【連載】MP劇場本拠地へ潜入せよ!!! ~坊っちゃん劇場KANO×愛媛マンダリンパイレーツ特別コラボ~

タウン情報まつやま6月号から連載スタートした特別コラボ企画「MP劇場」。
日本統治下時代の台湾の嘉義農林学校野球部を題材にしたミュージカル『KANO～1931甲子園まで2000キロ～』を上演中の「坊っちゃん劇場」と、四国4県を活動地域とするプロ野球独立リーグで戦う「愛媛マンダリンパイレーツ」が“野球”というキーワードで繋がり、お互いの本拠地へ潜入する特別企画です。

今回は「KANO」に出演中の役者3人が、愛媛マンダリンパイレーツの練習場へ潜入してきました!

今回の登場メンバー

（上段左から）
●副キャプテン　堀川優斗選手
2001年11月3日生まれ。愛媛県松山市出身。背番号5・外野手。2022年に入団。

●キャプテン　浅井玲於選手
2000年4月25日生まれ。大阪府出身。背番号10・外野手。2023年に新入団。

●副キャプテン　ピダーソン和紀選手
2000年7月24日生まれ。熊本県出身。背番号16・投手。2023年に新入団。

（下段左から）
●周大成役　鎌田武蔵さん
愛媛県松山市出身。「KANO」第1期から出演（第3期から周大成役）。

●近藤加代子役　脇山尚美さん
東京都出身。「KANO」第1期から出演。

●ラチャイ役　上西郷太さん
北海道出身。「KANO」第3期から出演。

練習メニューを体験!

早速、役者3名が、選手とマンツーマンになって野球の基礎を伝授してもらいました! 特に球児役の上西さんと鎌田さんは、舞台上で生かせると大興奮!

ピダーソン選手に基本のボールの握り方を教えてもらう脇山さん

愛媛県出身の2人。鎌田さんのスイングを見て「言うことない!」と大絶賛の堀川選手

上西さんと鎌田さんはバッティングの練習も。見事打てたときは全員で大盛り上がり!

1対1でキャッチボールも! 選手の重い球に驚く「KANO」メンバー

KANOの役者 → 愛媛MPの選手へ　今、伝えたいメッセージ

役者のみなさんから選手のみなさんへ、伝えたいことや野球への想いを聞いてみました！

脇山さん：
野球を通して、愛媛の舞台芸術×スポーツの文化が一緒に盛り上がっていけると感じています。共に頑張っていきましょう! ぜひ「KANO」の女子メンバーでチアリーダーやってみたいです!

鎌田さん：
僕自身、「KANO」で初めて野球に関わりました。この作品がきっかけで野球に興味を持ったので、愛媛MPさんの試合も早く観に行きたい! 客席で精一杯応援したいです!

上西さん：
4月の開幕戦で、急遽始球式に参加させていただきました。始球式って男の夢なんですよね。体験できて最高でした。劇中のセリフにあるように「生まれてきてよかった」!

独占! 特別インタビュー

特別にインタビューを実施！脇山さんの質問に答えてくれたのは、ピダーソン選手。

Q 幼い頃から野球一筋ですか？
A 幼稚園の頃から始めて、小学1年生からチームに入りました。父に一番褒められたのが野球だったんです。今はNPBを目指していて、スカウトは大体25歳くらいまでなので、ここ数年が勝負の年です。野球でいろいろな国に行ってみたいという夢があります!

Q 役者も体調管理を気を付けているのですが、選手のみなさんが日々の生活で心掛けていることは？
A 食べ物はできるだけ消化が良く栄養価が高いもの。当日に揚げ物を食べると動きが悪くなることがあるので控えています。自分は先発ピッチャーなので、試合開始2時間前からは何も食べないですね。

Q そんな体調管理が上手くいかず、辛い状況になったときもありますか？
Aお腹を下したときが大変ですね。力が入らないので。
―わかります! 私も腸炎のとき大変でした。お腹痛いのって辛いですよね!

Q なぜ野球選手は、お尻がぷりっとしているんですか？（笑）
A よく使うからじゃないですかね（笑）。選手は“除脂肪体重”を考えているので、全身鍛えることが大事です。休んでいるときに筋肉は大きくなるので、週1日のオフの日もしっかり休みます。