
家族で愛媛20市町を制覇中!「いいとこ発見隊」自称隊長の「うさかか」です。
10月も残すところ1週間余り、最近は寒く感じる日が増え秋の気配を感じますね。
みなさんは「○○の秋」といえば何を想像しますか?
我が家は先日、「芸術の秋」を満喫しようと伊予郡砥部町にある砥部町陶芸創作館へ。
副隊長の「うさとと」、にこにこ、のんびり屋の「うさのん」、そして家族のまとめ役、しっかり者の「うさりん」の小学生コンビと一緒に出かけてきました。
砥部町陶芸創作館は砥部焼の歴史や魅力も知ることができる施設
以前から「ろくろ体験がしたい!」と話していたうさのん。
子どもでも体験ができる場所を探していたところ「砥部町陶芸創作館」で体験ができると知り、家族で訪れることにしました。
朝は少しお天気が悪かったのですが、到着時には晴れ間が広がり、子どもたちもわくわく全開!
予約時間より少し早めに着いたので、まずは施設の周辺をぐるっと探索してみました。
約240年続く砥部焼の歴史についても知ることができましたよ。

住宅街を走って行くので少し不安になりますが、看板が出ているのでそれを目指して進んでくださいね。

壁に砥部焼で「砥部町陶芸創作館」と書かれています。
壁沿いに道なりに上がっていくと会館と駐車場があります。

駐車場は広く、会館の前と裏手にもあるので安心です。

敷地内は陶壁で飾られています。
ひとつひとつがとても個性的で、見ていてとても楽しいです。

会館前では砥部焼の歴史についても知ることができます。

会館裏の駐車場から「大下田1号窯」を見学することができます。
この窯は、砥部町宮内の大下田より発掘されたものをこちらに復元したとのこと。

全長15メートルの登り窯で、江戸末期に使われていたものだそうです。
傾斜を利用して効率よく焼き物を焼く工夫がされており、当時の技術の高さを感じます。
こうした歴史ある窯を間近で見られるのは、とても貴重な体験です。
館内も見どころ満載!砥部焼の魅力を体感
敷地内でも砥部焼の魅力たっぷりの砥部焼陶芸創作館ですが、館内に入るとさらにワクワクが広がります。
入り口には砥部焼をイメージした白×青の模様が入った自動販売機も設置されており、それだけでもテンションupです。
館内に入ると砥部焼の白磁が目を引く砥部焼人形の「とべっと君」が出迎えてくれます。
左側のフロアは「絵付け体験」ができるスペースや展示販売コーナーもあり、砥部焼の魅力や楽しさがいっぱいでした。

住宅街の中にあるので、とても静かで落ち着いた雰囲気がします。

手書きの看板がとっても可愛いです。
わくわくしてきました♪

砥部町の「自然・歴史・文化・砥部焼」にちなんだ53のポイントを巡る「陶街道五十三次」スタンプラリー。
こちらは45番ポイントです。無期限なのでチャレンジしてみてもいいかも!

陶芸創作館のマスコット「とべっと君」。
砥部焼陶芸塾卒業7期生の方が制作した砥部焼人形です。
透き通るような白磁の美しさに思わず見入ってしまいました。

館内には砥部焼の展示販売コーナーもあります。
湯のみやカップ、お皿などの作品が並び、お土産にもよさそうです。

こちらは「絵付け体験」ができるスペース。
この日もたくさんの方が体験に来られていましたよ。
何に挑戦する?体験コースは「絵付け」「ろくろ」「手びねり」の3コース
今回の目当ての砥部焼体験は、目的や年齢に合わせて選べる3つのコースが用意されています。
まず、「絵付け体験」は、素焼きされたお皿や湯呑みなどの器から好きなものを選んで絵付けができます。
こちらは予約不要で当日受付も可能なので、気軽に楽しみたい方や小さなお子様にもぴったりです。
(10名以上の場合は要予約)
「ろくろ体験」は、電動ろくろを使って粘土から器を作る本格的な陶芸体験。
まるで職人さんになったような気分が味わえます。
一方、「手びねり体験」は、手回しろくろを使って粘土を指先で伸ばしたり、広げたりしながら器を形作る体験です。
判などを押して模様をつけることもでき、自分らしいオリジナルの器が作れます。
「ろくろ体験」と「手びねり体験」はいずれも事前予約が必要なので、体験される際は忘れず予約をしてからおでかけくださいね。
どのコースも魅力たっぷり!目的やスケジュールに合わせてコースを選んでみるとよさそうです。

絵付けコースは400円~(所要時間 30分~2時間)、ろくろコースは1名2,000円(所要時間 約30分 )、手びねりコースは1名2,000円(所要時間 約1時間 )
※注 写真には旧料金が記載されていますが、現在の絵付けコースは400円~に変更されています。(2025年10月現在)

会館の左側にある成形コーナーでろくろ体験や手びねり体験が行われていました。

作業台は家族やグループごとに分かれていて、スタッフの方が丁寧にサポートしてくれるので安心です。

洋服が汚れないように、無料で作業用ズボンを貸してくれます。

身長138cmのうさのんが着ると、こんな感じです。
砥部焼ろくろ体験スタート!小学生コンビが器作りに挑戦
準備が整ったら、いよいよ器作りのスタートです。
まずは砥部焼についてスタッフの方から簡単な説明を受け、どんな器が作りたいかイメージしていきます。
電動ろくろを使って本格的な陶芸の雰囲気を楽しめるこちらのコースですが、スタッフの方がマンツーマンで丁寧にサポートしてくれるので、小学生でも安心してチャレンジできます。
どんな作品ができあがるのか楽しみです♪

まずはスタッフの方が土の準備をして、ろくろの使い方などのデモンストレーションをしてくれます。

作業工程を説明しながら、次々と器が作り出される手さばきに、子どもたちの目もキラキラ。
「おー!」「すごーい!」と大興奮。

うさりんが最初にチャレンジです。作りたいのは「マグカップ」。
スタッフの方の手を借りながら、少しずつ丁寧に形を整えていきます。

こちらが出来上がり!
持ち手は後からスタッフの方が取り付けて焼き上げてくれます。(追加600円)

続いてうさのんが挑戦。「湯のみ」を作ります。
本当は小さめの可愛い湯のみを作りたかったのですが、さすがに初めてでは少し難易度が高く通常サイズに変更。

かなり大きく感じますが、素焼きで1割、本焼きで1割と最終的には2割ほど小さくなるとのことで、大き目に仕上げています。
素焼きが出来上がるのが楽しみです♪
今回は、砥部町陶芸創作館で子どもたちがろくろ体験に挑戦してきました。
小さな手から器が作り出される様子をみていると、まるで魔法のようで、親の私たちも思わず見入ってしまいました。
「今度は私たち大人も体験してみたいね。」とうさととと話ながら帰路に。
素焼きが11月には出来上がる予定なので、次回はその作品に絵付けをしに行く予定です。
またその時の様子もレポートでお届けしますね。
【砥部町陶芸創作館 情報】
訪れた施設名/砥部町陶芸創作館
住所/ 〒791-2133 愛媛県伊予郡砥部町五本松82-82
駐車場/あり
開館時間/ 9時~17時(入館は16時まで)
休館日/ 毎週木曜日(祝日の場合はその翌日) 12月29日~翌年1月3日
料金/ 絵付け体験 400円~
手びねり体験 一人2,000円~(材料費、焼成費、使用料含む 作品に絵付けをする場合はプラス200円 要予約)
ろくろ体験 一人2,000円~(材料費、焼成費、使用料含む 作品に絵付けをする場合はプラス200円 要予約)
電話番号/ 089-962-6145
メール/ sosakukan@aqr.e-catv.ne.jp