
2026年2月17日(火)~19日(木)伝統文化と地域の温もりに包まれる特別な祭礼
愛媛県大洲市八多喜町の祇園神社で開催される「大洲八多喜祇園まつり」。
3年連続となる今回は2026年2月17日(火)から19日(木)まで、真冬の空気に包まれて3日間にわたり行われます。
地元では「八多喜のお祇園様」として親しまれるこのお祭り、澄み切った冬の中神聖な空気と温かな人の輪が境内を満たしてくれることでしょう。
歴史と神話が息づく祇園神社で、心に深く残る感動体験を

大洲八多喜祇園まつりの魅力は、その悠久の歴史にあります。
祇園神社は天慶2年(939年)、京都の祇園神社から分霊を勧請されて創建されたことがはじまりだそう。
大洲藩主たちの崇敬を受け、歴代藩主も勤労交代の際には海上安全や様々な祈願のために参詣し、奉幣を行ったという逸話も残されています。
主祭神は八岐大蛇退治の神話でも知られる勇気と強さの象徴・素盞嗚尊(すさのおのみこと)、そして豊穣や家内安全、夫婦円満のご利益で親しまれる奇稲田媛命(くしなだひめのみこと)。
伝統と神話の息吹を感じながら、日々の健康や家族の幸せを祈ることができる貴重な機会となります。
由緒正しい神社の境内で静かに手を合わせる時間は、忙しい毎日から離れて心を整える特別なひとときとなることでしょう。
全18演目の藤縄神楽、大切に受け継がれた悠久の時に想いを馳せる

この祭りでぜひ体験したいのが、最終日に奉納される藤縄神楽です。
大洲市藤縄・柳沢・田処地区で大切に受け継がれてきた採物神楽(とりものかぐら)であり、本年度は2026年2月19日(木)13時頃から神社にて披露されます。
神楽奉納記録(栗田家文書)によると弘化2年(1845年)には神職神楽として奉納されていたと記録されており、明治以降は地域神楽師による伝承に引き継がれました。
「前の口」から「薙刀の舞」まで全18演目で構成され、扇・刀・弓矢などを使いながらダイナミックに舞を披露。
太鼓や笛の調べが響き渡り、一体感のある空間が広がります。
中でも「悪魔払鬼四天」の演目では鬼と観客とのやり取りがあり、伝統の中にも大衆娯楽としての親しみやすさが感じられます。
最終には餅まきも、大洲の歴史を感じる時間を過ごそう

祭りの締めくくりとなる2月19日(木)17時から餅まきが予定されています。
厄除けや福を願うこの行事は毎年大人気。
子どもから大人まで笑顔があふれ、会場は温かな雰囲気に包まれます。
祭り期間中は出店コーナーも賑わい、地元食材を使ったうどんやいなり寿司など、冬にうれしい味覚が並びます。
伝統芸能や餅まきと合わせて、季節の食もぜひ楽しんでくださいね。
2月の大洲は朝晩の冷え込みが特に厳しいため、防寒対策を万全にしてお出かけを。
温かい飲み物やカイロを持参すれば、参拝や出店めぐりも一層快適に過ごせますよ。
伝統と人のぬくもりにふれる3日間、ぜひ現地で体感してみてくださいね。

令和8年大洲八多喜祇園まつりの情報
開催日/2026年2月17日(火)~2月19日(木)
開催時間/10:00~16:00
開催場所/祇園神社
住所/愛媛県大洲市八多喜町
料金/なし
駐車場/なし
お問い合わせ/八多喜商工会(綿六)0893-26-0712 祇園神社 0893-26-1053