―昨日の松山公演はお疲れ様でした！愛媛の会場の盛り上がりはいかがでしたか?

中島さん（以下：N）／いやぁ～すごかったです！

佐藤さん（以下：S）／今回、颯太（中島）から登場する演出だったんですけど、颯太がステージに出てきた瞬間すごい拍手と会場の盛り上がりでした！ ステージ裏にいてもそれが伝わってきて、メンバーのギアも2倍、3倍に上がったっていうぐらいでした！

N：本当に、過去イチぐらいの盛り上がりでした！

―今回の愛媛入りで、何か美味しいものは食べられましたか?

N:昨日は会場入りしてそのままライブして、ごはんには行かずに終わったので、今日のお昼が楽しみです！

―何を食べられる予定ですか？

S：愛媛と言えば「鯛めし」だと思うので、今日は「鯛めし」を食べたいと思っています！

―12月末まで続くツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2022 "FAN FAN STEP"」ですが、構成・演出で特にこだわった部分を教えてください。

S：今回「FAN FAN PROJECT」という大きなプロジェクトの第2弾としてツアーを回っています。第1弾の「FAN FAN HOP」というツアーの時は、半分お芝居やカバー曲を入れて構成されていましたが、第2弾の「FAN FAN STEP」では、自分たちの曲とパフォーマンスだけでやっています。電車があって、電車にのってみなさんと一緒に旅をしていくコンセプトになっています。

―第1弾とは全く違う視点から楽しめるということですね。第3弾でもそういったツアーを考えられているのですかね？

S：開催自体はまだ決定していませんが、今回のようにシングルをリリースしてからこういったツアーを回れたらと思っています。内容は本当に未定です！

―「FAN FAN PROJECT」の第2弾のシングルとなる『Choo Choo TRAIN』が11月16日にリリースされますね。私も早速聴かせていただきました。FANTASTICSさんらしい、とてもキラキラとして爽やかな印象を受けました！日本人で知らない人はいないであろう名曲を今回カバーするにあたり、表現などで意識したこと、工夫されたことはありますか?

N：ZOOさん、EXILEさんと続いて受け継がれてきたみなさんがよく知っている曲なので、いろんな見方をされるプレッシャーもありました。でも、こうやってFANTASTICSのシングルとしてリリースさせていただくので、“自分たちの曲”として作り上げることを意識しました。亀田誠二さんに編曲していただいたのですが、すごく素敵なFANTASTICSらしいオケを作っていただいたので、自分たちの気持ちを入れながら、「夢は実現できる」というような前向きな希望を感じられる歌声と、リズム感を大切にして作らせていただきました。

―パフォーマーとしてのこだわりってあったりしますか。

S：今回カバーするにあたり、HIROさんとも何回かやりとりをさせてもらって、やっぱりZOOさんの時代から受け継がれてきたサビの振り付けはそのままいこうという話になりました。それ以外は、世界さんがFANTASTICSのために作ってくれた振り付けです。特にファンのみなさんは、頭のロールダンスでZOOさん、EXILEさん、どちらも回り方が違っていて、「今回FANTAがどういう回り方をするんだろう？」と楽しみにしてくださっている方が多いですね。EXILEさんがやっていた回り方を取り入れつつ、FANTASTICSらしさも出ているので、ぜひTikTokで踊っていただけると嬉しいです！『Choo Choo TRAIN』を知らない若い世代の方にも知ってもらえたらいいなと思います。

―新しく制作された『Choo Choo TRAIN』のMVは、どのような仕上がりになっていますか？

N:注目ポイントであるロールダンスもありますし、キッズたちにも出てもらっています。僕たちも小さい頃にZOOさんやEXILEさんのパフォーマンスを見て、「こういう人になりたい！」と思って、『Choo Choo TRAIN』を歌っていて、今こうして自分たちが今のキッズたちに夢を託す立場になれている、そんな繋がりを感じることができました。あと、ロールダンスの真ん中に大樹くん（佐藤）がいます！そこも注目してほしいです（笑）

―カップリングされている、『ギリギリRide it out』はアニメのタイアップ曲としてリリースされたんですよね。疾走感のあるカッコイイロックサウンドだと思いました。みなさんの中で、お気に入りの歌詞や、ここ聞いて！というポイントを教えてください。

N:僕が好きな歌詞は＜「シアワセ」の生存確認できる 僕らは生きてる＞という部分です。入間くん（アニメ「魔入りました！入間くん」の主人公）のキャラの感じが入っているなと思って。アニメも踏まえつつ、曲としても大切に歌いたいと思っているフレーズですね。

S：僕は颯太のラップの部分が躍っていてとても好きです。ラップは他の曲でも颯太が先陣切ってやっていて、グループとして定着しつつあるなと思っています。とにかくめちゃくちゃ踊れます！ 今回のツアーで初披露させていただいているんですが、世界さんが作った振り付けで、パフォーマーみんな熱が入っています。

―もうすぐ2022年が終わりますが、この1年振り返ってみていかがでしたか?

S：2022年はグループ全員での仕事はじめがライブで、12月28日までライブが続くので、“ライブではじまり、ライブで終わる”ものすごく充実した1年です。

N：FANTASTICSのツアーだけでなく、EXILEさんの活動や、「BATTLE OF TOKYO」にも出演して…。今後控えているものも含めて、今年のライブ本数は90本です。

S：13日間で11公演やってたときもありました。これLDHで初らしいです（笑）

―えぇ！？それはライブ尽くしの濃厚な1年でしたね。

N：はい。メンバーそれぞれの活動も充実していましたね。大樹くんをはじめ、俳優業をしているメンバーもいたり、モデルや情報番組に出るメンバーもいたり。それぞれの活動を、テレビなどを通して見るのも楽しかったですね。

―メンバーの活躍を見ると、やはり励みになったりするものですかね？

N：そうですね。あと、自分の活動をメンバーが見てくれると嬉しいですね。

―12月に4周年を迎えられますね。5年目でグループとして、個人として、チャレンジしたいことはありますか？

N：個人的なチャレンジで言うと、自分の曲をFANTASTICSで出したいです！

S：お～いいね！

N：個人的にずっと勉強はしていて、まだ形にはなっていないので、どこかで作詞でも作曲でも、音楽づくりに携わりたいです。グループとしてチャレンジしたいことは、ゴリッゴリに踊って歌うFANTASTICSの新たな一面を見せられる曲を出せたら良いなと思っています。

―佐藤さんはいかがですか？

S：グループでいうと、FANTASTICSがデビューする前に京都の「車折神社（くるまさきじんじゃ）」で、5年後の夢を絵馬に書こうってなって、僕はその時「FANTASTICSでアリーナに行きます」って書いたんです。それが2018年。ちょうど2023年が5年目になるので、アリーナのステージに必ず立ちたいと思っています。

個人としては、現在も連ドラに出させていただいているんですけど、GP帯（ゴールデンプライム帯）のドラマに出演したいです。目指せ、日曜劇場！ということで！

―何かやってみたい役はありますか？

S：虎視眈々と上場企業に立ち向かうハングリーなサラリーマン役とか、探偵役とか…。いろんな役にチャレンジしたい気持ちがあります！

―最後に、愛媛のファンのみなさんに、メッセージをお願いします。

N：松山のライブは本当にパワーがあって、それがすごく嬉しくて、また早く愛媛に帰ってきたいと思いました。パワーや幸せを届ける側で来たんですが、逆に愛媛のみなさんにパワーをいただいて、感謝しています。またイベントやライブでも盛り上げたいと思っていますし、FANTASTICSはこれからもライブやテレビでパフォーマンスをしていくので、ぜひチェックしていただけると嬉しいです。

S：愛媛といったら白濱 亜嵐くんというイメージがあって、亜嵐くんの実家にも行ったことがあってその時は地元の温泉にも入りました。愛媛はすごく温かくて好きな場所です。今後ツアーをするときは、必ず愛媛公演をしたい！と本気で思ったので、愛媛のみなさんの応援に応えられるよう歌い続けていけたらと思っています！ これからも応援よろしくお願いします。