三崎西組が出す二層の「御所車」には源義経の人形が、三崎東組の船形「甚句船」には平清盛の人形が飾られ、源平合戦の歴史ロマンが感じられる演出もお見逃しなく!
写真撮影や山車の細かな装飾をじっくり眺める楽しみもあり、歴史や郷土文化に興味のある方にとっても見応え十分♪
これらの山車は神輿には随行しませんが、道路沿いにずらりと並び、古い幕や装飾が祭りの雰囲気を一層盛り上げます。
地域の誇りと歴史が息づく祭りを体験しよう

三崎八幡神社秋季大祭は、江戸時代から続く三崎地区の氏神への感謝と祈りが込められた秋の大祭!
この祭りの期間は、遠方で暮らす三崎出身者が帰省し、地元の人々と一緒に地域の伝統を守り続けています。
地域の人々の熱意と誇りが、訪れる人々にも伝わる感動の二日間となるはず♪
お盆や正月のように家族や親戚が集い、世代を超えて受け継がれる温かな雰囲気の中で、古き良き日本の祭り文化に触れることができます。

会場となる三崎八幡神社・三崎港周辺へは、JR八幡浜駅から国道197号線を三崎方面へ車で約1時間5分、松山空港からも車で約2時間と、ドライブにも最適なロケーション!
専用駐車場はありませんので、公共交通機関の利用や乗り合わせをおすすめします。
特に三崎港フェリー乗り場付近では1時間おきに多くの車が往来しますので、移動の際やお子さま連れの方は安全に十分ご注意ください。
港町の細い路地や祭り期間中の混雑も想定されるため、歩きやすい靴や動きやすい服装での参加が快適ですよ♪
また、秋季は朝晩の気温差があるため羽織りものがあると安心。
イベント当日は公式HPで最新情報を確認し、地域のマナーを守りながら存分にお祭りを楽しみましょう!
三崎八幡神社秋季大祭の情報
開催日/2025年10月8日(水)・10月9日(木)
開催場所/三崎八幡神社・三崎港周辺
住所/愛媛県西宇和郡伊方町三崎
駐車場/なし
お問い合わせ/伊方町三崎支所 0894-54-1111