【Question】
肥満症とその治療にはどのようなものがありますか?

【Answer】
生活習慣の改善が基本ですが、必要に応じて薬による治療も行います
【Doctor's Profile】
新谷 哲司 院長
「生活習慣病にも専門性の高い治療を」との思いから開院。患者のケアはもちろん全身疾患に対するイメージの刷新にも取り組む
「肥満」か「肥満症」かを慎重に見極める!
体重が増えているだけの状態は「肥満」と呼ばれるが、糖尿病や高血圧、脂肪肝などの健康障害を伴えば「肥満症」と診断され、医学的な治療が必要となる。
「みかんの花クリニック」では、採血や体組成測定、ウエスト径の確認を行い、単なる肥満か、治療対象となる肥満症かを慎重に見極めている。

▲糖尿病や内分泌疾患に知見のある専門 スタッフが多角的に患者をサポート
診断後は、医師と管理栄養士が協力し、食事や運動習慣の見直しから治療を開始。体重や食事を記録する「グラフ化体重日記」や「食行動質問票」を活用し、自分では気づきにくい生活習慣上の課題を洗い出していく。
さらに、無理なく取り組める具体的な目標を設定し、2週間から1か月ごとの通院で振り返りを重ねることで、継続的な改善につなげている点が大きな特徴だ。

▲数分から数十分程度の手短な検査で体 組成・運動機能を測定
治療の狙いは単なる減量ではなく、健康障害を防ぎ、生活の質を守ることにある。まずは健康診断を受けて自分の体の状態を知ることが、肥満と肥満症を見分ける第一歩となる。
新谷院長は、「薬を使った治療があるという事実が、これまで肥満症で苦しんできた人の希望につながれば」と語り、患者に寄り添いながら長期的に支える診療を目指している。
本当に必要な人が使えるよう 厳格なルールがある薬物治療

▲薬剤について十分な説明を受け、患者 の希望も配慮した最適な治療を行う
肥満症治療の基本は食事療法と運動療法だが、それだけでは十分な効果が得られない場合に薬物療法が検討される。現在、日本で承認されている代表的な薬が、週1回の自己注射で使うGLP-1受容体作動薬の「ウゴービ」と、GIP/GLP-1受容体作動薬の「ゼップバウンド」だ。

▲火・水曜日は20時30分まで診療して おり、仕事終わりでも通院しやすい
いずれも食欲を抑え、体重減少を助ける効果がある治療中も必ず食事・運動療法を継続することが求められ、効果がなければ中止となる条件も設けられている。
新谷院長は「薬はあくまで生活習慣改善を支える補助的な手段。正しい知識のもとで活用することが大切」と強調する。
みかんの花クリニックの施設情報と診療時間・休診日

| 施設名 | みかんの花クリニック |
| 電話番号 | 089-993-8725 |
| 住所 | 松山市藤原町617-13 |
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 14:30~17:30 | ● | △ | △ | ● | ● | ― | ― |
※△火・水曜は20:30まで診療
※第1・3・5日曜と祝日は休診
みかんの花クリニックのアクセスマップ
国道56号沿い「テレビ愛媛」隣。「松山市駅」から徒歩8分。「土橋駅」から徒歩6分
みかんの花クリニックの基本情報
店名
みかんの花クリニック
住所
松山市藤原町617-13
電話番号
営業時間
月・木・金曜9:00~12:30、14:30~17:30、 火・水曜9:00~12:30、14:30~20:30、 土・日曜9:00~12:30
定休日
祝日 土曜午後、日曜午後
駐車場
有