
長年愛媛に店を構える老舗洋食店には、愛され続ける理由があります。常連から人気が絶えないひと皿や、ご主人の人柄まで。老舗の魅力に迫ります。
今回紹介するのは、1986年創業・Taverna La SERa (タベルナ ラ・セーラ)。
パイオニアの教えを胸に。受け継いだ鉄板で焼く、至高の味
今年4月で創業40周年を迎える「ラ・セーラ」。

日光が差し込む明るい店内。壁には著名人たちのサインやメッセージがぎっしり

しっとり落ち着いた雰囲気のテーブル席も。おひとり様用の席も設けられている
店主・亀井さんは県内の洋食店や東京の名店で経験を積み、日本のイタリア料理界のパイオニア、アントニオ・カンチェーミ氏に師事して本格的にイタリア料理を学んだ。
自身が好きな「パスタ」を軸にした独立を目標に、30歳を目前に貯金ゼロで花園町に店を構えた亀井さん。
▼シェフ・亀井さん

日本におけるイタリア料理の第一人者、アントニオ・カンチェーミのもとで修業し、30歳頃に独立。今も変わらずその腕をふるっている。
看板メニューに選んだのは、当時はまだ知名度の低かった、平たい板状のパスタを使う「ラザーニャ」だった。
かつて勤めていた店の退職時に譲り受けた鉄板を使い、本場のトマトソースではなくミートソースを生かした、現在の名物メニューを完成させた。
▼ラザーニャ

自家製パスタとホワイトソース、ミートソース、3種類のチーズを層にして焼き上げた一品。ハーフサイズもあり
《店主のこだわり》
創業当時から変わらない鉄板で、熱々のまま提供。ひと皿にタマネギを丸ごと1個使い、甘みを引き出している。
※売り切れ次第終了
「夕暮れの食卓」で味わう、ささやかな幸せ
その後、現在の場所へ移転してからも人気は衰えず、「ラザーニャ」に合う自家製ロールパンやドリンク、他の料理と組み合わせて楽しむ人も多い。

「ラ・セーラ」オリジナルラベルのワインを提供するなど、ドリンクも充実している
家族で営んできた温かな接客と、どこか懐かしさを感じる空気感も相まって、心を癒やしに足を運ぶ常連客も少なくない。
店名の「タベルナ」は大衆食堂、「ラ・セーラ」は夕方を意味する言葉。
▼にんにくと赤唐辛子のスパゲッティ

生ニンニクの香りが存分に感じられるペペロンチーノ。別添えの粉チーズを上からふりかけて、味の変化も楽しんでみて
ここで味わえるのは、夕暮れどきに家族と食卓を囲むような、ささやかで幸せな時間だ。
イタリアの情景を思い浮かべながら、肩肘張らずにイタリア料理を楽しめる一軒として、これからも変わらず人々を迎え続けていく。
\常連さんの声①/
看板メニューのラザーニャと若鶏のオーブン焼きバルサミコソースを毎回必ず頼みます。
(松山市・女性・30代)
\常連さんの声②/
初めて食べたとき、ラザーニャの美味しさに衝撃を受けました!
(松山市・女性・40代)
\こちらもオススメ!/
◆ 洋食メニュー ◆
・若鶏のオーブン焼き
・若鶏のグラタン
・海老のグラタン
・トリッパと4種豆のトマトソース煮
・自家製無添加ロールパン
※メニュー価格は店舗へ確認を

▼Taverna La SERa (タベルナ ラ・セーラ)の場所はこちら
▼Taverna La SERa(タベルナ ラ・セーラ)の基本情報
店名:Taverna La SERa (タベルナ ラ・セーラ)
住所:愛媛県松山市千舟町3-2-4鴻池ビル2F
電話:089-934-6008
営業時間:11:00~15:00、18:00〜21:00
定休日:水曜、第3木曜
駐車場:無