【南予みらい逸品堂vol.4】みま米のドレッシングin宇和島

2021.11.4 えひめのあぷり編集部

近い未来、愛媛を代表する存在になるかもしれない!? 南予で作られる“未来の逸品”を探し求める企画『南予みらい逸品堂』。その調査隊員からのレポートをお届けします。

今回の調査エリアは「三間」!

こんにちは!こんにちは!「南予みらい逸品堂」調査隊・ひかりりです。
すっかり秋も深まり、食べ物が美味しい季節がやってきましたね。ついに我が家の米櫃にも新米が入り、日々お米の美味しさに感動しながら1食1合のペースで食べています。

お米といえば、愛媛県内でも豊かな自然を活かした生産や販売に取り組んでいる地域がたくさん!今回は、そんなお米の産地の一つ、「みま米」を作っている宇和島市の三間エリアにお邪魔しました!

「道の駅みま」へ到着!

「みま米」を使った調味料があるという情報を入手した私は、ひとまず教えてもらった場所へ。
松山インターチェンジから車で約70分、三間インターチェンジを降りるとすぐ見えてくる「道の駅みま」が今回の調査場所のようです。

木の温もりと窓から心地よい光が感じられる特産品販売コーナー。

あっ、調味料発見!! 目立つところに色違いのラベルのドレッシングが、たくさん。これはかなりの人気シリーズみたいですね。

その隣にはミニサイズの「みま米」や、地元の吟醸酒を使ったジュレなどが。どれも手に取りやすいサイズ感と、可愛らしいパッケージが魅力的です!

私もお土産に買って帰ろうかな~。

そんなことを考えながら調査のことを半分忘れてお土産選びをしていた私に、
「このドレッシングも、ジュレも、実は道の駅みまのオリジナル商品なんです」とスタッフさんが教えてくれました。

声をかけてくれたのは、道の駅みまの支配人・岩本順子さん。

「岩本さん、もしかして、このドレッシングの中に、
“みま米”が入っている商品が・・・!?」

「あります・・・!!」

おお・・・!! 調査続行です!

ついに発見! 噂のドレッシング

「道の駅みま」のオリジナルドレッシングたちを並べてみました!!
こだわりのラベルデザインは、ダイニングテーブルに置いても違和感のないデザインにする点を意識したそうです。たしかに、並べて置いておきたくなりますね。

写真の右側から順に、鬼北町産のゆずを“手搾り”で果汁にして使用した「手搾りゆずドレッシング」、木で実らせたまま完熟にする松野町の南高梅を使った「完熟南高梅ドレッシング」、三間で穫れた玉ねぎの食感が楽しめる「玉ねぎたっぷりドレッシング」、そして、三間と同じ宇和島市内の吉田で穫れたグリーンレモンを使った「グリーンレモンドレッシング」!

そして、向かって左側手前にあるのが、「みま米」の米粒がたくさん入った「みま米しょうゆ糀(こうじ)ドレッシング」です!

南予のいろいろな逸品がドレッシングで味わえるということですね! 素敵!

岩本さん曰く、当初はシリーズ4作目の「グリーンレモンドレッシング」で完結するつもりだったそうですが、「みま米」を使ったドレッシングを希望する声を受け、ついに2020年8月に販売開始したのがこの「みま米しょうゆ糀ドレッシング」なのだとか。

最初はお米をドレッシングにすることに関してなかなかイメージが湧かなかった、と岩本さん。試行錯誤の結果、「みま米」で米糀を製造した後、宇和島市内の「宮居醤油店」さんの醤油で「しょうゆ糀」を作り、それをドレッシング状にすることで商品化が実現したそうです。

実際に食べてみた!

そのまま形を残した米粒のつぶつぶ感にもこだわりが光ります。

美味しい!!

糀特有のまろやかな風味が特徴的で、新鮮な野菜にはもちろん、ローストビーフなどの肉料理にもぴったり! 「みま米」に無限の可能性を感じる機会となりました。

オリジナルドレッシングは、単体での購入はもちろん、ギフトボックスでも販売しているので、贈答品やふるさと納税の返礼品としても大活躍!

他にも、「道の駅みま」で販売しているお米や野菜たちには、生産者さんの顔や生産履歴がスマホで確認できる二次元コードが付いているなど、“生産者さんや地域とのつながりが見える”ものがたくさんありました!

まとめ

今回は「道の駅みま」のオリジナル商品「みま米しょうゆ糀ドレッシング」とその仲間たちをご紹介しましたが、いかがでしたか? 自然豊かな南予の各地で穫れた素材をふんだんに使ったドレッシングは、まさに南予の逸品! みなさんもぜひチェックしてみてくださいね。

「南予みらい逸品堂」では、引き続き南予の逸品を調査&ご紹介していきます!次回もお楽しみに!

P.S.かける前に振ると米粒がバランスよく出るのでおすすめです。